![]() |
![]() |
用があってヘレスに言って来たのですが、 いつもはどこへでも車で行くところ、 なんとなく電車で行ってみることにしました。 電車に乗る機会が少ないので、 たまに乗ると外国人観光客を味わえます。 まず、行き、駅の窓口で切符を買いました。 6,7ユーロという日本円で千円ちょっとの金額ですが、 ずいぶん立派な厚手の切符でした。 新幹線の切符と同じです。 まるで飛行機のボーディングパスのような。 で、座席が指定されてます。 数字と、VかPの文字がついてます。 VがVENTANA、窓側の席、 PがPASILLLO、通路側の席。 指定の座席に座っていると、車掌さんがまわってきて、 切符にはさみを入れました。 すると、 「お好きなら別ですが、座席、向きを変えられるんですよ。」 と教えてくれたのでした。 私の座席は進行方向を背中に逆を向いていたのですが、 席を立つと車掌さんが背もたれを簡単に動かして、 私の座席を進行方向に向けてくれました。 仕事の関係で新幹線にはよく乗りますが、 新幹線の座席は座席の向きを変えられないのに、 鈍行列車が変えられるなんて、思いもしませんでした。 帰りは時刻がはっきりとしていなかったので、 ヘレスの駅で乗る前、直前に買うつもりだったのですが、 窓口に並ぶ人の列がすごかったので、 駅に設置されている自動発券機で買うことにしました。 そうしたら出てきた切符は、日本の地下鉄の乗車券のような、 小さな切符で、金額も行きと同じだし、 電車の種類も行きと同じなのに、 帰りの切符には座席が記入されていないんです。 どういうことなのかよくわからずに電車に乗り込みました。 帰りの切符には座席が指定されていないので、 空いている席に勝手に座りました。 よく考えれば、もともとこの国は、 座席指定のところでも案外好き勝手に座ってしまって、 自分の席に誰かが座っていても、 近くの空いてる席に座ったりします。 ということは、座席指定は、ある程度大きな駅の窓口で 切符を買った人のみで、 切符によっては座席の指定なし。 何のための座席指定なのか、まったく想像つきません。 理由なんかないはずです。 統一されていない、ただそれだけのことだと思います。 そして、案の定、行きも帰りも時刻表の時刻に 10分以上、遅れて到着してます。 それは最初から想像してました。 なんだたったの15分か・・・って感じです。
実は昨日のマリア・パヘスのステージが終わってすぐ、 携帯電話の電源を入れ、 マリオ・マジャが亡くなったことを知らされた私は、 なぜ?なぜ?どうしてそういうことになっちゃうわけ??? の状態で、マリオ・マジャに近い存在の友人R氏(日本人男性)に 電話したのでした。 R氏は昔からマリオ・マジャのレッスンを取っていたり、 べレンと親しかったり、で、彼なら知ってる!と思って電話したところ、 やはり、マリオ・マジャの棺の場所にいたのでした。 「具合悪くなって病院行って、検査してて、検査結果が出たのが9月18日。 マリオ・マジャは、そういえば、 マリオ・マジャは、今のこのモダンなフラメンコのきっかけになった ビエナルの最中に亡くなり、ずっとずっとどの世界に行ってでも、
ビエナルのマリア・パヘスを見に行ってきました。 2日間の公演だったのですが、またまた突然数日前にチケットを購入したので、 比較的空席があった2日目を選び、最前列の一番端っこの席で見てきました。 顔が年とった?とわかるくらいの特等席です。 公演が始まる幕開け前、マリ・パが幕の前に出てきて、 マリ・パはコンセルバトリオ(公立の舞踊学校)をトップの成績で卒業していて、 パリージョは、タンギージョで出てきたのですが、 最初のマリオ・マジャへのメッセージを送る挨拶のときも、 マントンは、それはそれは豪快で華やかでした。 もっともっと年とっても、彼女はセビジャーナとして、
生ハム、ここの生ハムはやっぱり文化です。 たまに、突然生ハムが食べたくなることがあります。 今日は突然朝から大雨で、夕べ取り込みそびれた洗濯物がびちゃびちゃ。 こんなときは贅沢に生ハムを食べます。← 理由になってないけれど。 バルやレストランで食べるよりも、 デパートのグルメコーナーでスライスしてもらって自宅で食べるほうが 断然お安くあがります。 キッチンに生ハムを1本置いてあって、 自由にいつでもスライスして食べるという家庭も多いですが、 我が家はそこまで生ハム派でもないですし、 犬が3匹いるので、キッチンに住まわれてしまいそうですし。 デパートのグルメコーナーではいろいろな土地の豚を扱っているので、 生ハムも、土地、メーカーを選んで指示できます。 というのも、バルやレストランだと、選ぶことはできず、 だいたいセビージャでは地元のハブーゴ産の生ハムがほとんどです。 なので、我が家は、ギフエロ産のものをあえて買うようにしてます。 また味も微妙に違います。 私はいつも「ホセリート」というメーカーのものを買うのですが、 今日は私の目の前で同じように生ハムをスライスして買っていた人と 同じものにしてみました。これもまたおいしかったです。 これもギフエロ産でした。知ってるな〜彼も、思ったのですが、 なんか風貌がいかにもサッカー選手だったので、 店の人に聞いたところ、 やっぱり有名なもとサッカー選手だそうです。 セビーじゃのベティスのチームにいた、ホセ・マリという人で、 数年前に引退しているということでした。 どこがどうサッカー選手っぽいかというと、 @スリムでおしゃれ。靴や服をチェック A多少浅黒い Bなんといってもいろいろな部分のタトゥー。手の指先などに。
その、もとサッカー選手、スライスしてもらって待っている間、 二人の息子にハムを1枚ずつ切ってもらって食させてました。 この国では、お菓子のポテトチップスの味も、 ハモン味が一番人気です。
9月中旬になって学校が始まってから、 送迎関係でなのか、突然朝の交通量が増えたのがものすごくわかります。 そんな時間に、わざわざ信号機を直さなくても・・・と思うのですが。 青信号の青(緑)が割られていたのは数日前なのに、 この一番交通量が多い時間帯になぜ??? なにも考えてない、との一言につきます。 だいたい信号なんてあってないような動きを皆するので、 あまり重要でもないのかもしれません。 街を車で走っていると、目立たない信号機がたくさんあります。 大木の街路樹に隠されてしまっているものとか。 信号機もよく壊れ、 警察が出てきて大通りを手信号やってる光景もよくみられます。
一段とすごくなってました。 昔、イスラエルのステージを見にグラナダまで行ったときに、 靴を履かずにパントマイムみたいなときがあったので、 それ以来、彼のステージを見に行くときには、 いつもドキドキしながら「お願いだから靴を履いててー!」と祈ります。 今回も、メンバーのリストを見て、 ギターもカンテもいたので安心して見に行ったのですが、 やっぱり普通にフラメンコかというと、アートの世界に入ってるので、 妙なものを見せてくれました。 フェルナンド・テレモトが、プーロなフラメンコを歌うのですが、 その隣で、不快な騒音のようなエレキギターの音。 パンクバンドみたいなのが脇にいて、 エレキギターで騒音を出してるんです。 バイオリンなどで使う弓のスティックでエレキギターを弾いてるです。 ビ〜!ギぃ〜!って感じで。 あれでよく歌えるな〜と感心です。 音楽というのは伴奏以外に、邪魔するという名目で使うこともあるんですね。 イスラエルは、やっぱり最初は裸足で出てきました。 しかも砂のステージ。海パンみたいなズボン。 お面かぶってて、私としては、ああ・・・状態。 でもその後、靴履いてるのが半分はあったので満足。 今回驚いたのは、また妙な装置が出てきて、 小学校の跳び箱で使った、跳び箱の前におく踏み台みたいなものを 大きくした感じのバネの板。これの上で踊ったんです。 しかもねじが緩んだような板。 足元がしっかりしてないぐらぐらの板の上で、埃立てて踊りました。 彼のステージを前回のビエナルで 「フラメンコ界のピカソ」なんて評価されてました。 私も媒体のその言葉を見る前に、自分でも「ピカソ」と思ったのですが、 今回、かなりダリ色が強かったような。 笑えるようなのが多かったです。バカ受けできるところも多々ありました。 技術はこのすごいです。彼は、なんか無限って感じですね。 彼は、360度、全身を自由に使って踊ってて、 見ていてすごく気持ちいいです。 自分がストレッチでもやってるかのような気持ちよさを私は感じます。 そして今回の新しいものは、 ものすごく手を使っていたこと。手わざ。 足の技術のようなことを手でやってました。 手も足のように使おうと試みているかと思われます。 手の指に、指輪のようなものをはめ、木のテーブルで サパテアードのようなものを手でやりました。 高速ゆびパッチンの技もそうですし、 次回は口か?と思ったのですが、何回か口が使われてます。 どわ〜っ!みたいに言いながら大きく開いた口に手を持っていって。 後半は、自分よりも見回りのある太鼓を胸に抱え、 大きな太鼓たたきながらピルレットしたり、自由に踊ってました。 最後は、立った棺に絡みながら、踊りながら棺に入っていきました。 毎回楽しませてくれるイスラエルです。 ひとつ気になること・・・・、 大きな鷲鼻が削られているのですが、えぐれてるように見えてしまって、 大きな高い鷲鼻を削って、鼻の先が目立って、 ピエロが鼻の先にボールつけてるみたいな、あんなかんじに見えるのですが、 これも演出の一部なのでしょうか?
1歳になった娘が日に日に新しい反応を見せ、 手に取るように成長が見られて毎日が素晴らしいです。 娘がテレビの画面に映った金髪の美人な西洋の女優を指差し、 「ママ〜!」と叫びました。こっそりママはガッツポーズ。 ママだと思った?わけないか・・・。 「ママであってほしいー」ということなのかもしれませんが。 自由に歩くようになったので、 今までのようにベビーカーでじっとしていてくれなくて、 買い物に出かけるにも、ものを選んだりするにも止まっていられない状態。 ベビーカーでは常に動いていないと静かにしていてくれません。 ちょっと前までは、ベビーカーでお散歩すれば そのうちに眠りについてくれたものの、「ワンワン!」を覚えたので、 外に出れば必ずワンワンがたくさんいて近寄ってくるため、 眠るどころか一段と覚醒状態です。 そういわれてみれば住宅街は犬が多いです。 この国では日本と違って、家の中が土足なので、 犬たちは家の中で家族と一緒に生活していて、いつも人間と一緒。 散歩に外に連れ出しても、逃げてやろう!という犬はまずいなくて、 どの犬も飼い主の周りを離れずにくっついて歩いてます。 娘は、今ではさすがに掃除機と犬を間違えることはないですが、 それでも家の中で闘牛の雑誌をみつけ、 真っ黒い闘牛の牛の写真を指差して「ワンワン!」とやってます。 どこの子も同じかと思いますが、基本的に4つ足はワンワンのようです。 うちの子は今、アンパンマンの歌を歌い始めてます。 さびの部分だけですが「ア、ア、アンパンマン」が言えなくて 「ア、ア、アパチャ」と歌ってますが、 歌っているといってもその部分だけです。 子供の歌、歌詞を追ってますが、???と思うものがいくつもあります。 アンパンマンも「愛と勇気だけ友達さー」なんて歌ってますが、 それって、友達いない→だれも信じるな ってことでしょうか? 「はとぽっぽ」の歌だって、今の時代に歌うと、口が悪い子ですよね。 私が歌っていてすごく気にいっているのが「犬のおまわりさん」です。 これは、かわいい。 驚いた発見がありました。 「むすんでひらいて」の作曲家、ルソーとなってるので、 たまたま同じ名前の人なんだろう・・・と思いながらも調べたところ、 あの哲学者&思想家のルソーだったのです。
最近の私には珍しく、4時間テレビを見続けました。 夜10時から始まる踊りの番組「MIRA QUIEN BAILA」略して「MQB」。 「踊ってる人を見てみろー!」ってかんじのタイトルどおり、 有名人が踊りにチャレンジする番組です。 今回は、お笑い、ミススペイン、闘牛士、サッカー選手などをはじめ、 いろいろなジャンルから有名人をそろえ、 どんな踊りをするものか見逃さないぞー!と、 番組開始の30分前からテレビの前で構えてました。 なので正確に言うと4時間半、テレビの前にいました。 踊りを採点する審査員の一人に、アイダ・ゴメスが新しく入ってます。 彼女のインタビューを雑誌で読んだり、バレエ・ナショナルのステージで 踊りを見たりの範囲で知ってましたが、 しゃべってるのを初めて見て、こ、こわい・・・。 声のトーンは倍賞美津子。笑い方は白雪姫に出てくる魔女。 性格のきつさが審査のコメントに全て出てるし・・・・。 ステージで見ていた限り、もっとかわいらしい人を想像していたのですが、 違っていたようです。 この番組の後、続いて「刑務所からのコーラス」の番組が始まりました。 こちらのほうが、番組として感動させられます。 1〜2年前にもこの番組ありましたが、それはバレンシアの刑務所からでした。 これは私も全回見逃すことなくテレビにかじりついてましたが、 世界からも15カ国に買われていったそうです。 放送関係の複数の賞ももらっているようです。 今回はレオンの刑務所からです。 今回は女性も含まれます。敷地の中で女性刑務所と男性刑務所が、 棟を違えて存在しているようで、 コーラス隊は男女混合になるようです。 今日は初日なので、キャスティングでした。 これ、本物の囚人たちが顔にモザイクもなく、 実名をフルネームで発表し、刑も公表し、犯罪の内容も発表してしまうので、 フィクションかと錯覚してしまいますが、 ノンフィクションのドキュメンタリー番組です。 キャスティングに応募してきた囚人の中から選ばれた人たちで コーラス隊を作り、毎週の歌のレッスンを積み重ね、 毎週1曲、テレビに向かって皆様にお披露目するということになるはずです。 (前回と同じなら) 今日のキャスティングを見ていて知りました。 皆、歌がうまい。というか、歌う声の出し方がいい感じです。 フラメンコを歌うように歌う人も多く、 あなたは実はジプシーキング?と思わせるような 軽快にギターを弾きながら歌うプロ並みの人もいました。 踊りながら歌うナイジェリア人の歌は、 番組のエンディングになるほど、せつなく味あるものです。 南米人も多く入ってます。 移民の厳しさも知らされます。 犯罪に至るいきさつなどもところどころ会話の中に出てきます。 それなりに理由はあるんですね。 前回は男性のみだったので、目立たなかったのですが、 今回は女性も出ているので、やけに目立ったのは、 女性の厚化粧と派手なアクセサリー。 大きなピアスやペンダント。 目の周りの真っ黒な縁取り、真っ赤に染めた髪の毛。 これらの自由は日本の刑務所では考えられないかと思います。 大昔ですが、学生のときに刑法の授業で栃木の女性刑務所を 見学に行ったことがあります。 そのときの記憶をたどる限り、あまりにも違いすぎます・・・。 だいたい囚人がテレビに出ようとすること自体、 日本ではあり得ないかと思いますが。 この番組がまた始まったということは、 たぶん3ヶ月間だと思いますが、 私は欠かさず見るつもりです。 写真注釈:新聞記事の番組宣伝ページ。 上記が有名人の踊る番組「MQB」参加メンバー写真。 下記が刑務所からのコーラス「EL CORO DE LA CARCEL」の囚人。 一番左の人はケタマの歌をキャスティングで歌ってました。
3日間続いたビエナルのサラ・バラスの券は、 かなり前から3日間ともソールド・アウトでした。 フラメンコの人でなく、一般人も見に行くんですね。 サラ・バラスはスペインの中で、一般人にも知られてます。 今回は「カルメン」というタイトルで、 なんか見ていないけれど、 彼女の踊り方、今までのステージの作り方を知っている限り、 なんとなくすべて想像できるような・・・。 私は別に行きたいということでもなかったので、 チケットも買うことなく、じっとしてました。 最終日に当日行けなくなってしまった人のチケットが 会場で出回る可能性もあるので、行ってみようかなあと思い始めたところ、 体調を崩し、結局見ずに終わりました。 体調を崩したというのは、 ファミレスに入って最新のメニュー「リブステーキにコカコーラのソース」 というのを店の人に勧められ、 試してみたいという夫がそれを頼んだにもかかわらず、 「まずい!」と食べなかったので、 「もったいない!」と私が食べたところ、その後、吐きまくったのでした。 まるで体の中で化学反応でも起きたかのような。。。
それはおいといて・・・、 この写真、ボテロを思わせませんか? バルセロナの空港にもボテロ作の太っちょ馬がいますが、 ボテロは現役の画家、彫刻などもやりますが、 デブをテーマに、美としてます。というか、してくれてます、でしょうか? デブって何語か、国語辞書を引いてみました。 ひらがなで書かれてます。が、「でぶでぶに太っていること」となってます。 「でぶでぶ」も引いてみましたが、この語源を知るためにちょっと検索したところ、 どうもコレという、はっきりとしたことはわかりませんでした。 「破裂死」の英語から来てるとか、 デブの名前が「デーブ」だったとか、いろいろと・・・。 ボテロもそうですが、美術館などに行っても 裸体のモデルは必ずデブです。 昔からやっぱりデブは美とされているんだ!と夫に豪語したところ、 モデル体型の美人はそんな簡単に脱いでくれないからー」 と軽くかわされました。 この、ボテロのモデルかと思わせる母娘、 街角の露天でフラメンコの衣装と靴を売るジプシーでした。
アルファルファ広場といえば、セビージャの人は皆知ってます。
このあたりに存在している車の教習所には、 技術を学ぶ敷地がなく、実地は一般の道でいきなり始めるのがほとんどです。 数年前に「アンダルシアで第1号の実技の敷地がある教習所が誕生!」 というニュースを見た記憶があります。 教習所は、日本の塾のように、 筆記の授業のスペースが用意されているのみです。 ということは、 生まれて初めて車を動かす人が道に出ているのですから、恐ろしいものです。 教習車は、上に大きな看板を乗せて、目立つように走っているので、 教習車の近くを走るときには、 たとえウインカーを右に出しながら左に曲がっても、 信号で発進の際にエンストを繰り返しても、じっと我慢です。 今日、私の目の前を走っていた教習車、何度もエンストするんです。 こちらは余裕があるので、教習車の看板を読んだりします。 それがもう、びっくり! 教習所の学校の名前が「FRENAZO」です。 日本語で「急ブレーキ」。 そんな名前の学校なんです。 最近、車のアクセサリー屋さんで、 漢字のシールのキラキラものが流行ってるようです。 字が浮き上がったような宝石を思わせるゴージャスな漢字を張っている車を よく見かけます。 「飛」という文字をよく見ます。 一番カッコよく見える文字なのかも知れませんね。 本日、目の前に停まっていた車の文字は、シールの張り方違ってました。 見てやってください。 私たち日本人は漢字を書くの、なんともないですが、 外国の人たちにとって、絵を真似するようなものですから・・・。 ためしに私もこの車のように、逆さ向きの「道」の漢字を書いてみたら、 なかなか難しかったです。 試してみて下さい。自然に道という漢字が書けるなんて、 やっぱり私は日本人なんだ〜なんて再確認してしまいました。
午後1時過ぎ、街の気温計が26℃を示していて、 すっかり秋っぽくなったな〜としみじみ。 そうしたら突然、 セビージャは夕方から雨になりました。 天気予報では雨のマークなんてどこにもなくて曇りだったのに。。。。 車のラジオ(ひいきしているradiole)で最近よくかかる曲、 Pitingoの声が、この天気にすごく合っていて・・・・。 これです。↓ http://jp.youtube.com/watch?v=3_w9_Dta4-A ラジオのフラメンコチャンネルでは上記の曲がずっとかかってますが、 テレビの有料放送のノンストップ音楽番組を家でかけっぱなしにしておくと、 同じPitingoでも、こちらの曲のビデオクリップががいつも流れてます。 これです↓ http://jp.youtube.com/watch?v=Gwmj5nK3udU ピティンゴのジャンルは、ソウレリアと言い、 ソウル+ブレリアです。ちなみに、韓国のソウルじゃなくて、音楽のソウルです。 骨格が同じだと声は似ると言いますが、 どうも、お顔とお声が、森進一とダブってしまいます。。。。 なかなか好きです。 雰囲気は、平井賢っぽいのですが。。。。 ピティンゴ、ぜひ聴いてみて下さい。
またまたビエナル、突然行ってきてしまいました。 突然チケットを買うにも、どうも運もよいようで、 ぽつんと1席だけ、前列の端っこのほうに残ってたりするもんです。 本日も前から2列目の一番端の席で見てきました。 バレエ・ナショナル・デ・エスパーニャ(BNE)です。 アイダ・ゴメスが率いていたとき以来、私のBNEは久々だと思います。 この演目「カフェ・デ・チニータス」は、 このビエナルでやるのは今日が2日目ですが、会場を見渡す限り満席でした。 特別ゲストとして、エスペランサ・フェルナンデスが歌ってます。 数曲だけかと思ってたら、ほぼ全部に近く、 最初から最後まで出てました。 衣装は変えることなかったのですが、 ベラスケスのメニナのようなシルエットで、鉄板製?と思わせるような ごっついイメージのファルダでした。←ちょっと表現がわかりづらいでしょうか? タイトルを見なければ、エスペランサのステージだったような錯覚もします。 音楽がチャノ・ドミンゲスが担当し、彼自ら演奏してます。 私はチャノが大好きなので、 チャノの名に惹かれて今日出かけていった次第です。 今現在、たぶん、ドランテの名のほうが有名になっているかと思うのですが、 個人的な意見を言わせていただきますと、 音楽として、チャノのほうが断然上だと思ってます。 比べるものでもないのですが、 数年前にドランテのワンマンショーを見に行ったときに、そう思いました。 チャノの音は綺麗ですし、一音一音、気遣いが見られます。 最初のほうに、ソロンゴが歌われだしたとき、 チャノのモダンな音楽と、エスペランサのフラメンコが合わない??? と私の中で、2つがぶつかっていたのですが、 そのあとのセビジャーナスでは、耳も慣れたのか、自然に聴けました。 エスペランサのような声の出し方の歌い手より、 もう少し違った声質のほうがあの音楽にはふさわしいのでは? と私は思ったのですが。。。 踊りは、最初の男性が闘牛士のように踊った振りがすごく気に入りました。 男性のフラメンコの踊りの中で、闘牛士の動きを入れるのってよくありますが、 あんなふうに、闘牛士の動きに近づくことができた振りは あまり見たことがありません。 反り返り加減とか、角度とか。力の入れ具合とか。 それにプラスしてモダンな動きが入って、 えっ、もう終わり〜?と思わせてくれました。 後半、ごっついオッサンが女装したコメディーな踊りがあって、 モデルのようなオネエサンが完璧に踊った教本のような踊りより、 ずっとよかったですが(私は)、 パンフレットの名前を見ても、そのオッサンの女装フラメンコのところは 「ホセ・アントニオ」の名になっていて、 舞踊団の中にもどこにもその名がない・・・。 踊った後、挨拶にもその女装オッサン出てこないし、 まさか、BNEの監督のホセ・アントニオ自身だったとは! ということに後から気づきました。 なぜか、わび&さびを感じさせる、そして笑える、 味のある素晴らしい女装踊りでした。 最後の舞台挨拶で、チャノとホセ・アントニオが肩を組んで舞台に立ちましたが、 双子?と思えるようなそっくり!に、見えました。 あ、オネエサンなんて言ってしまいましたが、 アナ・モヤさんですね。特になんてことなく、2曲も踊ってくれました。 白に黒のフリルのバタ・デ・コーラでした。 バタで、フリルが縦についてるものをあまり見たことがなかったので、 衣装をじっくり見てました。
ここ数日前から、大聖堂の前の大通りに、 ちょっと気味悪い感じの白黒写真が、フラメンコをテーマに 飾られてます。ビエナルが終わるまで飾られているそうです。 アバンギャルドな不気味な写真が、 夜になるともっと不気味になります。 そのよさが、私にはよくわかりませんが。
このビエナルの真っ最中に、 世界中で有名な、あのマドンナがセビージャに来てコンサートがありました。 5万人ほどが会場に集まったそうです。 新聞記事によりますと、 マドンナはプライベート機でセビージャの空港に乗りつけ、 200人以上のスタッフを引き連れているのだそうです。 専属コック、専属マッサージ師などなど。 マドンナがセビージャでコンサートを行うことで、 セビージャ市は、ホテルやレストランなどにおける収入が 800万ユーロと計算してます。 日本円で13億円くらいですか? 日本とスペインとでのコンサートの大きな違いは、 まず値段の安い席から売れていくことです。 日本だと、たぶん高い値のよりステージに近い席から売れるのでは? と思うのですが、 この国の人たちは無理をしないので、 自分の払える範囲で買います。 今回のマドンナのチケットは一番エコノミーな席でも72ユーロだったので、 1万2千円くらいですか? それ以上だとやはり考えてしまう人が多いようです。 マドンナのコンサートは最初はマドリードで行われるはずだったものが、 なぜだか突然セビージャに変わったので、 スペイン全国からセビージャに集まってきました。 宣伝もかなり派手にされて、 市内の路面電車にもシールの広告が貼られてました。 コンサート会場に近づいて、漏れてくる歌を聴いてやれー! と、車で一家総出しました。 マドンナの会場は、ビエナルの野外コンサート会場とはまた違い、 その近くにあるのですが、 1999年にセビージャで行われた世界陸上の競技場でした。 警察の道路規制が激しいだろうなあ、とは予測してたのですが、 行くだけ行ってみよう!と。 この競技場に近づくのは、いくつもの道があるのですが、 少し回リ込むつもりで行ってみると、 どの道もパトカーが横停めしていて、通れないようにふさいでます。 1つ目の道NG、2つ目もNG、3つ目もNG・・・、 残された道はひとつ、ダイレクトに競技場に入る高速道路から。 これがなんの苦労もなく、スムーズに入れたのです。 しかも、マドンナが車で出てくると思われる地下駐車場の出入り口の前を 車で通りました。 テレビのカメラマンも肩にカメラを抱えて待ち構えている場所です。 マドンナにプレゼントなのか、 役に立ちそうにもない、警察の騎馬隊が2頭、立ってました。 私たちはそのすぐ近くで車を停め、犬たちを降ろし、 夫が3匹連結で犬の散歩をはじめました。 私と娘が車内に残り、車をしばらくハザード出して停めていると、 警察がやってきて「ここに車を停めていてはいけない」と。 「動いていなければいけない」というので、 徐行しながら旋回してました。 意味ないじゃん・・・と思いながら。 マニュアル(ルール)にしたがっているだけと思われる警察。 ということで、またまたただ聴きしてきました。 マドンナが歌っている同じ時間に、 マエストランサ劇場では、ビエナルの項目、 バレエ・ナショナル・デ・エスパーニャが踊り、 エスペランサ・フェルナンデスが歌ってるんだな〜と思いながら。 音楽が、私の大好きなチャノ・ドミンゲスだし、 明日もある(2日間)なので、 明日、行ってみようかな〜。
カフェテリアに置いてある雑誌を見ていたら、 パコ・デ・ルシアの娘さんが結婚されたようですね。 ピラピラ見ていただけなので、 どこで、誰となのかなど見るのを忘れてしまいました。 じゃ、なんで写真を撮ったかというと、 ウエディングドレスが素敵だったからです。 写真だと、袖の部分が縫い合わせてあるのか、 マントンシージョのように使っているのか判断できませんが、 レース生地の袖は、マンティージャをケープとして使っているようにも見えますね。 マンティージャは、花嫁さんがベールとして頭につけるレース生地です。 マンティージャにも、 真っ白、生成り、クリーム色など微妙に色が違って存在してます。 一番売れ筋で人気なのは、生成りのシルクでお手製刺繍のものです。 白のマンティージャは、 結婚式のほかにも、フェリアの時に馬車に乗る女性の盛装でも使われます。 このマンティージャをつけ、高貴に着飾った女性たちが フェリアの時期、闘牛場の来賓席にズラーッと並びます。 黒のマンティージャは、セマナ・サンタの一番盛り上がる木曜の夜中、 金曜日の祭日に黒い衣装で身を包んだ女性たちの正装で使われます。 頭につけます。 パコといえば・・・、 昨日のエストレージャ・モレンテの来客数は、ビエナル史上最多で、 パコ・デ・ルシアを抜いたという記事を見ました。 パコはもちろん、ビセンテ・アミーゴも今年はビエナルに出ません。 ビセンテは、10月に独自でセビージャでコンサートをやる予定だそうですが。 そういえば、今年はマヌエラ・カラスコの名前もプログラムに見ませんね。 驚きの、ギネスでも目ざしてるのか・・・と思ってしまうような、 ペパ・モンテスとリカルド・ミーニョは、ちょうど今日やってます。 やっぱり地元のアーチストを大切にしよう精神でしょうか。
今日のビエナルの項目に、 例の聴覚障害者の女性が手話でフラメンコを踊るというのがありました。 会場も一番小規模なところが用意されていたため、 チケットは1週間前くらいからソールド・アウトの状態です。 私の今年のビエナルは、気が向いたときに行く、という 全て当日券のため、今日のステージは半分あきらめていました。 散歩がてら、開演1時間前のチケット売り場の窓口が開く時間から その場で人々の様子を見、 もし誰か、譲りたいという人が現れたら買おうと思って窓口の脇にいました。 開演5分前くらいになって、 運良く1枚あまっている、という人が現れ、入場できることに。 しかも席が最前列の中央! ということで見てきました。 1部は、ダウン症の人たちが踊るステージ。 フラメンコを上手に踊る女の子もいました。 なんか熟練の女性が踊るかのような、的を得た踊りというか、 踊りの節々がしっかりしていて、 曲がわかっていなければ、あのような踊りはできないはずです。 ただ丸暗記の振り付けとは違って、踊り心があるものでした。 他は、コンテンポラリーの動きが多い、 身体と精神の衛生状態がよさそうな踊りをたくさん見せてもらいました。 2部が、驚きの手話フラメンコ。 これ、驚きのプロ級です。 カンテの歌詞を手話で伝えながらフラメンコを踊っているんです。 曲の最初から最後まで手話で、しかもその手振りと顔と、フラメンコで、 フラメンコの手話です。 私は残念ながら手話を知らないのですが、 カンテの歌詞で、同じ言葉が繰り返される部分を何度か見ているうちに、 いくつかの表現を今回習得できました。 エスコビージャの部分まで、手話で伝えてるのです。 カンタオールが一人「ア〜イ、ア〜イ」言ってるところも。 どのように何を伝えているのか知りませんが、 時計の針っぽい手の動きと、 1、2と指で数を示していたのを見ると、 コンパスがわかるようになのかな?と想像してみたりしました。 そういうジェスチャーが違和感なく、 踊りの手の動きの中に含まれているのです。 「カンタール」歌う、というジェスチャーと、 「ポルケ」どうして、という言葉をよく歌詞の中で使ったようで、 今すごく目に焼きついて覚えているのが、そのジェスチャー2つです。 あと「ボニータ」かわいい、という歌詞で何度も使った、 上を向いた顔の前で、こぶしで円を一周描く姿も思い出されます。 手話フラメンコの彼女の本名は「マリア・アンへレス」。 アーチスト名が「ラ・ニーニャ・デ・ロス・クーポネス」。 クーポン売りの少女。 スペインに存在する目の不自由な人たちをはじめとする 身体に不自由がある人たちのための財団「ONCE」オンセが発行している 毎日の宝くじ、これを売るのを仕事にしている彼女のアーチスト名です。 彼女を見て、グラナダのマリキージャを思い出しました。 ステージに立った風貌が似ていたのか、 最初の衣装がズボンだったからか・・・。 マリキージャっぽい踊りでした。 ちょっと笑えたのが、後半の衣装で、 今回のために特別作ったのがよくわかる、特殊なサテンの生地でした。 プリント柄が、今日の日付のクーポン宝くじの大きな絵なのです。 ONCEのマークと文字が入り、クーポンの日付が今日「14 SEP 08」になっていて、 クーポンの絵が、赤い衣装を着てフラメンコを踊っている女の子の絵。 私の席が誰よりも近くにそれらが見える席なので、 生地の柄をマジマジ見てしまいました。 ちょっとあれは、衣装としては、あまり良くなかったなー、と私は思います。 私の隣2席の人は手話で会話してい人でした。 全て終わってから、帰りがけ席を立つときに尋ねてみましたが、 手話で踊っていた全て、完璧に理解できたそうです。 すごい世界が幕開けしたのではないかと思ってます。
ビエナルが始まって、地元の新聞では、 昨晩のステージの評価と、本日のステージの紹介との 詳細が記されています。 今日の新聞を見ていたら、今日あるステージ「Mujeres」ムヘーレスの 紹介がされていたのでした。 見ると、ディレクターにマリオ・マジャの名があって、 踊るのが「メルチェ・エスメラルダ」、「ベレン・マジャ」、「ロシオ・モリーナ」の3人。 3人とも女性。タイトルが女性を意味する「ムヘーレス」で、 ちょっと気になりだしたので、 当日券で行って見ることにしました。 メルチェなんてここ数年見ていなかったし、 今でも床に届くくらいの反り返りとか、やっちゃうのかなあ?と期待しながら。 やはり大ベテランは、若手のキレのあるロシオと同じ振りで踊っても、 同じ超高速「いーとー巻き巻き」振りも、 メルチェのほうが味があるように見受けられましたが。 ベレンマジャは、モダンになって方向性が見えてきた頃、好きだったのだけれど、 数年前にグラナダのアルハンブラ宮殿の庭のステージで、 ラファエラ・カラスコと踊っていたステージのときのイメージが、 私の中ですごく低くて、 もうベレンマジャも見なくていいや・・・と心のどこかにあったのですが、 今回見て、名誉挽回できました。ほっ。 最初にベレンが一人で踊ったタンゴの振りの中に、 ケンケンパーが出てきましたよ。曲の最初と最後はぜんまい人形の横移動、 といった感じ。面白かったですよ。 腹筋をたくさん使った体操フラメンコといいますか、 普段鍛えてんな〜と感心させられる踊りでした。 衣装は、3人で最初に踊ったものは、3人とも太ももまで左足に 大胆なスリットが入っていて、カッコよかったですよ。 メルチェが一人でバタで踊ったのですが、 全身生成り色で花嫁さんを想像させるような衣装で、 耳元にオレンジの花をつけているのに、 曲がソレアでした。 バタのカンカンが黄緑色で、よく見ると生成り衣装の上半身部分は、 緑がかっていたようにも見えます。 照明の関係で実際の衣装の色とステージでの色が違って見えたりすることは 多々あるので。 このメルチェのバタの袖は、ハモン袖。 ひざよりもかなり上からファルだのフリルが始まってますが、 ピーターパン調のとがった大き目のフリルなので前3段でした。 踊りは、なんかメルチェらしくなく、教本みたいにシンプルだったのですが、 よく考えると、ゴテゴテの味の濃い踊りが続いていたので、 お口直しにお水が出されたようなものだったのかもしれません。
最後に3人でカラコレスを踊ったのですが、 「だるまさんがころんだ」か何かで楽しく女の子たちが遊んでいるような かわいらしく楽しい踊りでした。 このメルチェのバタは、孔雀のオスのお尻を思い出させるような、 後姿で、前ファルダの4段フリルが、お尻のほうに上がるんです。 ロシオのバタも、一見、今風のセビジャーナス衣装のように見える作りで、 でもバタ。フリルに釣り糸が入ってるパターンですね。 それに比べて、 なぜ、ベレン、あのバタなのでしょう? パンフレットの3人の衣装がそれです。 衣装ってそれぞれ持ち出し?ってことないと思うのですが、 スタイルは、特に変わったところはなく、至ってシンプル。 しかも生地は数年前のもの。今店でこの生地を探しても、 売ってないし、探せない、数年前のもの。 やっぱり踊りで勝負!ってところでしょうか。さすがベレン。 ちょっとでもいいから、お父さん、だしてくれないでしょうかー!お願いしますよー。 マリオ・マジャがどこかで踊るなら、私はどこでも見に行きますよー。
あっ、ロシオが一人で踊ったシギリージャ、すごいキレでしたよ。 見ていて気持ちいいです。あれだけシャープだと。 炭酸が効いた冷えたビールを一気飲みしたような美味しさでした。 さて、ロシオの舞踊団のステージがビエナルでまだあるので、 行ってみようかと思えば、ソールドアウトです。 でも当日に会場に行くと、当日行けなくなった人が売ろうとしていたり、 案外どうにかなったりするんですね、これが。 このステージの後、夜23時半から、 万博会場地にある大型の屋外コンサート会場で、 エストレージャ・モレンテとポルトガルのファドが一緒に歌うステージがありました。 我が家は一家総出です。 ウゴ・エドゥー・トポもその周りが散歩コースだし、歌聞きながら散歩できるし、 行きたいというので、 娘の食事を持って車で会場前に横付け。 夜のピクニックです。 音響もばっちり。 無料でコンサートに一家6人(正確に言えば3人+3匹)で参加です。 入場したって大型会場で、どうせステージもよく見えないし、 歌なんだから・・・ということで、会場脇から。 こんなかんじで、ビエナル、私なりに楽しんでます。
すっかり秋の空気を朝晩は、感じるようになりました。 が、まだまだ日中はビールを身体が求めます。 生ビール以外に、ここ数年ではどこでもアルコールなしのビールも 生(なま)で扱うようになってきました。 そして、最近では、多くのバルで生ビール、生ノンアルコールビールと並んで、 生ティント・デ・ベラーノが存在してます。 ティント・デ・ベラーノとは「夏のワイン」を意味し、 赤ワイン半分+炭酸ジュース半分で作るものです。 日本で作るなら、安くてまずいワインを買ってきて、 ファンタレモンかスプライトで割ると、それになります。 コツは、美味しくないワインです。 いいワインだと、なぜだかこのティント・デ・ベラーノがまずくなります。 シンプルなワインとしては、とても飲めないまずいワインを ジュースで割ると、美味しくなるんです。ほんとです。 バルで、ティント・デ・ベラーノの機械がありました。 「これ、日本にないと思うわー」とバルのおじさんと話していたら、 写真を撮れば?と ついでくれたので、私はビール飲んでいたのですが、 これも払って飲まなくちゃ、と思ったら、 あげる!と。 ビール1杯1ユーロ払って、つまみのオリーブが出てきて、 ついでにティント・デ・ベラーノまでおまけでした。 ビール半分+スプライト半分で作る「クララ」という飲み物もあります。 このクララとか、ティント・デ・ベラーノとか、 ほんのりアルコールが入った程度の、ほんのりアルコールの飲み物は、 アルコールが苦手な日本の女性に人気です。 私のような、喉でゴクゴクとビール飲みたい派には向いてませんが。
「マゼランの世界一周」という言葉を学生の頃に 試験で書き込んだりした覚えがあるかたも多いかと思います。 あの、マゼランの世界一周って、 セビージャの川を出発していたってご存知でしたか? マゼランはスペイン語では「マガジャネス」と呼ばれてます。 Magallanes と書きます。 16世紀に5艘のカラベル船、265人で出発してます。 戻ってきたのは1艘、ビクトリア号のみで、18人のみ。 1492年にコロンブスが新大陸を発見し、その500周年記念に コロンブスが使用した船の複製を製作するにあたり、 (ついでに?)マゼランの使用したビクトリア号も複製されたのでした。 1992年のセビリア万博で、ビクトリア号の複製船がお披露目され、 その後、万博会場前の河にずーっと浮かんでました。 川をボートで遊んでいる傍らに、その船が放置されたように浮かんでいて、 何だこれは?と、思っていたら、 それがこの前の愛知万博に向かって2004年にセビージャを出発し、 再び世界一周を試みたのでした。 小さな船です。16世紀当時と同じに徹底しているので、帆船。 エンジンなんてありません。 唯一、コンピューターを積んでいったことのみが新しいところ。 2004年10月12日にスペイン国王が来て出港式を行い、 2006年5月4日に無事戻ってきました。 長旅の間、インターネットで乗組員たちが日記を送っていて、 ホームページで見ることができたので、 私はひそかに追ってましたが。 乗組員たちのプロフィールなども載っていました。 途中ハワイ近くで、風がなくて停滞したのが印象に残ってます。 愛知万博の間、日本にずっといたのに、 あまり取り上げられていなかったのでは?かわいそうに・・・・。残念。 この船のオリジナルバージョン、マゼランの船は、 1519年9月20日にセビージャを出発し、 1522年9月6日にセビージャに戻ってきてます。 ここ数日間、今日まで川沿いでその複製盤の船が披露されていたので、 行ってきました。 現代バージョンの世界一周の乗組員たちの日記の写真でいつも見ていた ポロシャツを着た人が船の中にいたので、 きっと行ってきた人たちだろうなーと思ったのですが、 話しかけるのは遠慮してしまいました。
ところで、 マゼランは、途中のフィリピンで殺されてるので帰還してません。 カトリックに改宗することを強制しようとしたマゼランを殺した イスラム教系のラプ・ラプという人物は、 現場フィリピンのマクタン島に銅像もあり、 近郊で捕れる魚には、ラプラプの名がつけられ、 首都もラプラプだし、国民的英雄の扱いのようです。 一方、ここスペインでは、 マゼラン、殺されて帰還していないので、 その後一行を率いて戻ってきたときの指揮官、 「エルカノ」という人物がここスペインでは英雄として扱われてます。 セビージャにある銅像は、マゼランではなく、 エルカノです。日本のように殉職が美徳という感覚を持ち合わせていなく、 「戻って来て、なんぼ!」の世界なのか、 マゼランがポルトガル人で、エルカノがバスク出身のスペイン人だからなのか、 その辺はよく知りません。 マゼラン、かわいそ〜。
2008年のビエナル・フラメンコが始まりました。 オープニング・セレモニーがあったので、 散歩がてら出かけてきました。 市役所の背面の広場が会場だったので、 決して広くない所だし、屋外の通行人も立ち寄って見られるところなので、 軽い気分で行ってきました。入場料なし。 夜10時から始まるということで、 最初のほうの挨拶とかはパスしたかったので、 音楽が聞こえるくらいで、ちょっとのぞければいいや・・・ のノリで行ったのですが、 群集とはこういうことを言うのだ!と知らされました。 オーガナイズするほうも、勇敢というか、一か八かの勝負人なのか、 やるなあ〜と感心してしまいました。 安全性もまったくないですし、第一、見えない!!! 狭い細長い広場を横に使うと、角度として見える人が少なくなるのに。 ということで、遅くに到着した私は、見えませんでした。 遠くに小さく見えるのならいいのですが、 角度的に見える人が少なくなるステージ設計でしたので。 建物の窓枠によじ登って、望遠を使って取れた写真が唯一これです。 カメラの望遠で見てました。 私のカメラはごく普通のものより少しだけズームが利くくらいの 一般人用のものです。 遠めからでも、クリスティーナ・オヨスだというのは、すぐにわかりました。 大きな大衆用の踊り方を知っている踊り手さんは、さすがですね。 こんなところでタブラオみたいな踊りされても困りますし。 長くなく、オーソドックスに踊ってくれました。 望遠でも見ることができた踊りでした。 でもあれってフラメンコだったのか?と疑問。舞。 音楽も、どこかの民族のコーラスが聞こえてきて、 ブルガリアだったようですが、シンフォニーの世界。 マノロ・サンルーカルが弾いてるのに、 フラメンコに聞こえなかったような。 セビージャのオーケストラをバックにそろえ、 ステージに乗ってる人数もものすごい数だったような・・・。 結局、フラメンコのリズムでもないし、 ちょっと一杯飲んでくるか・・・とバルに出かけて帰ってきたら、 もう全て終わっていて、 近くのホテルで着替えたのか、 黒い小さなカートのスーツケースを 旦那さまが引っ張り(スチュワーデスのように)、 私服に着替えたクリスティーナ・オヨスが帰宅する場面に出くわせました。
もうビエナル・フラメンコも15回目なんですね。 ビエナルという言葉は2年ごとの、ということなので、 15回×2でもう30年ほど前が初回だったという計算になりますね。 初回のころのビエナルに通っていたという知り合いが言ってました。 当時はマノロ・サンルーカルのクルシージョを受けると ビエナルのフリーパス券がもらえたのだそうです。 そんな時代もあったんですね。 私のビエナルで覚えているのは、 アルカサールの庭で見たステージで踊っていた男性が、 翌日トゥリアーナの道を材木担いで歩いてた(昼間大工さん)とか、 すごく庶民的だったイメージが残ってます。 最近は大きな劇場で踊るのが増えましたが、 今でもホテル・トゥリアーナの中庭で続いているような、 夜バージョンのオープンなほうが私は好きです。
マリオ・マジャの踊りを最後にビエナルで見たきり、 その後どこでも二度と彼の踊りを見ていない、、、、 というのも私の中のビエナルの大切な思い出です。 マリオ・マジャがどこかで踊るようなことが今あれば、 私は、どこの土地でも見に飛んで行きますが。 最近はもう娘のほうばかりで、お父ちゃん、踊らないですねえ。
今年のビエナルのチケットは、まだ何も買ってません。 その日の気分で、行きたかったら当日券でも買って、 売り切れだったら無理してまで見なくてもいいや、という気分です。 それほど惹かれるものも無くて・・・。 この時期に、同時にセビージャ近郊の村々で、 フェスティバルが行われます。 そちらに意識が行ってます。 今からちょっと行ってみるか〜、 そんなノリで当日の気分で突然出かけます。
朝の涼しい時間帯、ジョギングしている人たちを見かけます。 これって先進国の印かと思うのですが、 スポーツジムが盛んなこの時代には、 ジムで汗を流し、冷房の効いた車で通うのかもしれませんが、 愛犬たちを運動させるには、やっぱり公園ですね。
今朝、かわいいのを見ました。 おっ、「とん吉、ちんペイ、かんた」か? 「のぞみ、かなえ、たまえ」か? それにしても、普通この類の犬は、夏にバリカンで丸坊主にされるのに、 もう伸びちゃったのでしょうか? うちのエドゥーの場合、春先の暑くなり始めた頃と、 もう一度夏に、と、1回の夏に丸坊主になります。
ところで、犬と飼い主は似ていると言いますが・・・・。 なるほど、と納得させられるものに出会いました。 飼い主のお顔はご想像にお任せします。
午後、家具屋さんに出かけました。 ここ数年は我が家の家具はIKEAのものが多いです。 日本にも存在しているみたいですね、IKEA。 日本のあるドラマを見ていたら、家具がIKEAのものでそろってました。 このIKEAの家具は、自分で家で組み立てる式で、 車で持ち帰ることができるものがほとんど。 タンスなども自分の車で持ち帰り、自分で組み立てます。 釘などを一切使わず、組み立て式の家具です。 しかも、説明書(組み立ての手順)は、 一切文字がなく、すべて絵。 これが良いところ。 そしてリーズナブル。スウェーデン製。 家具だけでなく、雑貨など、家の中で使うものはほぼそろってます。 大型雑貨センターといった感じです。 家具は自分で店頭の見本の番号を控え、 レジ前に番号で並ぶ大型倉庫から自分で取っていくという流れです。 先週末に小さなタンスを見つけにIKEAに行き、 気に入ったものを見つけたのに、売り切れで、 月曜日に入ると言われたので、出直したのですが、 店にはものすごい人。 週末もすごかったのですが、ウイークデーまですごい人です。 夏のバケーションが終わり、 9月15日から学校の新学期が始まるので、 この時期に皆いっせいに部屋の模様替えでしょうか? 買っているものを見ていると、大型の家具が多いようです。 家族で来てますが、 お父さんたち、仕事、どうなっちゃってるんでしょう??? この、人、人、人、、、、で、行きも帰りも車の渋滞にはまってしまいました。 このIKEAはセビージャから車でウエルバ方面に10分くらい走った 高速道路沿いにあるのですが、 このIKEAの周りが渋滞。セビージャで渋滞は珍しいことです。 なんと渋滞の原因を作っているのは警察。 全体的な動きをまるで見ていないので、 ロータリーをとめてみたり、 ま、はっきり言って邪魔してると言えるでしょう。 渋滞を避けるために高速道路の入り口へのアクセスも 止めてしまってました。余計渋滞。 なので、帰りは夕方9時にIKEAの駐車場を出ようと車に乗ったところ、 駐車場内で1時間の渋滞。 全然進まないので、途中で自販機にジュース買いに行ってしまいました。 ようやっと外に出て、IKEAの建物の脇をさらに30分かけてようやっとぬけ、 結局IKEAを出るのに1時間半かかりました。 この1時間半、新聞でも読めたかと思うのですが、 持ち合わせていなかったので、 ラジオを聴いてました。 AZUCAR MORENO(アスーカル・モレーノ)の「マンマ・ミア」 の歌が流れました。 ほんと気分はまさに「マンマ・ミ〜ア」です。 スペイン人も「マンマ・ミーア」(伊)とか 「マドレ・ミーア」(西)とかよく言います。 一番似た感じの日本語の口調だと、 「あ〜あ、もー」あたりでしょうか。 英語だったら「オーマイガーッ!」って感じです。 このアスーカル・モレーノはジプシー女性2人組なのですが、 日本の叶姉妹っぽいです。 でもこの類はものめずらしくないので、 叶姉妹がスペインにいてもただの人と化してしまうでしょう。 アスーカル・モレーノ(直訳すると黒砂糖)のマンマ・ミアを聴いてみたい、 見てみたい、というかたはこれです。↓ http://jp.youtube.com/watch?v=zw48Q80CcoI 彼女たちは、踊りながら歌う、セクシーな熟女の肉体が売りです。 でも日本のアイドル歌手たちと違って、 歌唱力あります。 そして、決して若くありません。
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| SONIA JOHNES「セビージャ通信」に掲載の記事・写 真の無断転載を禁じます。 すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。 |