今日もタブラオ三昧。

(31 Enero,2010)
  


今日は私のファボリータ(お気に入りな)バイラオーラ、
マヌエラ・リオスが踊る日だったので、
Yちゃんプラス、工房のメンバーも誘って出かけました。
私が個人的に好き!な踊り手だからなのか、
ぜひ見てほしい!と皆を引き連れてきた責任から緊張しているのか、
マヌエラの姿が出てきたら、私の心臓もバクバク言ってました。(珍しいこと)
なぜにこんなに彼女の踊りが好きなのか???と自分で考えてみました。
きっと私が自分で求めている頂点(頂点なんてありえないのですが)のような踊りだから
なのかも・・・と。
彼女は踊るとしたら、シギリージャとかソレアとか。基本的に暗い曲。
彼女の踊りの中には、
他の踊り手には見ない何か特別な尖った刃物のような緊張感(鋭さ怖さ強さ)をいつも見ます。
どこか皆とは特別に違う何かを彼女に見ます。
本日も踊ったのはソレア×ブレリア。(×をポルと読むのでこのように略して地元では書きます)
彼女には珍しく髪に赤い小さな花が頭のてっぺんと脇と2ヶ所ついてました。
だいたい花は何もつけていなかったり、ローズマリーの葉をペイネタのようにつけていたり、
基本的に暗い地味な姿が多いのですが、赤い花がついていたのでした。しかも2つ!
で、今流行の小さなペイネシージョを2つ並べて。
案の定、踊りだしたらまもなく花は振り落とされました。
髪もぼろぼろ。来た来た〜!!!ってかんじです。
叩かれたら一発で死んでしまいそうなすごいパルマ。
顔が小さいからか手がすごく大きく見えるんです。
踊り終わったら日本人フラメンコを見続けているYちゃんが、
「うーん、こういうの、ないねぇー」と。
私もその感想はほとんど間違いなくあってるような気がします。
どう考えても、いくら日本人の踊りがすごく上手でも、この怖さ、緊張感は、
日本人には出せないような気がします。魔物のような毒とく…まちがえ!独得な。
ということで、私は彼女の踊りが大好きです。
で、スペイン人の工房メンバーは、皆そろって、
「サライのほうがいいー」とか言うんです。








もちろんサライもいいですよぉー、同じくらいに。というのか、それ以上にと言うのか。。。
これは比べられないものなのですが、
真っ先にそろってそう言うのでした。
スペイン人たちが言うには、マヌエラの踊りは「上半身が動きすぎ!」なのだそうです。
工房のメンバーは、衣装製作のプロではあってもフラメンコを自分で踊ったりはしないので、
スペイン人の一般人の感覚のみのコメントではありますが・・・。でもこれは地元人の
ごくごく普通の感覚で見たフラメンコの踊りに対する感想なので、
すごく参考になりました。
一応、ギターのソロなんかもあったのですが、今日のギターはブーイングさせてください。
写真撮る気もなし。
環境音楽だかなんだか知りませんが、メリハリとかは全くなく、
小川の水の流れのような、ずーっと水が耐えずにチョロチョロ流れているような、
存在感の薄い朗読用のBGMのようなものでした。
「アルハンブラの思い出」のようなああいうメロディーがあるものとも違う、
後に何も残らないものでした。
好みの問題かも知れませんが、タブラオでこれを聴いて喜ぶ人は少ないと思います。
ギターの方には、せっかくのソロなら、かっこよくビシッとやってもらいたいところです。
別に技術が・・・と言うことではなく、踊りの伴奏の時には良かったので、
ソロの時には俺はギターだー!どーだー、まいったかー!ってのが聴きたいと
私は望みます。





さて、本日のシモフ会場で、すごく違和感あって、気になるものを見たのでした。
初日のファッションショーで新人賞を取ったデザイナーの作品が
マネキンで会場内に展示されているのですが、
なんか女装しているみたいで、カツラつけてないからでしょうか???
そんなちょっと不気味なものを見たあとに、
ファッションショーを見たので、
我らのモデル、マリア・ホセ・スアーレス・ハポン(←日本)さんが、
一段とお美しく見えました〜。我らと言ったって、
さかのぼって日本の血が入っているということで、
勝手に私が同郷心を感じているだけです。
過去にミス・エスパーニャだったセビージャ出身です。





実は、今回のシモフのファッションショーで、
「これだけはどうしても絶対に見逃せない〜!」と私の一番の期待が明日(最終日)あります。
衣装ももちろんですが、デザイナーの気質と趣味とから、
きっと楽しませてくれるステージに違いないと思うのです。
今年はどう出てくるものか楽しみです。





クラシコエスパニョール、大型タブラオ。

(30 Enero,2010)
  


今日は、スペイン観光局ご推薦?ということではないのですが、
スペイン舞踊はこんなにありまっせ〜と外国人に紹介するべく存在している
大型タブラオにYちゃんを連れて行きました。








クラシコエスパニョールを踊るところって、日本で少ないのではないかと思うので、
カスタネットやマントン、アバニコをふんだんに使うタブラオも見てほしかったので。
あと現地の衣装や装飾も。
まだ忙しすぎて、感想を聞いていないのですが、ちょっと楽しみかも。
私はこのタブラオはしょっちゅう行っているので、ちょっと疑惑(私の中で)の
エミリオの靴に全エネルギーを集中。
赤と黒のスパイダーマンみたいな靴をはいているのですが、
赤い靴に自分で黒い油性マジックで塗った?
と思わせる発色の黒。
踊りも誰よりも良いのですが、でも彼の靴が気になって仕方ない・・・・。
ここの座長というか、いつもトリで踊る団長、グロリア姉さん。
衣装も毎回凝っていて、同じ衣装を着ても、マントンシージョを変えてみたり、
それも、ただシンプルにつけるのではなく、ちょっとした小細工というか、
ちょっとした気遣いがあって、いつも彼女の衣装を見るのは楽しみです。
今日は、衣装と同じ色の無地のシンプルなマントンを前方につけるのではなく、
横につけてました。
なので、シルエットですごくほっそりと見える瞬間があったり、
なかなかこれもいいかな、と思ったのでした。












さて、明日は、私の趣味で、私の見たいところに連れて行っちゃいます。
日替わりメニューでメンバーが変わり、ロスガジョス御用達バイラオーラの、
私のお気に入りバイラオーラ。
工房のみんなも巻き込んで、女6人で乗り込みます。
3人女で姦しい!ですが、ダブル姦しい、は掛け算になり、すごい週末の夜になりそうです。




SIMOF初日後の、フエベス・フラメンコ。

(29 Enero,2010)
  


今日は、フエベス・フラメンコを観に行きました。
フエベスとは木曜日のことなのですが、
期間限定で、毎週木曜日に劇場で行われるフラメンコです。
今日は、ラファエル・エステベスとラ・モネタの二人でユニットの作品。
私は、ラ・モネタは数年前に観たことがあったので覚えてますが、
ラファエル・エステベスは今まで観たことがありませんでした。
舞踊団のメンバーとして観ていたことがあったかも知れませんが覚えなし。
ラ・モネタを意識的に覚えているのは、数年前のステージですが、
それ以来観ていなかったので、若手のアーチストって、生活の中でいろいろなものに
刺激され、芸風が変化していったりするので、
久しぶりに観に行くアーチストのステージのときにはいつも期待いっぱいです。
今回もラ・モネタで楽しめるかな、と期待して行きました。
やっぱり楽しませてくれました。


シモフのファッションショーでデザイン部門で賞を取った新人デザイナーの作品。
こんなコーラ長かったら踊れないとは思いますが、アートです。





数年前のステージでは、カルメン・アマジャを思い出させるような踊りを観た記憶があります。
今回はまた、それにプラスされた新しいものを見ました。
ただ唯一気になったのは、バタで踊ったのが、斬新なのかめちゃくちゃなのかわからないような、
鷲づかみにバタを持ち上げ、ぐるんぐるん回っているうちに、足元にコーラが巻きつき、
裏が出てさらに巻いてまた裏が・・・・。
バタデコーラがひっくり返っちゃって踊れない・・・・なんていう衣装のコメントとかよく聞きますが、
裏どころか、何回も巻かれた裏出して踊ってましたよ。
これ、バタの先生、泣かないかー???!!!斬新、新しい世界ということで、アートなのか?
全体的に、楽しいステージで、また一風変わったもので楽しませてくれました。
で、相棒のラファエル・エステベスは、それ以上に楽しませてくれました。
カンテ、ギター、パルマ、最初から最後までステージに並んだ椅子から立ち上がることなく、
出っぱなしだったのですが、それらの誰よりも風貌がカンタオールのようなエステベス。
大きな体で俊敏な踊り。千代の富士を思い出しました。
で、モネタと2色で一緒に踊るのを見ながら、
平尾昌晃と畑中葉子の「カナダからの手紙」を思い出しては、
いやや、これは郷ひろみと樹木希林の「林檎殺人事件」か?とか思い出してました。
どちらともちょっと違うかも?
とにかく、二人とも肉感的な容姿で、やっぱりこれがムイ・フラメンコかな、なんて思いながら見てました。
このユニットは面白かったです。
また見たいな、と思わせてくれるステージでした。
やっぱりバイラオール(男性)は、なんとなく色気がある踊りが多い中、
ぜんぜん違うタイプでみせてくれるエステべスにオ〜レ!でした。
マリオ・マジャも亡くなり、ああいう役者っぽい、楽しませてくれる踊り手を失ってしまい、
私としては残念でたまらなかったのですが、
また新しいマリオ・マジャの代わりに頑張ってくれそうな期待の星を見たように思います。
でも彼の経歴を見ると、あの容姿でメルチェ・エスメラルダが多く入っているみたいです。
同じような体型の骨格の踊り手から習うべき、見たいな説もありますが、
彼を見ると正反対でも十分融和できるものだと知らされました。
また自分の体に溶け込んで、いい意味での異色な色に発色され、
いいものになって新しい芸術が生まれていると思いました。
楽しかったです、はい。



鍋をやるときの前に用意された野菜たちのようですが、これ、サラダです。



劇場で写真は撮れないので撮ってません。
終わってから食事したバルで頼んだサラダと一緒にフエベス・フラメンコのプログラムの写真のみを。




2009年の伝統料理で賞をとったとメニューに書いてあった生ハムのコロッケ。


サーモンとパイナップルの串焼き。


イベリコ豚の頬肉。
私の心も腹も充実しましたー!ご馳走様でしたー。









店、閉店するので追い出されたのでした。23時半。







なぜだか、それだけじゃないんですよね、踊りって。

(28 Enero,2010)
  


日本からフラメンコに興奮状態の友人Yちゃんが無事セビージャに到着し、
無事と言っても到着は、セビージャの空港に夜23時半着予定のフライトが、
夜中の1時15分に到着してくれちゃって、迎えに出た私はじっと空港で待ったのでした。
インターネットで到着時間を検索していましたが、
出やしない、情報。うちは空港まで車で10分かからないので、ぎりぎりまで家のインターネットで
到着時間を見ていたのに、到着時間はディレーで0時と表示されたものの、
空港に到着してびっくり。0時じゃなくて、1時15分!に変わっていたのでした。
で、おまけに、予想していたロストバゲージ。
ここ1〜2ヶ月前から、BAのフライトでスペインに入って来る人たちの、
大勢がロストバゲージで到着。なんか航空会社がわざとやってるんじゃないの????!!!
と思うような大量な数、最近頻繁に繰り返されているこのBAのロスバゲ状況をYちゃんに伝えてあったので、
とりあえす1〜2泊分を手荷物で持ってきていたのでどうにかしのげたものの、
セビージャにロストバゲージで届いた荷物は、
空港で止まっていてホテルに配達もしてくれないのがほとんど。
EU圏外の外国から到着の荷物なので、セビージャの空港は、
スーツケースの鍵とロストバゲージの申請用紙の控え持って取りに来ない限り、
スーツケースを渡されることがないのです。内容確認のため。
ということでスーツケースを空港に取りに行って半日遅れで荷物も到着。







毎晩、フラメンコ三昧で過ごそう!と計画しているものの、
この時期は、ロス・ガジョスのタブラオは毎年1ヶ月ほど休みに入るので、
ロカジョは残念ながらまた次回の滞在のときに・・・ということで、他のタブラオに。
夕方、予報にない雨が降り始め、
とりあえず一番近いタブラオに駆け込んだところ、
本日は満席のためただいまウエイティングリストで待っている人が既に二人います、
と言われ、とりあえず私たちもリスト待ちで待つことにしました。
突然の雨のために予定を変更した人が現れたのか、リスト待ちでも結局入れました。
今日行ったところは、毎回アーチストが違い、カンテ、バイレ、ギターが一人ずつで
1時間のショー。
今月のプログラムを見ると、メンバーとしては、私が見たいのは今度の土曜日なのですが、
今日も見てみるか、この踊りの人、名前よく見るし、ちょっと見てみる?
ということで観てみました。
日本のフラメンコばかりを見ているYちゃんと、
日本のフラメンコをほとんど見ていなくて、地元ばかりの私と、
観点も違うだろうな〜と思い、
ショーの終了後、「どうだった?」とYちゃんに聞いてみると、
「すごい上手で、美人だし、技術も高いけど、心を動かされるとか、そういう感じではなかった・・・」と。
うわ〜、うれしいことに、私もおんなじ。
私の感想は、
「フラメンコレッスンで受けてきた、数々のクルシージョで習得してきた技術を全部見せてくれたのか、
密度濃く技がみっしりと入った踊りで、1秒たりとも止まることがなく、
溜めて踊るようなところは一切なく、溜めている時間がもったいない!と言うような、
数分間の踊りに100倍ほどの濃度の技が入り込んだ踊りで、確かに上手だし、
美人だし、はなまる!の踊りです。
でも、そんな美人なら、グアポで金持ちの男性に養ってもらって、玉の輿やセレブの世界で、
優雅に生きてゆけそうなのに、雨の中も踊りに働きに来るのも大変なのに、よっぽどフラメンコがお好きなのね〜」
なんて、踊りを見ながら思ってました。




こんなに技術が高いのに、
なぜだか、それだけじゃないんですよね、踊りって。と辛口かもしれませんが、思います。
なので、意外と、日本でレッスンを受けているカルチャーセンターの日本人のおばちゃんのほうが、
実はすごい観客を感動させてくれたりする踊りだったりして・・・なんて思ったりします。
こちらで、技術的にそんなに高くなくても、どうしてか、うわ〜!いいなあ、と思ったりする時のことを
振りかえると、たいていその背後には、
生活のために、遠い親戚からなにからなにまで家族を養っているようなヒターナのおばちゃんだったり、
離婚して母ひとりの手で育てている若奥さんだったり、
背後に生活の厳しさを抱えている人が多かったりします。
ku丘ゥといって、そういう厳しさが背後にある人が感動する踊りを見せてくれるものかというと、
そうとも限らず、私の生活の中で、踊りを見て泣いた(本当に号泣した)というのは、ほとんどないけれど、
たまたま突発的に起きたことが1回。
しかもたまたま友人の付き添いで見に行ったクラスの中で起きたのですが、
そのクラスの中に顔見知りの日本人が一人いました。
セビージャでコンチャ・バルガスのクラスを散歩がてら顔出しに行って、
私はなにか届けものがあって行ったのだったか、詳細は覚えてませんが、
たぶんもう10年近く前の話になると思います。
その彼女(日本人)が始めてセビージャに到着したその日に、
彼女にたまたま知り合いの家で知りあったのです。






かわいくて若くて、これからフラメンコ頑張ります!とセビージャに留学で到着したその日に知り合って、
その次に会ったのが、このクラスに顔出したそのときでした。
最初に知り合ってから、クラスで会ったときまでどのくらいの期間が流れたか覚えてませんが、
そのときは既に2度目の留学だったのかもしれません。
頑張ってるのね、このクラス受けてるんだ〜、と思っていた矢先、
クラス内で、「じゃ、あなた、最後にこの踊り一人で踊ってみなさい」みたいに、
コンチャに彼女が言われてて、ギターをバックに一人で踊ったのがびっくり。
私、特になんてことなく見ていたのに、気づいたら、涙が止まらなくて号泣していたのです。
な、なんなのこれ????!!!!私、何?状態。
今でもあれが何だったのかわかりませんが、
ある一人の若い留学生が、そのときすごく技術が高いとかそういうのでもなく(あれから何年も経ってるので、
今はまた違うものになっているでしょうし、今どうなのか全然知りませんが)、
なんだか知らないけど、私を泣かせた数少ない(唯一かも?)踊り手の一人は、日本人の女の子でした。
たしか、名前、なおちゃんです。苗字、いやまさんだったかな?たしか・・・。
もうあれから長い期間たってるので、これは10年近い前の話です。(今どんな踊りか知りません)
うわっ、話かなり逸れました。




写真は最後の5分のみとなっているので、ほとんど撮れてません。しかもライトが一切なく、
ろうそくの明かりのみなので、暗いし。
「日本のフラメンコと比べてどう?」と聞くと、
「日本のフラメンコはこんなにカンテとギターが参加してないように思う。
踊りが中心でカンテもギターも後ろのほうで控えめにしてるっぽいかな。」と。
「へー、そうなんだー。こっちはフィスティバルといえばカンテだし、最後におまけのように踊りが
用意されていたりするけど、地元のフラメンコといえばメインはカンテなんだけどねー」と。
さて、明日はテアトロのフラメンコを見に行く予定。
チケットまだ買っていないので、まだ空席あるのかちょっと不安ですが、
だめなら他のタブラオだって、フラメンコを見るには候補がたくさんあるセビージャからでしたー。
では。




彼、誰?

(27 Enero,2010)
  


バルに置いてあった新聞をパラパラとめくると、
大きくピアノに向かう音楽家の写真が目に付きました。
これ誰でしょう?
シューベルトにしては髪のカールが多いし、
ベートーベンにしてはお顔が柔らかいし、
ショパンにしてはゴッツすぎ、
モーツァルトは全然違うし・・・・、
こんなごっつい指のピアニストもスペインにはたくさんいるので、
スペイン国営放送がテレビで流すクラシックコンサートを見ていると、
指にも手の甲にも黒い毛がもじゃもじゃ生えている男性のゴッツイ指のピアニストが
意外と多いのには驚かされました。
で、この写真、カンタオールのエンリケ・モレンテでした。
ガルシア・ロルカの家にて、昨日新作CDのお披露目会があったようです。
今はなきスペインを代表する詩人ガルシア・ロルカと故闘牛士のイグナシオ・サンチェス・メヒアス
のレクイエムだそうです。
CDの中で彼ギターは弾いているようですが、
エンリケ・モレンテがピアノを弾いているなんていう言葉はどこにもなかったので、
静止の写真撮影のみとかと思うのですが・・・。





激しい怒りに、機関銃パルマが効くようです。

(26 Enero,2010)
  



日本の中ではとても考えられないような発言がよくセビージャでは起こります。
今日も、驚く発言が!
レストランでの話です。
カマレロ(ウエイター)がレストランで食事をしている日本人観光客の右腕に、
熱いスープをこぼしてしまいました。
謝るでもなく、奥からスプレーを持ってきて、その腕にシューッとかけました。
染み抜きのスプレーです。
一緒にいた私が「謝らないの?」とカマレロに言うと、
「この客が足元にバックを置いていたから、それにつまづいたんだ!この客が悪い!」
と真っ赤になってまくし立てて言うのでした。
熱くなってカッカしているのと正反対に、こっちは冷めたノリで、
「目がついてるんだから、足元に荷物が置いてあっても見えるじゃん」と言うと、
「俺は器械体操選手じゃない!カマレロだー!」と正面向いてマジで言うんです。





もうあきれました、これには。
確かに、習慣の違いでスペイン人は日本人のように簡単に「ごめんなさい」と言いません。
それを言ってしまうと、全ての責任は自分にある、と認めてしまうので、
「あなたをお気の毒に思います」みたいな言い方で言いますが、
このカマレロはそれすら言いませんでしたから。
それ以上に、
「俺は常識ある人間だから、すぐに染み抜きのスプレーで対応して、
パーフェクトだ!問題はない!」と聞いてもいないのに言ってきました。
「問題あるかないかは、被害にあった、スープをかけられたほうが判断することで、
あんたが自分で言うことじゃないと思うけどー」と一応言い返しておきましたが、
ほとんど無駄のようです。
こんな人もセビージャにはいます。似たような経験をセビージャで過ごした日本人なら
誰しもが体験しているはずです。
私としては、「バッカジャナイのお〜っ!」と言ってやりたいところですが、
それだけはぐっとこらえないと、うっかりの一言で、
「こいつは俺を侮辱した!」と怒りまくって訴訟起こされたり、
無駄な言葉、罵声をあびせたという言いがかりをつけて食いついてくるので、
そのあたりには十分に注意をしないと、
この種の人間は、暇に任せて裁判に持ち込んだりする可能性もあります。











で、この種のカマレロがどこにいるかというと、
多くは、日本人の激安ツアーの利用するレストランです。
必ずしも安いとことがそうと言うことではありませんが、よくいる、というのは事実です。
経費削減は、全ての質を下げるのですねー。
ああ、この後すぐに、フラメンコを観たので、せめても気が晴れました。
自分が踊らなくても、あの激しいパルマが、
除霊というか、機関銃のダダダダーと打ちまくる弾のようというか、
観ているだけで、かなりすっきりできました。
シャドーボクシングでもやりたいかな、とこんな時は思ったりします。


隣町のコルドバへ。

(25 Enero,2010)
  


用事があって隣町のコルドバへ出かけてきました。
隣町と言ったって、100キロ以上離れているので新幹線で40分。
もう新幹線も乗り飽きているので、
帰りはたまたま次に出るのが新幹線ではなくて鈍行列車だったので、
2倍時間がかかっても値段は3分の1以下!なので、鈍行で帰って見ることにしました。
1時間半も電車に乗っていることになるので、
日本に住んでいたときには通学に2時間以上もかかったりした時代もあったし、
通勤に1時間半なんて当たり前だったのですが、
今では電車に1時間半も乗る!なんて小旅行です。
電車に乗る前に、さて、1時間半も電車の中でどうしようか・・・と、
駅の雑誌売り場で雑誌を見ても、先日美容院でかなり待ったときに、
今スペインに出回ってる雑誌のほとんどを美容院で流し読み(見て)してしまったし、
いまさらこれといって買おうと思った雑誌もなく、
あ、そうだ!
と思いついたのが、マニキュア。











娘がキラキラ系をすごく好きなので、私の指の先にキラキラをたくさんつけてあげよう!!!
と思って、指先につける宝石みたいなキラキラを買い込んで電車に乗り込みました。
が、計算まちがえ。
鈍行列車の揺れはこの私の人生の中で乗ってきた電車の中で一番激しく、
お腹の肉がブルブル震えるのが体感できました。
なんか内臓の位置が全部ずれていつもの場所から外れたみたいな気持ち悪さ。
マニキュアの小さな瓶は、立っていられずに倒れるほどの揺れ。
これでは何もできないし、食べたあとすぐじゃなくてよかった・・・と、
景観を楽しむことのみ、唯一できたのでした。
なのでカメラ出して外を見ながら写真とってました。
いまだに残るアンダルシアののどかな田舎村を覗くことができました。
無人駅がいくつもあり、こちらはコルドバの大きな駅で、座席指定された切符を買って乗っているのに、
同じ電車に途中の無人駅から乗ってきた人は、指定席どころか切符も持たずに乗ってきます。
で、好き勝手な席に座り、車内で検札に来る車掌さんにお金を払うという、まるで統一されていないシステム。
途中で自転車を担ぎこんで乗り込む人もいたり、
通過する村では、線路脇に張られている金網に線路の目の前に住む家が洗濯物を干していたり、
都会(セビージャ)では有り得ない姿がたくさん残っていました。












きっとこういう村の生活には、たくさん生活の中にフラメンコがあるに違いない・・・・と思いながら、
娘の学校や生活の便利さを考えて、都会の高級住宅街の高級じゃない住宅に住む私は、
やっぱり自分は、まだまだ日本人なんだよな〜と思うのでした。(たぶん永久に)
でもうち、ラファエル・カンパージョのTIA“おばさん”がもと住んでた家。
ラファエル・カンパージョはここがどこか、間取りも全部知っているはず。これ偶然あとから知ったこと。
数年前までアントニオ・カナーレスも数軒隣に住んでたし、
やっぱり私の周りにも、近いところにフラメンコそれなりにあるかも?と考え直したりもしながら、
そとをぼーっと眺めてました。(大雨の後で実に緑の増えたこと。。。。)
そういえば、昨年夏に日本へ行ったときに、
「ここの生活には、なんてフラメンコがまったくないんでしょう!」と驚いたものでした。
当たり前なのですが、今自分の生活している環境の中すべてに、
フラメンコエキスが自然に浸透しているのを
そのときに再確認させられたものです。
やっぱりセビジャーノの誰もの血に、それが流れているに違いありません。










すべての俗世界を捨て去り、田舎のどこの村の所属かもわからないような、住所もなさそうなところに
移住できる覚悟ができるには、まだまだ遠いです。
本気でそれを望んでいるのかすら自分でもわかりませんが、
アンダルシアのこういう時代を忘れさせるのどかな風景を見ると、そんな錯覚?を思いつきます。
たまにはこうやってひとりボーっと遠くの緑を眺めるのもいいもんですね。
視力も回復しそう!




ホアキン・コルテス行けませんでしたけど。

(24 Enero,2010)
  


ご無沙汰しております。
ちと体調を崩しまして、先週末、最終日に行こう!と決めていた、
マドリードのホアキン・コルテス作戦、未遂!に終わりました。行くつもりだったのにー。
最後まで引っ張るんじゃなかった・・・と、これ、かなりショックでした。
先月というか昨年と言うか、12月からホアキン・コルテスずっとマドリードの劇場で踊っていて、
セビージャから新幹線で日帰りも、週末なら可能!だったんです。
週末のみ19時からの公演があり(そのあと22時からもあって、1日2回も続けて踊ってスゴイ!)
22時のマドリード発セビージャ行きに乗れば、とりあえず日帰りできたので。
1月上旬までずっと悪天候が続いていたため、新幹線もダイヤがかまり乱れていて、
帰って来られなくなる可能性が大だったので天候が落ち着くまで待った週末が、
公演最後の日(千秋楽)だったというわけです。
途中、一度街でグッチの長靴4割引に出会い、大雨続きだったので、
ホアキンをあきらめ、グッチの長靴買おうか、と心が揺れたときもありましたが、
やっぱりグッチの長靴はホアキンに負けたのでした。
チケット代+新幹線の往復料金が、ちょうど長靴と同じ金額だったので、
神様に試されたか?というかんじでした。
それにしても1ヶ月以上も劇場で集客できるホアキンはすごい!えらい!
私も見たい!と言うのも強かったですが、それ以上に、
セビージャから新幹線で見に行ったハポネサもいた!それほど価値のあるもの!という事実を
作ってさしあげたいー!というのがありました。が、
結果、行けなかったのでかなりポッカリと心に穴があきました。自分で思っていた以上に。。。


同じ日の同じ写真に見えますが、
1枚目、2日目のアレグリアス。




2枚目、前日のソレア×ブレリア。
24時間の違い、曲が違います。


で、こう黙っていられるかー!!!と、とりあえずフラメンコを求めて。
たまたま仕事でタブラオに行くというのが2日続きました。
体調崩してパソコンに向かう気力と体力がなく、セビージャ通信を更新しなくても、
お金もらって(仕事)フラメンコ観る!なんて絶対に譲れません。私の中の別のモーターが稼動します。
でも行き先のタブラオはこちらでは選べないので、言われた場所に行くしかないので、
それも最近ラッキーで、
創業当時からセビージャで一番最悪!とノミネートされていたタブラオが、
最近かなりレベルアップして、私の中ではバイレのみ合格。
と言うのは、カンテは引き続き最悪状態なので。
まず、キリストの風貌のエミリオっていう男性がファルキートのような踊りをします。
厳密には、またちょっと違いますが、まあわかりやすくジャンルわけするとしてそう言っておきます。
彼の歩き方は、故イシドロ・バルガスを思い出させます。
この彼がソロで踊ると、私も含め、観客も大満足って感じです。









まあ誰が踊るかと言うのが重要なので、
セビージャのタブラオ名物「オペラ・カルメン」抜粋劇みたいな、お遊戯みたいな踊りでも、
彼は上手に踊りこなします。こんなの踊らされてかわいそうに・・・・と思いながら、
タイプとしてはロスガジョスで踊っていそうなタイプなんですがー。なぜか、ここのタブラオ。
同じくもう一人、この人に任せておけば何を躍らせてもまあそれなりに上手に踊っておいてくれるし、
誰と組ませても大丈夫!っていう踊り手もメンバーに加わっていて、
エルビス・プレスリーのお顔にそっくり!の甘いマスクの男性もいます。
この男性2人が頑張っているのでかなりレベルアップしたのです。
女性の踊り手は供給が多いからか、誰をとってもまあ比較的上手に踊りますが、
今ここのタブラオに出ている若手の細身の女性もかなりいい踊りします。
が、彼女はひとつ、衣装が残念・・・・。
だって、2日連続で見に行って、初日はソレア・ポル・ブレリアだったのですが、
まったくおんなじ衣装で翌日アレグリアス踊ってました。
アレグリ踊るにはちょっと地味なんじゃないの???なんて私なんかは思ってしまいますが、
衣装や照明は、まだカンテと同じく、向上すべく課題にしてもらいたいところで、
照明、見てください。









ステージ、真っ赤。衣装が何色だか全然わかりません。
最後、明かりがついて、あ、紫ピンク系だったの?と知りました。
この照明もどうにかせいっ!と思います。
あと、爆笑ものの踊り手がいて、何かの間違えなのか、経営者の家族なのか、
どういう事情か知りませんが、なにか理由なければこんな人踊っているのが理解できないー
という男性が一人います。
お顔はアホの坂田の息子さんですか?って感じのスペイン人。
その昔あったファンシーグッズの「たあ坊」にも似てるかも。
この人の踊りが、最悪というのか最高というのか紙一重的で、
基本がまるでなっていないのか、気合だけで踊っているかんじ。
そして、フラメンコを踊っているはずなのに、なぜかマイケルジャクソンのスリラーを思い出してしまうような。
なのでついつい彼の踊りに私の目は集中してしまって、
こんなに人の目を引く踊りは、踊り手として、いいのか悪いのか。。。
かなり練習は積んでいるようで、自己流ピルレットなんかも上手。
踊りのプロが見たら、湯気たてて怒る人と、爆笑で大うけの拍手する人と二手に分かれることと思います。
私は後者。大うけ。でも、いつ契約を切られてステージから消えても不思議ではない踊り手です。








ということで、
ホアキン・コルテス観に行く作戦失敗し、代替のように2日連続で観たタブラオからの
コティージャでした〜。
ここ数年でセビージャ内に、フラメンコを安く簡単に見せるスタイルの店が複数でき、
カンテ、バイレ、ギターが一人ずつ名前が出され、日替わりメニューのフラメンコが定食の金額くらいで
観られるところがいくつもあります。
なかなか見に行く機会もないのですが、
数日後に、友人Yちゃん(ソニアジョーンズのブログ書いてる)が、
フラメンコを求めて興奮状態でセビージャに乗り込んで来るので、
毎日フラメンコ三昧で過ごそう!とこちらも低くなってるテンションをアップさせるべく、
ウオーミングアップに入ったところです。
体調わり〜なんて寝込んでられません。はい、起き上がりました。




国際会議場。

(17 Enero,2010)
  


今週末、セビージャの国際会議場で、
ヨーロッパの環境首脳会議が行われていて、ただいまその真っ最中。
町中に警察が出回ってます。
警察の騎馬隊も馬で警備して入るのですが、
これって、視界が高いから見渡し安いとか、なにか理由があるのでしょうか。
でないとただのお飾りみたいで、まさか何か重要な事件が突発的に起こったときに、
犯人の車を馬で全速力で追うとも考えられないですし、
そんな光景を一度も見たことありません。
各信号機ごとに、機関銃を構えた警官が立ってます。
セーラー服と機関銃の映画で、薬師丸ひろ子が持ってたあの機関銃と同じようなのを持って、
構えてるんです。さすがに銃口は斜め下を向けてますが、
あやしい!と思ったら突きつけるんでしょうね、怖い・・・。




よくコントロールで機関銃を構えた警察ってのを見ます。
うれしいことに、1台1台車の運転手が身分証明書を提示し、チェックされるところ、
私はいつも顔パス!ぜんぜん怪しくないんでしょうね。
行け行け!と手で合図され、身分証明書を見ようともしてくれません。
警察も時間の無駄、ってことなのでしょう。
東洋人女性は対象外、ってことでしょうかねえ。
セビージャは、よくインターナショナルな首脳会議の場所として使われます。
今回のヨーロッパ環境首脳会議もそうですが、
NATO会議もそうですし、頻繁にセビージャに各国の首脳が集まってきます。
何か世界的にセビージャが選ばれる理由があるに違いありません。
起伏のない平坦な土地で、警察がコントロールしやすいのか?
ホテルの事情か?
プラス、安上がり?なのかもしれません。あくまでも勝手な私の推測ですが。
そういえば、ユネスコの世界遺産に関する世界の集会所もここセビージャの国際会議場でした。
日本の富士山を世界遺産に!というチームのかたにそのときに私は出会いました。
世界レベルの首脳会議が頻繁にセビージャで行われる理由を、
その辺(誰か)から聞き出して見たいと思ってます。




私の疑問に、解説求む。

(16 Enero,2010)
  


スペイン人の友人と歩いていた時、
ある修道院の前を通ったときに、
「この修道院の主祭壇のマリア様像、ちょと変わってて、
赤ん坊のキリストのおむつ換えてる姿なんだよねー」と言われた言葉が
ずっと気になっていて、今日、ちょっとチェックしてきました。
おむつ換えてる、と言うので、ウンチでもふき取ってるとか、
そういう紙おむつを換えている姿を想像していましたが、
私が子供のころに紙おむつなんて便利なものが出回り始めたのに、
2千年以上前に紙おむつがあるわけないし、
オムツ替えていると言うより、
布で体(下半身)をこれから包もうとしている姿と言うのでしょうか。なーんだ、って感じです。
そしてひとつほっとしたのが、ここの赤ちゃんキリスト、上半身が裸でなく、服着ていたこと。
そこから派生して思いました。




キリストの誕生日12月24日。エルサレムも冬のはずです。
が、キリストの誕生の場面、どれを見ても普通キリストは裸。
さすがに布オムツというか、白い布でお尻を覆ってますが、
その脇で母のマリアはじっと見守ってる姿。
母なら我が子に自分の服を脱いででも寒くないように着せたり、覆ったりすると思うんです。
なんでベッドで寝ているキリストの姿とか、マリアが抱えている姿とか、
全部キリストが裸なのか、不思議です。私ですら、赤ちゃんキリスト像を見ると、
掛け布団かけてあげようか、とか、上着着せてあげようか、とか思うのに、
実の母なら自分は服を着て寒い冬に、
生まれたての子を裸のまま放っておくとはなかなか理解できません。
どういう解説が宗教的にしてもらえるのか、気になるところです。
これ、まだ私の中の課題です。








馴染みとなった…言い訳。

(15 Enero,2010)
  


デパートの青果売り場でりんごを買いました。
りんごもたくさん種類があるのですが、
りんごに限っては、どれもやっぱり日本のものに比べると味が落ちます。
日本の信州のりんごの味を知っているので、どれを食べても
日本のりんごのほうが美味しいよなあ〜といつも感じます。
なので、売り場の店員がいるところで量り売りで売ってくれるので、
「一番美味しくて甘いりんごを5つください」と任せました。
袋に入れられ、スーパーのレジで他の買い物の荷物と一緒に会計し、
自宅に持ち帰り、自宅で「りんごたべよー」と思い、
袋から出して手にとってびっくり。
傷んでるんです。
一番甘くて美味しいもの・・・と頼んだので、
「もしかしたら、これで美味しかったり・・・」と期待もしてみて食べてみて
さらにびっくり、砂の味。吐き出しました。
腐ってるんです。
5つ買ったうち、全部同じ。
思わず震える手は電話の受話器を握ってました。
買って帰ってきて間もなかったので、りんごを売った売り場の人に直接電話をつないでもらい、
「今買ったりんご5個とも全部腐ってますけど!一番美味しくて甘いものと頼んだのに、
一番腐ってる捨てるものを渡すとは何事ですか!!」と言うと、
「オレの目はX線はついてない!」と言うのです。
「外から見たって腐ってるじゃないの!」と言うと、
「知らない。人間みんな間違えはある」と言うのです。




さらに「レシートとりんごを持ってくれば交換するから問題ない!」と言うのです。
アンダルシアに住む日本人、たぶん100%の人が同じ言葉に聞き覚えがあるはずですが、
この、問題を起こしたほうが「問題ない」という習慣。
問題を起こしたのだから「すみません」とか言えないもんか!と思うのですが、
「チェンジするので問題なし」とか自ら解決法を提示して問題を終わらせるやりかた。
日本人として、何年たってもこの言葉には慣れません。
マドリードのデパートのクレームセンターに言いつけてみました。
報告して、「こういう人は接客ではなく裏にまわすべき!」まで言っておきました。
「そんなこと言うんですか・・・。
ここマドリードなんで・・・・、そこセビージャ・・・」と、わけのわからないコメントが。
でも理解できます。
時によって同じスペイン人でも、マドリード人のほうが日本人と同じ感覚を持ち合わせていたり
することがあります。
同じスペイン人でも、セビージャのこの種の人間には別の人種なので
手がつけられません・・・・みたいなところがあるようです。
証拠のりんご写真、怒りで手が震えて、ぶれてます。





美しい写真でなくてすみません。
私の好みからいくと、もしもいろいろなりんごが売られていて、店頭で迷った場合、
黄色い種類のりんごを選んでおくとたいてい間違えずに美味しいものにあたります。





オリーブオイル。

(14 Enero,2010)
  


スーパーマーケットに買い物に行くと、
レジに並んでいる人たちが、皆、大きなオリーブオイルを買おうとしていました。
一人で6個も、12個も買う人たちがいたりして。。。。びっくりです。
ひとつあたりの内容は5リッター。
よく5リッターサイズのオリーブオイルが売ってますが、
私はこのサイズは大きすぎて買ったことがありません。
ミネラルウォーターもこの5リッターサイズで人々は購入してます。
オリーブオイル、もちろんエキストラバージンですが、
広告を抱えて購入している人のを覗き込んでみると、
2本目が70%割引!の3,45ユーロ!となってます。




日本円にして500円弱?
計算すると1本目が11,5 ユーロということになり、日本円で1500円くらい?
で、2本目が500円くらいだと2本で2千円で、1本が千円くらいという計算になります。
オリーブオイル、エキストラ・バージン、5リットルで千円。1リットルが200円ですよ!
日本と比べてどうでしょう、やっぱい安いですか?
レジに並んでいる奥様たちが話してました。
「このオイルはなかなか良質でお得!マラガで作られてるもので、アンダルシア産よ!」と。
マラガは海の町ですが、マラガ県は広いです。
山沿いの高台ロンダもマラガ県ですし、アンテケーラの大地もマラガ県。
マラガに向かってセビージャから車を走らせても、オリーブ畑がたくさん見られます。






オリーブオイルもそれぞれ詳細があったりしまして、私が驚いたのは保存法です。
光を入れないために、濃い色の瓶だったり缶だったりするものが多いですが、
陶器というのもあります、もちろん陶器のは、お値段もお高めになります。
ごくごく普通の安いオリーブオイル、瓶の形がかわいかったので購入し、
使用後も瓶を洗って一輪挿しに使ってました。花瓶扱いです。





もう2年以上前の話です。
娘を出産したときに行きつけの美容院が病院に出産祝いの花束を送ってきてくれました。
しばらく日にちが経っても、花と一緒に飾りとして入っていた竹みたいなものはずっと長持ちして、
それだけ一輪挿しのように飾っていたんです。
数ヶ月経ち、とうとう竹みたいなものもダメになったのですが、水だけを残して、
水が入った瓶のまま飾って放っていたのですが、いっこうに水が蒸発しません。
今瓶に入っている水は、2年以上前のままです。水を替えることもなく、足すこともなく、
2年前のま触れることなく、そのままにしてあります。
もともとオリーブオイルの瓶でしたが、オリーブオイルをいかに良質に保ち、
水分が蒸発したり、外気に触れて変色したりすることを防ぐための一番最良の形なのか???
と偶然ではなく研究の末の結果のこの姿だったのか??!!と思ったりしてます。
この乾燥セビージャで、全く水が蒸発しないってすごすぎ!と思います。
この先どうなるのか、ずっと放っておくつもりです。実験。





スーパーの帰り道、トマトを大量に積んだ車が走っていました。
とてもスペイン第4の都市とは思えないような、のどかな光景です。





ファルキート、刑期満了。

(13 Enero,2010)
  


2010年1月12日をもって、ファルキートの刑が正式に終了したらしく、
新聞やテレビで特集が組まれたり、話題になってます。
ファルキート事件からもう6年が経とうとするんですね、
ずいぶん時が経つのを早く感じます。
2003年9月のある夜、ファルキートは免許を持っていない分際で
購入していた愛車BMW530Dを運転、しかも高速で町の中を。
おまけに義務付けられている保険にも加入していない状態で、
当時35歳男性のベンハミン・オラジャ氏を轢き殺してしまいました。
その場で事故現場の対応をすることもなく、そのまま逃げました。
逃げ切るつもりだったのでしょう。
あしがつかないよう、地元を避け、マラガの修理場で事故車を直しました。
その後、数ヶ月経ってから車の特色から1台1台あたっていったらしく(本当なのかはしりません)、
ようやく加害者の身元がわれ、ファルキート名が浮上しました。
最初は未成年だった弟、ファルーがやったことということで事実が塗り替えられていましたが、
警察が探知機を使って兄弟の会話から運転していたのはファルキートだということを確証しました。
ここからは世間を敵に回すことになったファルキート。
2004年4月1日、ファルキートは公に記者会見をしました。
そのときの会話、「母のことがなければ、こんなに逃げ回らなかった。母をこれ以上苦しめたくなかった」
涙ぐんで語っていた彼の姿が私の記憶に焼き付いてます。
父ファルーコが他界し、夫のモレーノも続いて亡くなり、大丈夫かファルーカ・・・・
と誰もが心配していたところに、このファルキート事件。
結局3年の刑が言い渡されたファルキート、最初はお金で解決させようとしていたようで、
もう二度と踊らないのでは・・・と思われていた母、ファルーカがステージに再び立ち、
わが息子を何とかして守ろうとする母の姿なのか、これは・・・・と思わされたものです。
ファルーカの復活ステージを見に行ったのですが、
あのときに集まったステージのヒターナたちの中に、一番若手の女性が輝いて踊っていたのが、
わが友、サライだったと知ったのは最近でした。
あまりにも世間の風あたりも強く、ファルキートは自ら2007年1月16日、
スポーツバックを下げ、刑務所へ入りました。
14ヶ月経った段階で、刑務所内での行動もよろしく、監視の下、
夜に刑務所に戻ってきて眠るということで昼間の自由がきくようになりました。
そして2008年夏、ブレスレットを付けさせられ、コントロールされた形で、
夜も刑務所に戻らなくていいというほぼ自由の身になり、
2009年1月、早めの自由の身になっていたのですが、
本日を持って、刑期満了の身となったのです。
事故後運転免許証を取得してますが、3年6ヶ月間の免許とりあげを
2006年9月に言い渡されているので、運転ができるようになるには、まだあと数ヶ月残ってます。





こんな感じでファルキート事件は流れました。
悪意をもった殺人ではありませんが、人がひとり亡くなっているわけで、
突発的な事故以前に、無免許を含め、事前に自分でお膳立てしていたわけですから・・・。
その割には刑が軽いように感じるのは私だけでしょうか。





改姓。

(12 Enero,2010)
  


日本のニュースをチェックしていると、
また、夫婦別姓に関する民法改正案が出されているようですね。
なんかこのテーマ、日本でよく聞くような気がしますが、
過去に11回も持ち出しては廃案になってるそうで。。。。
「夫婦別姓」とか「夫婦別氏」として、
現代になってから日本で頻繁に取り挙げられているこのテーマは、
スペインではぜんぜん違う世界で、
スペインは、生まれたときに付けられた名前、姓は、結婚しようが、
両親が離婚して再婚して親が変わろうが、苗字が変わるようなことはなく、一生涯同じ氏名を貫きます。
名前の後ろに、まず第一苗字として父親の苗字が。
その後ろに第二苗字として母親の苗字が。正式に2つの苗字が重なるんです。
これはほとんどの人が父親を第一にしてますが、法律的には、
母親を第一苗字にしてもかまわないものと聞いたことがあります。
同じ両親から生まれた子供、兄弟は同じ苗字ですが、
腹違いの兄弟だと苗字が違ったりするってことですね。
子供が生まれても父と母の第一苗字を重ねて名づけられるので、
自動的に母親の苗字が将来的に残らないことになっていく流れです。
この国に住んでいると、私ら夫婦は、
「あんたら、きょうだい?」とよく聞かれます。(兄妹か姉弟かは不明)
苗字が同じだからです。





日本人の場合、私も含めて、多くの女性は結婚して改姓します。
女性の苗字になる旧制を失う男性も少数派ですがいますけど。。。。
で、この場合、私なんかは、第二の人生を歩み始めたということで、割り切るわけです。
でも今思えば、悲しいことに過去の私が終わってるんですね。
特に自分の名を世界に残して人生を歩みたい、とかそういうことでもないので、かまわないのですが、
旧姓で活躍していた私のスポーツの記録とか、
歴史に残っていても、そういう人がいた・・・ということで幕が閉じられたかんじです。
今の自分と、つながっていない。
学生時代の友人の名でインターネット検索すると、案外男の子は出てくるもんです。
小学校の時の初恋の男の子は野球少年で、ちょっとその名で検索してみたら、
東京ドーム関係の重要人物になってることが発覚。
学生時代に「将来オレは総理大臣になる!」と豪語していた友人は、
今、某局の報道で活躍しているようですし、
男の子は苗字が変わらないので、子供のころから続いたままで、
今の様子がうかがえます。
が、女の子は、皆、結婚して姓が変わっているので、どうなってしまったのか、わからないまま。
私だって、苗字は変わってるわ、顔も体系も変わってるわ、で、
今のこの私と、過去の私をつながって知っている人はごくわずか、少人数です。
学生時代の仲間が亡くなり、自宅に届いた通知を日本の両親がスペインに転送し、
コンタクトをとったことで復活した学生時代の友人とのメール交換もありますが、
みんな、今、どうしてるんだろうな〜と思っても、
女の子の友達たちは名を変え、新しい人生を歩んでいるのがほとんどです。
ちなみに旧姓の場合、私の名は有名なAV女優がいるらしく、
旧姓時代、何度か「君の名は、おんなじだね」と言われたことがあります。
「なんだ、あんた、その世界、詳しいじゃん!」と、逆にそいつの素性がバレたわけですが。。。
、、、、ということで、言いたかったことは、夫婦別姓、というか、
名前は生まれてからそのまま一生涯同じでスペイン風だっていいんじゃないの?なんて思ったのです。
「結婚しました。名前変わりました。」と言い歩くのも仕事上、面倒でしょうし、
逆に、離婚したくても「離婚しました。苗字が旧姓に戻りました。」と言うのが
気が引けるので離婚しないでいる人たちだってたくさんいるんじゃないかと思いますね。
夫婦別姓だと家族の一体感に欠けることになる、なんて意見があるようですが、
スペイン人家庭、名前、バラバラですが、家族のつながり、絆、
日本の家庭よりもゴッツイですよ。頑丈です。家族、つながりすぎ!と思うくらいです。
もうスペイン人、ほぼ全員、マザコン!!!って言いたいくらいです。





冷え込みました…気温も失業率も。

(11 Enero,2010)
  


最低気温、マイナス1度まで下がりましたセビージャです。
天気は雨。
半世紀ぶりにセビージャで雪が降った!と騒いでます。
少し高台の郊外では白くなったようですが、
私が見ていた限り、街の中心では、みぞれっぽい感じで、
雪までいかないけれど、車のフロントガラスにパチパチ音を立てながら固形の雨が降った、
という感じでした。
新聞のインターネットでは、「セビージャ内で雪が降った画像、映像を持ってる人!」
と呼びかけてます。
通常セビージャは気温がマイナスにならないので、霜も降りないし、雪も降らないのですが、
今日は冷え込みました。
昨日の朝も、車のフロントガラスが凍っていたので、うわっ!と思ったのですが、
この冬1番の冷え込み様です。
と思えば、明日の予報は、最高気温17度、最低気温9度、と、10度も差があって、
かと思えば、最高気温18度、最低気温16度なんていう日もありました。
体がついていけません。。。。。
鍛えられ、このようにタフなスペイン人が作り上げられていくのかなあ、と思ったりして。。。




話しかわって、
EU加盟27カ国内で、失業率の一番高いのがスペイン!!!19,4%!
なんでも一番って気持ちいいのでしょうか。
このデーターがどこまで正しいのかは不明です。
働きながら、失業保険をうまいこと(給料と保険とダブルで)もらっている人とか、
周りに色々いるみたいなので。。。。







新聞記事。

(10 Enero,2010)
  


最近は、いつもインターネットで新聞の記事を読みます。
セビージャの新聞のトップに、2010年のセマナサンタのポスターになる絵の
お披露目式がありました。
それを見て、えっ?!と思いました。
すごく似てる、うちの絵と。。。
うちに飾ってあるのは12年前に亡くなったアメリカ人闘牛士の画家、
ジョン・フルトンの絵のポスター画ですが、
セビージャが舞台になった数々のオペラをテーマに描いたもので、カーテンがポイント。
原寸はちょデカな、大きなレストランの壁に足元から天井につくほどの大きさで描かれたもの。
ボデゴン・トーレ・デ・オーロというレストランがまだ営業していたときに、
街中の闘牛ファンが集まってくるクラシックなアンダルシアスタイルのレストランでした。
建物があまりにも古くて(確か18世紀)市役所から建物を取り壊す命令が出たため、
レストランも閉まってしまったのですが、
セビージャ人なら皆覚えているはずのレストランです。黄金の塔のすぐ近くにありました。
もうレストランも閉まって何年も経ってますし、ジョン・フルトンも亡くなってるし、
もう誰にもとがめられることもないだろう・・・と画家も思ったのか、
はたまた全くの偶然か、どちらにせよ、アイデアが同じ、と思いました。



写真は他サイト(新聞)より拝借。

そして、今日の記事の中でもうひとつ、私の中でヒットだったのは、
最初に写真を見て、
「あ、またリチャードギアの映画あるのかな、クラシックに扮装か」と思えば、
「新米国スペイン大使マドリードに就任」でした。
すっかりリチャードギアかと思いました。たまたま載ってた写真が似ていただけで、
ほかの写真は似てませんでしたけど。
一瞬間違えちゃいました。






今年はラッキーな年。

(9 Enero,2010)
  


気のせいなのか、毎年のバーゲンに比べ、人々の出足が激しいように見えます。
実際に購入しているのかは知りませんが、
1月7日から始まった全国的な冬のバーゲン、レバッハ。
町中のショッピングセンター、デパートに出入りする人数の多すぎること。
駐車場がパンク状態のため、駐車場の入り口に警察が立ち、
入り口を閉鎖しています。
私は特にバーゲンということではなく、
犬の散歩の革の綱が切れたため、新しいのを購入するためにデパートに行く必要があったのです。




デパートにしか売っていなくて、3匹連結して歩ける特殊な綱なのです。
1万円近くするものなのですが、すぐれものです。我が家には必需品。
デパートも町の中に何箇所かあるので、
駐車場をシャットアウトしていないところを目ざして渋滞にはまりながら、
駐車場に入る列に並んでました。
ようやくあと2台で私が入る番!と言うときに、嫌な予感が・・・。
前方から警察が2人歩いてきました。
案の定、長く並んでいたにもかかわらず、私の目の前で仮設のしきりが設けられ、
駐車場は満車。
突然目の前に警察が置いた赤と白のしきり、写真撮ってみました。





日本はバーゲンの店の駐車場のために警察なんか出ないですよね。
今日の写真は渋滞にはまっている車の中から。
葉も落ちた栴檀の木の寒々しさと、冬にも咲いている赤いバラたちのコントラストを
注目してみたのですが、その向こうにはオレンジの木の実も鮮やかにありました。
結局郊外のデパートまで行って購入できました。
犬の綱はバーゲンの対象外ということで、バーゲンまで待つこともなかったのでしたが。
なんか、ついてないかな・・・と思えそうですが、
実は2日前の大ラッキーなことがまだ余韻で残っているので、差し引き、まだラッキーを感じたままです。
何がラッキーだったかと言いますと、
1月6日のこどもの日のケーキ、ロスコ・デ・レジェスです!
このケーキの中に、必ずひとつ、飴サイズくらいの小さな王様人形が入っていて、
それがケーキの中のどこに入っているかわからないので、それが当たった人はラッキー!
ってやつですが、
このケーキ、私しか我が家では食べないので、とりあえず形だけでも娘にひと口食べさせてあげよう!
と数センチだけ、バームクーヘンスタイルのこのケーキを、
ほんのひと口分切って娘に食べさせたところ、
その中に当たりの人形が!!!!!!
なんという確率なのか、もう宝くじが当たったような大喜びでした。(私が)。
で、残りのケーキを食べるだけ私が食べて、もったいなかったですが、残りは捨てました。
こんな体に悪そうなケーキを犬たちにあげるわけにもいかない!捨ててしまえ!
といいながら、食べられるところまで私が自分で食べたのでした。
私の体は、毒も栄養に変えることができるのです。←と本気で思ってます。




街の公園。

(8 Enero,2010)
  


大雨や強風になると、各地区の公園が閉鎖になります。
大木が倒れてきたり、太い枝がミキミキ〜と音を立てながら折れてきたりして、
死者が出てもおかしくないような状態が公園内で起こるからです。
セビージャは日差しが強くて木の成長も激しく、根っこの成長が追いつかない成長の早い木が多く、
大木の割には根が成長していないから倒れやすい、なんて聞きましたが、ホントなんだかどうか。。。
土の中と外の成長は比例しないかー???と思ったのですが。。。
まだ天気が悪い日々は続く予定ですが、
なぜだか本日から街の公園が開けられてます。
いつまでも閉めてられん!と言うことなのか、
豪雨が終わりと言うことなのかしりませんが、
我が家の犬たちも、これでようやっと本来の散歩に出られるようになりました。








公園には水飲み場があり、ウゴは人間サイズなので、
人々が使う水のみ場の噴水から出る水をいただきます。
写真を撮ってみたら、古代エジプトの絵を思わせるような姿に。
体が正面を向き、顔が真横を向いているのが古代エジプトの絵なら、
ウゴは逆で、体は横向き、顔は正面を向いてるじゃありませんか。
すごいなあ、と思い、自分でも試してみたら、
案外どうってことなかったです。顔が90度横を向いていても飲めるんですね。






公園は、大雨のあと、池の水も新鮮に輝いていて、アヒルや鴨も幸せそうでした。
白い鳩たちは、薄汚れてるようなのが多くいましたが。
池の向こうにこっそり孔雀もこちらをのぞいていたりして、ここは動物園ではなく、街中の公園です。
明日は晴れそうです。夜空に星を見ました。






カバルガタ。

(7 Enero,2010)
  


やっぱりね〜っ!ってかんじです。
天気予報の降水確率70%、雨であるはずの中、
各地区のカバルガタが出る昼間、晴れました。
で、カバルガタ終了の昼過ぎから、雨。
セビージャでは、天気ってコントロールできるのか???と思ってしまいます。
地区のものは、地区によってゴージャスさやスタイルもぜんぜん違い、
ディズニーランド級のゴージャスさで、大通りを通り、
サッカー選手の有名人などを王様にしているところもありますが、
私が見に行ったのは、すごく庶民レベルな、音楽もカーニバルか?と思わせるような自己流で、
勝手に盛り上がって踊りながら通り過ぎるもの。
昨年もこの地区で見たのですが、昨年は配るものにおもちゃやお菓子、飴以外に、
生ハム真空パックとか、チョリソとかもあったのが、
今年はシンプルに、おもちゃとお菓子、そして定番の飴のみでした。
私は娘のためにおもちゃをもらったり頑張りましたが、
大の大人が自分のために必死に頑張るんです。











おばあさんたちもキョーレツで、
私の元に振ってきたプレゼント、たぶんあれはビニール袋に入っていた小物入れの布巾着袋
だったと思うのですが、
私がつかんだ瞬間、もうひとつの手が、それをつかんだのです。
横を見るとその手は、おばあさんのものでした。
あ、おばあさんだ、譲ってあげよう!と思った瞬間、
力ずくで私からもぎ取りました。唖然。。。
こんなにこのイベントに、一生懸命になっている大人たちを客観的に見て、
これじゃあ、晴れるよなあ・・・・と。








隣の地区も、その隣の地区も、どこも同じ時間帯でカバルガタが出場。
ちょと街を車で走れば、いろいろな地区のものに出会えます。
で、ここを通ったな・・・という証に道路に飴がたくさん落ちてます。
王様と言うよりは、オバQとか、ラッツ&スター(シャネルズ?)みたいに見えますが、
これらを見てわが娘はどう思っているのだろうか・・・と。
昨日のゴージャス版では「オージ!」(王様を王子様と扱ってます)と喜んでましたが、
今日のは、きょとんと見てました。
子供たちには皆優しいので、わざわざ手渡しでおもちゃなどをくれます。
でも頭にぶつかる飴には疑問らしく、頭をさすりながら、泣きそうになってました。










…他人のことを言えないようで、私も筋肉痛、ということは、
私も知らずに頑張ってたってことなのか・・・・と。


新年のお天気。

(6 Enero,2010)
  


皆様、新年あけましておめでとうございます。
今年も無理せずに(自分の生活に支障を来たさない今までのようなフリースタイルで)、
勝手にここに書き続けますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします。




私もソニアジョーンズ店同様、年末年始、お休みさせていただきました。
また本日から復活です。
その間、セビージャは、雨、雨、雨、雨・・・・。たまに休憩のように晴れた日もありましたが、
基本的にずっと雨です。しかも下品な振り方。
よくもまあ、こんなに雨が触れるもんだ!と、人の大泣きの涙を思わせます。無限なのか。。。
アンダルシアでは、11年ぶりに水の通うようになった川とか、
川の氾濫と言うのもありました。
ダムは80%以上溜めてはいけないらしく、溜まりすぎたのでダムを開けてしまったのだそうです。
それで氾濫、という、なんとも雨慣れしていない土地柄です。




まだまだ雨が続く模様。
長く続く雨を知ってあわてて購入した私のビニールブーツも甘かった。。。。
雨用というわけではないので、縫い目から水が浸透。。。。びぢゃびぢゃ。。。
天気予報を追い続けてますが、本日も雨!の予報の中、
今日は子供たちが全員待ち焦がれているカバルガタの出る日、
町中をディズニーランドのエレクトリックパレードみたいなのが通る日で、
雨だと困るんです。
で、この今日のみ、雨が降らなかったのです!!!!
さすが何かに守られていると思われるセビージャ。本当に神秘な世界です。
ほんと、熱い人々の集中的な体温で、雨も蒸発か?と思うくらいです。
なので、大雨続きの中、本日のみ晴れました。
しかも、このカバルガタは夕方5時から夜10時15分まで続き、
町中に飴が撒かれるのですが、
足元に落ちた飴を拾ったりするので、水溜りがあったりすると不都合なんです。
で、さすが!午前中は眩しいくらいの太陽が射し、
ぬかるみを蒸発させ、足元の準備も天の力で行われました。
ほんと、あっぱれ!です。もう言うことなし。




明日も各地区のカバルガタが出ます。
天気予報が雨の中、きっと明日も雨が降らずに待ってくれることでしょう。。。
ロスコ・デ・レジェス(この日に食べるケーキ)も美味しく頂けそうです。
1月6日の朝、らくだに乗った東方からの3人の王様が持ってくるプレゼントを受け取るために、
子供たちは早く床に就くようです。
プレゼントのラストスパートをかけるため、デパートは、毎年1月5日に限って、
夜中の12時まで開いてます。
私も最後の最後にデパートに駆け込みました。
デパートの中では、店員たちは、明日の祝日後7日から始まるバーゲンの準備を始めてました。
あと1日待ては同じものが半額だったりするのを横目に、
正規の値段でおもちゃを購入するのでした。。。。







 
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