付録が過激化〜!?
(30.Junio,2008)   


女性ファッション雑誌、スペインでもなかなか売れていて、
売れているもので、15万部以上の発行部数らしい。
日本の雑誌の発行部数を調べてみたら、
国産のJJ,CanCan,nonno,アンアンなどには及びませんが、
スペインは日本の人口の3分の1なので。
日本ほど種類もないし、年齢層で分けられてもいません。
どんな年齢層でも対応可能な雑誌です。
女性雑誌のここ数年の傾向は、おまけ、付録。
これが過激化してきていて、
どの雑誌も今では付録なしで売られることがなく、
毎月読者の期待を裏切ることなくがんばってます。
今店頭で売られている女性雑誌たちを買ってみました。

最近はやっているトートバックっぽいものが多く、
●VOGUE は海にお出かけするとき用のトートバック風布製ビーチバック。
●marie claaireも海用バック。麦わら製。
●AR(AnaRosaというスペイン国産雑誌)も夏用海バック。
さらにグリーンぺッパーのインスタントソース付、
さらにキッコーマンの小冊子が付いている。
ちょっと気になるけれどビニールの中に入っていて見えない。。。
●womanもバック。絵もこれはすごい!
スペインを代表する世界のデザイナー、アドルフォ・ドミンゲスに
特別デザインさせている。
●InStyleは、カメロン・ディアスが表紙で、海で着るカフタンが付録。
●一番キョーレツなのがELLE、ビギニの水着。
●スペインで一番売れてるTELVAは、小物入れと無難なセンで押さえ気味。

でもこのTELVAが、女性雑誌のおまけの火付けだった記憶があります。
年末に新年のスケジュール帳が付いていて、思わず買ったのが
15年以上前だったかも・・・・。
そのあたりから、マフラーとか手袋とかつけて
売り出され始めた記憶が蘇ります。

せっかくなので、この夏の楽しみとして、これら全て購入して、
ソニアジョーンズの東京店においてもらいます。
付録ごと送りますので、とりあえず雑誌はお店に置いておくとして、
付録の使い道はお任せします。






やる気が価格に反映します
(29.Junio,2008)   


うちの小さな庭には、オレンジとレモンの木が1本ずつあります。
毎年春先に実の収穫の後、枝を切り落とすのですが、
今年は(今年も)、オレンジの木に黒歌鳥が巣を作って
ヒナをかえしていたので、
しばらくそっと見ないふりしてあげることにしたのでした。

昔、窓から双眼鏡で覗いて観察していたら、
1冬に3回もヒナたちが育ってました。
お父さん鳥とお母さん鳥がちゃんと交互にエサを運んできて、
私がこっそり双眼鏡で覗いているのもわかるんですね、
ぶーっと毛を立てて威嚇してました。
今年は、オレンジの木のほかにも、
スイカヅラの蔦の中にも巣を作ったようです。

もう木を切るには遅い時期なのですが、とうとう切りました。
疲れるし、植木屋さんに頼もうかと何件か見積もりを取ったら、
たった2本の木のせんていなのに、2万円以上もするというので、
自分で切ることにしました。
「もっとビックな庭の仕事をしたいので、木2本はやる気ないので値段が高い」
とはっきり言われました。

オレンジやレモンの木は、柔らかいので、のこぎりで簡単に切れるし、
枝ははさみで十分ですし。
キャタツでは高さが足りないので、木に登って切りました。
なかなか白熱してしまって・・・。

その木々の処理ですが、近所のごみ捨てのコンテナを
自宅前に運んできます。
コロコロがついているので引っ張ってこれます。
で、ある程度木を捨てやすいように短く切って、コンテナに捨て、
ついでにキッチンのごみなども捨ててしまって、
またコンテナを所定の場所に戻します。
日本ではごみの分別、厳しいようですが、
ここにもびん専用ごみ箱、紙専用ゴミ箱なども存在してますが、
普通のごみコンテナに、紙、プラスチック、生ごみ、ビニール、傘、
椅子、なんでも捨てちゃいます。
私が切った木を捨てたコンテナ、写真とってみました。



こういうところは、合理主義
(28.Junio,2008)   

この写真の橋の名は、「QUINTO CENTENRIO」。→
「キント・センテナリオ」→
「5回目の100周年」→「500周年」何の?→
コロンブスが新大陸発見した1492年の500周年→
1992年に新しく架けられた橋。
別名「プエンテ・パキート」→「パコさん橋」→パコという人の作品だから。

ライトアップしない。
セビージャの端っこにある一番背丈の高い橋で、
橋を車で通ると、セビージャの街が一望できるパノラミック橋。
セビージャで一番交通事故が多い場所。
中央の車線の進行方向が交通量によって流れを変えるため。
この橋は、隠しカメラでスピード違反を撮る。
夫がやられた!スピード違反。

罰金だけでなく、ポイント制の点数も引かれる。
私は無事故無違反だが、
やんちゃな夫は車傷だらけ、点数はもうなくなる・・・・。
さすがスペイン、連帯責任なのか、
「この車を運転していたのは誰ですか?返信しなさい」
という写真つきの通知が自宅に届いたのでした。
家族会議の結果、点数が満タンの私がかぶることに・・・。

こういうことだから、インターネットで免許の点数が売られているのが
ようやっと理解できたのでした。
ペーパードライバーが高い値段で自分の点数を売るんですね。
そのときに運転していたのが自分だということにすれば成立できるので。

私の名前で返信したら、私の名前で罰金の金額の通知が届きました。
で、驚いたのは、30日以内に払い込めば「今なら30%オフ!」というのです。

ほかにも罰金、減点を免れるための手段がいろいろとあります。
罰金減点を帳消しにするためのオフィスが存在してます。
年会費を納めておくと、会員の罰金減点をどうにかしてくれるという会社。
100%の成功率ではないのですが、かなり高い確率で
成功しているようです。
なにかにかこつけて帳消しにするワザを持ってます。
警察とつながってんじゃないの〜???なんて思えてしまうくらいです。


「熱い」と表現される街!
(27.Junio,2008)   

午後4時、日本だと夕方ですか?
こちらは、真昼間です。シエスタ時間。
こんな時間に行動を起こすのは非アンダルシア人。
あ、私か。
やっぱり私は外国人、の再確認。
誰もいない時間帯に買い物に出ようとする。
すいててよい。

ズラーッと並ぶレジ、夕方なら一番人の少ない列を探して並ぶレジも、
閑散というより、人がゼロ。
この時間はレジで働く人も1〜2人。
街の商店街はこの時間帯は店を閉めてますが、
大型スーパーはシエスタなく開いてます。
しかもクーラーきいてるし。
あまり暑いと頭も回らず、仕事にもならない。
暑いというより「熱い」かも。
15〜6歳の若い子達は、服のまま噴水に入って水遊びしてるし。
通行人に水かける遊び。
写真撮ろうかと思ったのですが、
水攻撃受けるのが目に見えてるのでやめました。


 


一読の価値ありですね
(26.Junio,2008)   

セビージャの空港で人を待っているときに、
暇だったので観光案内所をのぞいてました。
そしたら、「アンダルシアフラメンコガイド」という日本語の本を見つけました。
この本、前からあったけれど、日本語では出ていなかったはずなので、
日本語版が出たのは、まだ最近のはず。
買いました。
本の中は233ページまであって、
2枚CDもついていて、ほぼ100曲収容。
アンダルシア州政府の観光局が発行しているから値段も安く、
商業目的でないところがすごく良い。

なぜだか表紙は昔のエル・ミステラの写真。
そういえば昔は、セビージャでフラメンコを観るといえば、
いつでもミステラだったような。そんな時代があったなあ〜。
最近見かけないけど。(今でも髪型も同じなのかなあ?)
本の内容は、フラメンコのルーツとか、アーチスト図鑑とか、
フラメンコ用語とか、フラメンコの曲75種類の違いも書いてあるし。
とにかく私が見ても「欲しいぞ!」と思ったものなので、
フラメンコファンなら皆欲しいだろうと思い、
観光案内所に売られていた4冊を、全て買ってきました。
ソニアジョーンズに送っておきますので、
欲しい方は問い合わせてみてください。

www.andaluciaflamenco.org
に日本語もありました。


子供の名前で「つかみ」はOK!?
(25.Junio,2008)   

セビージャに日本料理店が数軒ありますが、
どれも中国人経営で、従業員もオール中国人です。
「桜」という店があり、そのオーナーはそれを弟に売り、
現在「楓」という名前で
セビージャ旧市街にある最高級ホテル内に構えて、
たぶんもう10年以上経ってると思います。
他にも「侍」という日本料理店がありますが、
これも楓のお嫁さんの弟夫婦が経営しているもので、
このあたりは全てファミリーです。
で、数年ぶりに楓に食べに行ってきました。
ちょっと役立ってあげたので、お礼に、と
オーナーにインビテーションされたのですが。

それはよいとして、なかなか笑える事実があります。
ここの長女は中国で育っていて、
後にスペインに住むようになったのですが、
名前を「カーカ」といいます。
これはスペイン語だと「うんち」にあたるので、
上陸前に「ケーケ」と勝手に名前を変えて呼ぶことになりました。

長男は15年前くらいにセビージャで生まれてます。
日本料理やさんの息子なので、
私たち日本人は生まれる前から勝手に「太郎!」と呼んでました。
そのまま本当に「タロウ」になりました。
そして数年前に次女が生まれてます。
しばらく音信不通だったので、誕生後しばらくしてから
そのことを知りました。
「名前は?」と聞くと「チンチン」だそうで。
日本料理店の子なのに・・・・。
相談してくれれば教えてあげられたものの、
今となってはもう言えないですし・・・・。
商売繁盛、豪邸を最近建てたそうで、
近々招待してくれると言ってました。

彼らの店「楓」は自分たちの手作りで、
ホテルのプールサイドに木製の小屋を建てたのでした。
もともとあったオレンジの木を伐採することなく、
オレンジを生かして小屋を建てたので、
レストラン内にオレンジの木が生息し、天井や壁を突き抜け、
太陽を浴びてます。
ガラス張りでプールサイドがすぐ隣です。
レストラン内の窓際に座っていた私が、夜プールで泳ぐ人を見に行った夫と娘の写真を
ガラスの向こうから撮りました。


魔界の空間かも。
(24.Junio,2008)   

セビージャの街中、車やバスが走り抜ける大通りに、
ぽつんとヒマワリが一輪咲いてました。
普通、畑で仲間たちと集団で生息していて、
皆で敬礼しているかのように同じ東方向を向いているというのに、
この一輪ヒマワリは、独り寂しく東を向いてます。
がんばれよー!と応援してきました。
交通管理でもしているかのようで。
きっとこの一輪ヒマワリは、ここからやってきた?と思われる、
同じ街道上、セビージャの街のはずれの、この仲間たちも紹介しておきます。
ちなみにこのヒマワリ軍団の向かいには、
なんと、コカコーラとペプシコーラの会社が隣同士に存在してます。

ps. ソニアジョーンズ東京店のテディーひまわりちゃんを写真で見てしまったので、どうもセビージャのヒマワリが毛薄に見えてしまって・・・・。


 


日本ブーム??
(23.Junio,2008)   

庭の「八重ハイビスカス」が綺麗に咲いているので、
ちょっと庭に出たらもうおしまいで、近所の子たちが集まってきました。
一昨日も「ドラ焼きのレシピを教えて!」と言われ、
「日本じゃ普通、お店で売ってるのを買うんだけど・・・」と言うと、
「あなたに聞けば日本人だから教えてもらえるって
お父さんに言われたんだけど・・・」とちょっと悲しそうなので、
夕べも夜な夜なインターネットで検索してたのでした。
ドラえもんのせいだー!!!!

まだスペイン語に訳してないのに、もう次の質問事項。
「この遊び方教えて」と。
手には「MIKADO」と書かれた筆箱みたいな木の小箱を持ってて、
中には細い棒がたくさん入ってました。
まったく私の知らない世界。
易者の使う棒かと思ったので、
「占いに使うやつ」とか勝手なことを言わないでよかったと後から思いました。
検索したら、ミカドゲームというものが
ヨーロッパで存在してることがわかりました。

庭のプルンバゴ(日本語名:瑠璃マツリ)を刈ってると、
部屋に飾るから!と子供たちは落ちた花たちを拾い集めて花束にしてました。
私の近くから離れずに、いろいろとお話してくれます。
月曜日に成績表をもらったら、9月15日まで夏休みになるのだそうです。
すごい!3ヶ月近くも!




銀シャリの美味しさも知ってほしいよね。
(22.Junio,2008)   

たまたま目にした雑誌に、今週「お米セミナー」というのが
存在していたのを知りました。
場所はセビージャからポルトガル方面に1時間ほど車を走らせた町、
ウエルバ県のアラセナというところです。
バレンシアというお米の本場から特別講師を招いて開催されたようで、
早く知っていたら是非参加したかったのですが、
私が知った時は既にセミナーの最終日だったので、
逃してしまいました。
でも週末いっぱいまで、会場だったホテルのレストランで、
お米特別メニューというのを扱っているというので、
食べに行ってきました。

こちらでお米といったら、まずパエージャか、
スープの中にお米が入った
日本の雑炊っぽい「カルドッソ」というものが一般的です。
イタリア料理店に行けば「リゾット」の名で汁なしですが、
ご飯が水っぽく、日本人には馴染みやすいスタイルで、
キノコを混ぜて出されたりしますが、
スペイン料理では、パエージャのようなパサパサしたものか、
どっぷり汁に入った「カルドッソ」か、です。
他にも定食屋さんなどで前菜の項目の中に出てくる
「アロス・クバーナ」というキューバ風ご飯というのがあり、
白米をお子様ランチのように置いた隣に、トマトピューレが添えられた
シンプルでしょうもないメニューがあります。
こんなの本当にキューバ人が知っているのか不思議ですが。

結局、お米特別メニュー7種類の中から、
私はイカ墨ご飯を選びました。
セビージャの中でイカ墨ご飯を扱っているレストランはほとんどありません。
その辺で見かけるイカ墨パエジャはすべてインスタントものです。
イカ墨ご飯に欠かせないのがアリオリソースです。
にんにくの辛さが効いてて花まるでした。
一緒に行った夫は「アロス・メロッソ」というジャンルのロブスター入りを
頼んでました。
「アロス・カルドッソ」と言う名はよく聞きますが
メロッソというのは初めて聞きました。
お米がべっとりした感じの柔らかいテーストに料理されたものだそうです。
初めてお目にかかりました。

セビージャは、グアダルキビール河の周りの沼地帯でお米も作ってますし、
スペインは日本の次にお米を食べる、と何かで読んだ記憶があります。

行ってきたアラセナの景色と、
アラセナの村の頂上の岩にまるで日本の大仏の真似かと思われるような、
カトリックの国には珍しい像の写真を送ります。







一点豪華(惣菜)主義
(21.Junio,2008)   

昼定食は、スタイルが決まっていて、
前菜、メインの2皿とデザート、そして飲み物。
だいたいこれで日本円で1000円くらい。
高いように感じるかも知れませんが、
日本の昼定食とは量が違います。
大食漢の私でも食べきれないほどの量です。
日本人は、いろいろな種類のものを少しずつ食べるのが好きですが、
こちらは、ひとつのものをひたすら食べます。
たとえば、今日私が定食屋さんで食べたものは、
前菜がグリンピースの煮込みの上に目玉焼きがのったもの、
メインがカタクチイワシのフライに付け合せのサラダ。
グリンピースとお米がこちらではほぼ同じ扱いで、
パエリアを食べるかのように、グリンピースを一皿分食べます。
昼定食の前菜というのは、
サラダ、スープ、スパゲッティー、パエリア、煮込み・・・
などの中から選び、麺類や穀類も前菜です。
煮込みものも「スプーン料理」と言って前菜扱いです。
なので、メインは肉か魚になります。
チキン、牛、豚、白魚、青魚、いろいろとあるので、
これらも選べます。ソーセージはメインに入ってきます。
こういうところには皆、制服、作業着のまま食べに来てます。


ps.定食を食べる人はテーブルに座ります。立ってる人は、
飲むのことをメインとする「つまみ」食い、タぺアール人(タパス食べてる人)です。





音楽があって、踊りがあって、思い出ができて
(20.Junio,2008)   

セビージャのメインのショッピング通りといえば
「シエルペス通り」ですが、
この通りには、小銭稼ぎに、よく音楽家が出て演奏してます。
今日はバイオリンの素敵な音が聞こえてきました。
しかも奏でる曲が、パッヘルベルの「カノン」。
これは私が特別ひいきしている曲のひとつなので、
2ユーロを入れてきました。
この曲がとても好きなので、娘の名前を「カノン」にしたかったのですが、
スペイン人たちに100%反対されたのでした。
「カノン?カメラ?スキャナー?」なんて言われ、
キャノンのことをこちらでは「カノン」といいます。
しかも「アントン」みたいで男の子みたい!と言われ、
別の名前にしたのでした。

このパッヘルベルのカノンで、
数年前にマリア・パヘスがステージで踊りました。
マノロ・マリンと一緒に。

中世の絵から飛び出した設定だったと記憶してますが。
彼女は背が高いので、一緒に踊る相手に合わせて
屈みがちに高さを下げて踊ると彼女から聞きました。
彼女は、アストール・ピアッツォラの曲で踊ったり、
私の特別好きな曲で(偶然の一致)ステージで踊ってくれるので、
いつもプラスアルファの喜びを与えてくれます。

昔、マリア・パヘスに踊りを習っていた時代があったのですが、
周りに笑われてました。
「同じような体型の人に習うべきだ!」と。
確かにマリア節みたいな踊りの特徴があって、
長い手だからこそ、なのですが。


美白文化は謎のようです
(19.Junio,2008)   

37℃のセビージャ、ショッピングの目抜き通りも、
日陰を作るための布の天井ができてます。
スペイン人女性たちは、バックにアバニコを持ち歩き、
日陰で涼むところ、
日本人観光客は、帽子、手袋、長袖に、マフラーを巻いている人まで!
焼けたくない、という観念がスペイン人にはないので、
マフラー巻いてる=寒い、
ということになってしまい、

そこまでしてでも真昼間に汗かきながら
ヒラルダの塔に登る日本人観光客。
脱水症状に気をつけてください。
今日は、マフラーの日本人を見たスペイン人に手を引かれ、呼ばれ、
「なんあだれは!解説しろ!」と言われたのでした。





太陽ではなく、満月。

その神々しさにヒマワリは頭を垂れるのでしょうか。
(18.Junio,2008)
  


セビージャの郊外で、夕暮れにヒマワリと月の写真を撮ろうと思ったのでした。
まだ白っぽく下のほうにある月なので、
今ならヒマワリのバックに月が入れられる!と思い、
カメラを向けると、どのアングルからもヒマワリが
B面(背中向き)になってしまうのでした。

よく考えれば・・・、
スペインのヒマワリは全て東の方向を向いていて、
方位磁針のように東を指しているため、
月をバックに入れるためにいろいろと動いたところで全てB面なのでした。

日に向かって回るから「ひまわり」っていうんじゃなかったの、君たち!!!
と言いたいところ、
40℃の暑さに耐えられず、太陽を嫌がり、
そっぽ向いてるなどと言われてます。
日の出の太陽を求めて東を向いたまま、と。
でも私は、種をたくさん収穫できるように品種改良した結果、
頭が重くて回らなくなったのでは?と思ってましたが、
どうもヒマワリが太陽を求めて回るのは、若い成長期の花をつける前までで、
つぼみができたころにはもう回らないものなのだそうです。

ヒマワリはもともとアメリカ・インディアンあたりのもとにあったもので、
そこから海外に進出したのは、
16世紀にスペイン人が持ち帰ったのが最初のようです。
そこから他のヨーロッパに流れ、
日本には17世紀に入ったようです。
やっぱりコロンブスはすごい!(さかのぼって・・・)
コロンブスが新大陸に到着していなかったら、
ゴッホも向日葵の絵を描いていなかったのかも。。。

ここ数年でセビージャでは「バイオジーゼル」というヒマワリ油で車を走らせる
ひまわりマークのついたガソリンスタンドが増えましたが、
原油価格高騰の国の騒ぎの中、
テレビで驚く映像を見ました。
「こんなに車のガソリン、ジーゼルが高価なら、キッチンのヒマワリ油を
車に給油したほうが安上がり!」と言って、
1リッターのヒマワリ油(調理用)のボトルをドボドボ・・・と車に入れている場面が
流れてました。
冗談でしょ?!と思ったのですが、
テレビの画面に「これは冗談ではなく、本当です」とテロップが出てました。

ヒマワリ、日本では夏の季語かと思いますが、
こちらは、5〜6月くらいがヒマワリの季節です。
これは春というのか、夏というのか・・・・。初夏?
ちなみに35℃くらいです。




便利です。でもちょっと味気ないです。
(17.Junio,2008)   

ガソリンスタンドで見つけました。
飲みたいときにその場ですぐ温められるコーヒーです。
底をプチッと押し上げ、シェイクすると、
その場で熱くなります。

日本のような自販機でコーヒーが売られることがないので、
日本の缶コーヒーはいいなあ、と思ってました。
しかもホットとアイスが1台の機械で同時に売られていますよね。
そのかわりにスペインでは、日本の自販機以上の数のバルがあります。
値段も自販機と同じ。
バルでコーヒーを飲めばいいことなので、自販機の必要性も薄いかと。

缶コーヒーも、購入してすぐ飲まないと冷めていきます。
私が見つけたこのコーヒーは違います。
いつでも温めたいときに熱いコーヒーが出来上がり!です。
車を長距離運転するときにはうれしい存在かも。

スペインもなかなかやるなあ〜と思ったら
イタリア製でした。


現実。その中の非現実な美しさ。
(16.Junio,2008)   

久しぶりに会った友人とお互いの近況報告をしていました。
その人はスペイン人のフラメンコのアーチストなのですが、
アーチストは私らのような地味にこつこつと働いていくのと違って、
一回にがっぽり儲かったと思えばしばらく仕事がない状況が続き・・・
なので、一気に稼いだお金をスペインのバブル時代に、
住宅に投資していたのでした。
2〜3軒、着工していないピソ(住宅)の頭金を払い込んでいたのは
過去に会ったときに聞いていたのですが、
さぞかし財産も膨れ上がって、一生働かずに生きていけるのか
と思っていたら、数年たった今、もと値を取り返すのに必死で、
弁護士までつけたというのでした。
2002年、ユーロになってから住宅値が高騰し、
スペイン中で高いクレーンが林のように立ち、
新築住宅が続々作られていき、
人口と家の数が合わない!と思いながら、
あー、こういう人たちが買うんだー、と思って見ていたのでした。
やっぱり弾けたかバブル。

消えてしまった建設会社も多々あるらしいですが、
私の友人は、頭金を払ったにもかかわらず、着工未定の状況が続く物件を
売る!と決めたにも、
建設会社が「お金ない!」状態で、
かわりにハエンの駐車場を与えてくれると言ってきたのだそうです。
まじめな話なのに聞いた瞬間私は爆笑してしまいました。
セビージャの物件の代わりにハエンの駐車場?!
セビージャとハエンは同じアンダルシア州内とはいえ、隣接してない県です。
日本で言えば、関東の千葉県と神奈川県のようなものです。
しかも提示してきた遠い土地の駐車場の価格は、
数年前に払い込んだ頭金に満たないそうで。
かわいそうな友人。なので弁護士をつけたのだそうです。

今日も新聞に大きく、「売ります」の看板が立ち並ぶ家の写真が出ていて、
他のページにも政府が出す住宅補助の政策内容が発表されていたり、
渦の中にいる人たちは必死のようです。

歩きながらの帰り道、信号待ちで前方を見ると、
なんて綺麗な空間なんでしょう!!!
空というより、綺麗に塗られた壁のような背景色と夜景の始まり。
時計を見ると、22時30分。
もうじき夏至ですね。


 



過剰反応しないのも、手かもしれません。
(15.Junio,2008)   

ふとキッチンを見て気づきました。
我が家で食べているパンのメーカー、
その名も「ビンボー!」
これがお金のない原因か???!!!と気づき、
しかもファミリーサイズ。家族で貧乏!

そして、
これまたうまいことに「金持ち」というスペイン語の
「RICO(リコ)」という言葉を使ったパンメーカー、
「パンリコ」というのがあります。
リコという単語は、「お金持ち」以外に「美味しい」という意味も持ってますが。
ビンポーより金持ちでしょ、ということで、
善は急げ!
外出中の夫の携帯電話に「コンビにでパンリコ買ってきて!」と頼みました。
味も私はパンリコのほうが好きなので、
いつもパンリコ食べてたはずなのに、
いつの間にかビンボーに変わってました。(本当に)

コンビ二に着いた夫から電話がかかってきて
「パンリコどころか、パン何もない。肉も野菜も・・・」と。
運送のストライキが続く中、そういうことだったんですね。
テレビのニュースで「生鮮食品が店頭か消えている」とか
「2倍の値段をつけている」とか聞いていたので、
我が家では今こそストックの食材を整理しよう!と、
買い物に出ず、非常食のように保管されているものを整理中だったので、
スーパーマーケットの様子をあらためて知らされました。

大きなパン工場が我が家の近所にあって、
焼きたてのパンも買えますし、
八百屋さんも地元のかたがワゴン車で道端販売やってます。
特に大きな不自由なく、食材整理してます。



割れるスカーフ。
(14.Junio,2008)   

セビージャ、午後5時20分、帰宅途中に
街の気温計が39℃でした。
カメラを向けたとたん、38℃に変わりました。
体に太陽がしみこんでいくのを体感できます。
この国には美白という言葉がなく、
テレビのCMでも、
塗るだけでブロンズ色になっていくクリームが宣伝されてます。

運送業、漁船などのストライキが続く中、
タクシーも参加し始め、
どんどんストライキが膨れていくなか、
全然原油高騰とは関係ないデモを、街で見ました。
「未来派はベジタリアン!」という文字を先頭に黒装束の
喪服団体が、棺を担ぎ、下を向いて、
ショパンの葬送行進曲の有名な頭の部分をBGMに歩いているのでした。

ベジタリアンと言えば、
ちょうど今日、日本語を習っているスペイン人から言われたのですが、
「日本人からプレゼントもらったの!
包装紙を開けたら日本っぽいスカーフだったの!
首に巻こうかと思ったら、割れた!」と。
「なぬっ?!割れた?!」と私。
・・・・・???
海苔だったのでした。

前にも、日本人からスープをもらったけど、
お湯注いで飲む前に、何味か見てくれ、
と見せられたものが、冬の携帯カイロだったんです。
危ない危ない・・・。

日本のかた、スペイン人に、モノをプレゼントするときには、
説明してあげましょう。




暗号化してます。
(13.Junio,2008)   

こちらのスーパーマーケットでよく見かける姿ですが、
「2×1 」と書いて店頭で売られていたりします。
掛け算のようで、掛け算ではありません。
これは、2個で1個の値段ということです。
なので、 
2×1 は 1 で、3×2 は 2 です。
どうしてこんな変なことになってしまうかといいますと、
「2個買って1個の値段!」と言うことを 
「ドス・ポル・ウノ」といい、この POR(ポル)は、
いろいろな形で使われ、
掛け算の 2×1 も ドス・ポル・ウノ と言うため、
記号のように使ってしまってるんですね。

6×5 なんてものあります。要は、ひとつサービス、ってことですけどね。
ポル を  × で示すだけでなく、
スペイン語は普通に綴ると長くなるので、最近はいろいろな形で
勝手に略して携帯電話の画面にメールが届いたりします。
理由をあらわす「por que」なんて「×q」 で書いてきたりしますからね。

最近、アルカチョファ(アーティチョーク、朝鮮アザミ)を
調理しやすく剥いたものがパック詰めで売り出していて、
これが 2×1 なので、ついつい買い続けてます。
このアルカチョファでダイエットしたという有名人がスペインにいます。

よく、ホテルやプールなどのシャワーで、
水が出てくるところが固定されて高いところについているものがありますが、
あれを「アルカチョファ」といいます。
形が似ているから、ですね。

追記、
ストライキは続いてます。明日は午前に全国的なタクシーのストライキを
行うそうで、なんだか国が乱れてますねえ。




フラストレーションを解消してるのかも。
(12.Junio,2008)   

まだまだ運送業の全国的なストライキは続く様子。
物流関係がストップすると、
仕事にならない人がこんなにたくさんいたなんて・・・・。
買い込みになのか、仕事が休みだからなのか、
ショッピングセンターに、人、人、人・・・。
仕事が休みが続いているので
「久々に会おう!」という電話も複数かかってきたのでした。

ソニアジョーンズの荷物も出荷できないまま。。。。
ラジオでは「あと15日は続きそうだ」と言っていたけれど、
そんなの物理的に不可能!← (だと思う。)
今週中に決着つくだろうと皆思っていたのが甘かったようで。

たまたま通りかかった市役所の前で  
「アルカルデ、カブロン! シンベルグェンサ!」
訳すと「市長のバカヤロー!恥知らず!」
と皆で揃って歌うように叫びながら旗を振っているので、覗いてみました。
UGT というロゴが見えたので、スペインの労働総同盟です。
日本で言うところの全労連のような立場のものにあたるかと思います。

「バモノー!」と掛け声がかかったと思ったら、
市役所の入り口の扉をドンドンこぶしで叩き、攻めはじめました。
いつも全開の市役所の正面玄関の木の大きな扉は、
それに備えて準備していたようで、閉まっていて、
警備員が脇の窓から覗き込んで市役所の中から見物してるし。
傍から見ていると、皆楽しみながら騒いでいるように見えます。

さてどうなるのでしょう。。。
養鶏所のヒナたち用のフードが届かなくて、
あと24時間しかもたない!という困り果てているニュースが流れてました。
自家用車で運べばー?と思ってしまいましたが。
何かの策をとって運ぶでしょう、きっと。


 



バルは人間観察の場所でもあります。
(11.Junio,2008)   

本日も運送業のストライキにより、
テレビのニュースは一日中騒いでいる様子。
ホテルのレセプションで働く人が、
シーツやタオルが間に合わなくなる・・・と言ってました。

現時点で、運送業だけでなく、
漁業の人たちも同時にストライキをやっているのでした。
これも燃料費高騰が原因。漁に出る船も大変なんですね。
大きい船で一回に3万リットル給油するらしいです。
給油する港によって燃料の値段が違うらしく、それにも怒ってます。

ストライキは、ボイコットするという動かない行為だけでなく、
ピケ隊が出て、ストを無視して働く人たちを攻撃します。
車のガラスを割ったり、激しい動きをするので、
ストに逆らうわけにもいきません。
先々週もマラガ県で観光バスのストライキをやっていて、
日本人の観光客も含め、全ての観光バスがマラガ県に
入れない日が続いてました。
初日に入っていったバス23台が被害にあってます。
よくこの類のピケ隊を張るストライキ、あります。
早速今日、グラナダでピケ隊のうちの一人が亡くなってます。

今日のセビージャの卸市場は、通常の10%の搬入だったということです。
セビージャの卸市場は、
南ヨーロッパで一番大きいということを今回知りました。
漁業のストと重なるため、まず最初に今週後半から、
魚介類が店頭から消えるそうです。

魚介が冷凍ものも、全て売り切れる、ということなので、
今のうちに!と、バルに魚介類を食べに行って来ました。
ベジタリアンの友人だって問題なく生きているのだから、
魚介類がしばらくなくったって、命には特別の問題は(私は)ないですが。

で、バルにいると、視界にいろいろ入ってきます。
席は選べても、環境(視界)は向こうからやってくるものなので、
案外ワクワクものです。
イエス・キリストが現れた???!!!!!
と驚いたり、笑ったり、うげっ!となることも。


 



日本でもこんな風景ありましたね。
(10.Junio,2008)   

ガソリンスタンドに長蛇の列が!
普段そんなことないのですが、ここ連日長蛇の列なので、
またにしておこう・・・と思っているうちに、
とうとう車の燃料切れランプが。

よく考えたら・・・、そうでした!
スペイン中が昨日から輸送関係のストライキなのでした。
ガソリンスタンドに燃料が届かず、
数日以内にストック切れでガソリンスタンドが閉まると予測されるため、
人々が早めにタンクを満タンにしているのでした。

急激な原油価格高騰に、
運送関係が物流もストップさせ、
政府に対し、価格を下げるかどうにかしてくれ!と訴えてるそうです。
トラックが一切動かないため、
宅配便、市場の配送、物流が止まってます。
ガソリンスタンドは、数日以内にストック切れになるそうです。
一応、あと数日はこの状態が続き、解決しなければさらに続くそうですが。

テレビのニュースでも、街の様子を伝えるために、
アンダルシアの青果市場から生中継で、インタビューやってました。
レポーター側が現場の深刻さを伝えたいのがよくわかりました。
ほとんど誘導質問しているのですが、
「この状態が続くと大変ですね。品が入って来ないとなると
野菜の値段も上がるんですよね?」とインタビュー。
「変なこと言わないでくださいな!うちはいつでも同じ値段です!」
と雰囲気を読めない正直な八百屋さん。
「売り切れてしまって、しばらく入ってこない野菜ないんですか?」
と機転を利かせて誘導しているレポーター。
さすがに八百屋さんも察したようで、
「ああ、赤ピーマンはもう売り切れたままだけど、
緑ピーマンを赤く塗ればオッケー!」なんて茶化してました。
全く打ち合わせしないところが、好きです。

ガソリンの値段を比べようと思って、
昨年ほど前からの領収書を出してみました。
ちなみにスペインはジーゼル車が多く、
私の車もガソリンではなくジーゼルです。
リッターあたりが1,08ユーロ(約179円)だったのが、
今日はリッターが1,33ユーロ(約220円)。
さらにここに16%の税金が乗って払わされますから、金額が膨れ上がります。
今日、私の車は60リッター入れましたが、80ユーロ超えてますからね。
1万3千円以上です。
原油価格が高騰した以外にも、ユーロが高くなっていて、
日本円に換算すると驚く額になってしまいます。
困ったなあ〜。と言っても日本円持ってないんですけどね。
ユーロも持ってませんが。
お金より大切なものならたくさん持ってます。




報道は「対岸の火事」とはなってはいけません。
(9.Junio,2008)   

テレビで久しぶりに日本のニュースを見ました。
秋葉原の殺人事件。
たまに日本の地震のニュースを見るときがありますが、
こういう事件は地下鉄サリン事件以来かもしれません。
他の日本のニュースをこちらのトップニュースで見た記憶が
ほとんどありません。
たまに見た日本のニュースだというのに、
また信じられないような悲惨な事件。
まあ、だからニュースになっているのでしょうけれど。

こちらのテレビでは、秋葉原とは言われず、
映像に「TOKIO」の文字。「ARMA BLANCA」を振り回し・・・と。
直訳すると「白い武器」ですが、
ナイフ類の武器のことを「ARMA BLANCA」といいます。

そして、犯人は「武道をこなす人」と言っていました。
スペイン語では「artes marciales」と言います。
格闘技や武道などを示しますが、
日本のニュースと照らし合わせてみると、そんなことはどこにも書いてません。
ある日本のニュースのサイトに
「犯人は警官と短刀でチャンバラのように格闘した」というフレーズを見ました。
これがそうなってしまったのか???とも思いましたが、
どこからきた間違えなのかは知りません。
その後、こちらの新聞の記事をインターネットでみた限りでは、
共同通信の言葉を正しく訳しているだけだったので日本で流れている
ニュースと同じでした。

なんでこんなことになってしまうのでしょう・・・。
日本には、こういう人がまだたくさん潜んでいるのでしょうか。
理性で抑えているだけなのでしょうか?
被害者、その家族たちを思うと、ずっしりと重い気分になります。
こんなの自分で注意しようがないですもんね。
恐ろしい限りです。

セビージャのアルカサール(王宮)の庭の、
ブーゲンビリアの赤紫色が満開なので、写真撮りました。
ブーゲンビリアは蔦で巻きついていくものなので、
ベースは糸杉の木です。左隣にある木と同じものに巻きついて、
木をのっとったんですね。のっとった?共存?いや、のっとった。


 



皮肉にも、テーマは「水」。
(8.Junio,2008)   

本日セビージャ32℃、湿度20%。
6月になってからようやくいつものセビージャっぽくなってきました。
今年の5月はどんよりとした空が続き、晴れた日を数えるとたったの10日間。
セビージャは1980年以来の寒い5月だったという発表がありました。
平均気温の4〜7℃も低い5月だったということです。
通常の5月は真夏ような暑さで、週末は海日和なのですが。
今年は我が家では夜ストーブとつけた日もありました。

セマナサンタ前あたりに一度夏っぽくなった時期があったのですが、
その後、フェリアあたりも含め、ずっと寒い日が続いてました。
こんな言葉があります。
「Cuando Marzo Mayea , Mayo Marcea」
「セブン・イレブン・イイ気分」みたいに韻を踏んでいると言いたいところ、
おしりではなく、頭のマをそろえているのですが、
3月が5月のようだと5月が3月化する、という意味です。

6月になって暑くなり、
早速この週末から皆海に出かけるということで、
海方面へ行く高速道路を一車線増やす
(ポールを置いて逆方向の車線から一車線拝借する)と新聞で先回りで
発表してました。

来週末から始まるサラゴサ万博の会場は、これで落ち着けるでしょうか???
大雨が続き、エブロ河が氾濫しかけ、
万博会場が浸水しかけている、というニュースを見ました。
このまま晴れが続けば心配ないそうですが。
これまた皮肉にも、今年のサラゴサ万博のテーマは「水」です。

ジューン・ブライドも暑くて大変です。
アバニコで扇ぎながら。
これがまたすごく似合うんですよね。




神は勇者に微笑みます。
(7.Junio,2008)   


セビージャに住む独身日本人男性で、
こよなくオペラを愛し、短歌や俳句を詠み、
世界中を旅し、実に教養高い友人がいます。
仕事の関係で今朝早く彼に電話をしました。
起こすことになるのはわかっていたのですが、
今日に限って既に起きていた様子。
「起きてたんですか?珍しい・・・」と思わず言ってしまいました。
「いやー、昨夜たまたまインターネットで知った歌人で
『宮田美乃里』という人の作品を読んだら
もうとてもじゃないけど眠れなくって・・・」と。

早速私も検索してみました。
乳癌末期の女性が、フラメンコダンサーから歌人に転身し、
34歳にして他界したという事実。
「乳房は花」ということで、切除した胸のヌード写真を
偉大な写真家「アラーキー」氏に撮ってもらい、
せつなく美しい姿と、数々の憤りと絶望を短歌にして残した
彼女の軌跡を知ったのでした。
この歌が・・・・、
もう言葉はありません。
検索してみてください。
「宮田美乃里」さんです。
涙が止まらなくなると思います。
自宅でゆっくりできるときに見てください。

そんな今日、ショッピングセンターのアイスクリーム売り場で、
ファルキートを見ました。お母さん「ファルーカ」と一緒でした。
この春から、夜眠りに刑務所に戻るだけで、
昼間は外で自由にできるようになってたんですね。
監視下にあるといっても、実際の刑務所生活はたったの16ヶ月でした。
悪意は無かったにせよ、人の命を奪ってしまった事の重大さと
16ヶ月の刑務所生活がつりあっているのか判断しかねますが、
「若気の至り」という言葉では済まされない後悔しきれないことを
してしまった彼は、一生涯後ろめたい思いで生きてゆかなければなりません。
これも結構ツライ人生かと。
そんな息子を思う母「ファルーカ」はもっとツライかと。
彼女には今、それを踊りに捧げるという皮肉にも絶好な背景があります。

あれも人生、これも人生、
大きなこと小さなこと、いろいろボリュームはありますが、
みんなそれぞれツライことあるんじゃないでしょうか、きっと。
くじけかけてるかたは、是非「宮田美乃里」さんを調べてみてください。
はっと気づかされることがあるはずです。

今日は、自宅の庭に咲いたハイビスカスの花の写真を送ります。
花言葉は「勇敢」。
咲いたその日にもうしぼんでしまうはかない命ですが、
その姿は勇敢です。


ピニョナテ。
(6.Junio,2008)   


ピニョナテを食べました。
ちょっと日本のカリントウを思い出させる味と歯ざわりのお菓子です。
カリントウより多少べたついてますが。
このピニョナテ、歌の歌詞に出てくるので昔からひいきしてます。

よくいろいろなところで歌われるタンゴ(フラメンコの)で、

♪ セビージャはチョコレートからできていて、
   ヒラルダの塔はピニョナテ、
   黄金の塔はキャラメル、
   グアダルキビールは美味しいアニス酒 ♪

ってのがあります。歌いやすくてシンプルなので、ぜひご覧ください。

http://jp.youtube.com/watch?v=wSkHop-cJGU



これ、アメリカ人用に英語訳してありますが、
間違ってるところ複数あります。
「Que alegria!」が「How wonderful!」になってるのには笑ってしまいました。

歌詞の訳って難しいですよね。
やっぱり無理があるというか。。。。
例えば最近流行っているポップスの曲で、
「Cal y Arena」ってタイトルの美しいメロディの恋愛曲があります。
そのまま訳せば「石灰と砂」ですが、
スペイン人ならこの言葉で、「矛盾」と伝わります。
スペイン語では「una de cal y otra de arena」という言葉があって、
二面性を持つことをいいます。スペイン人なら皆、普通に知ってる言葉です。
日本語で言えば「水と油」みたいな。
水と油は2つの存在がありますが、
石灰と砂の場合は、ひとつの中の二面性(裏と表)なので、
またちょっと違いますが。





ウゴちゃん、ご機嫌なおして。
(5.Junio,2008)   


日本から来た、ある旅行者にセビージャで出会いました。
でも目的は、バルセロナでミュージカル「マンマ・ミーア!」を見ることで、
そのついでにセビージャも観光で立ち寄っているということでした。
オーレ!!!!!!
マンマ・ミーア私もマドリーで見ました。楽しかった!
私が見たのは、確か一昨年前だったと思いますが。

世界中でそれぞれの言語に訳されて、ロシア語、韓国語、など他、
いろいろな国においても公演されているようです。
日本でも、東京、大阪、福岡で劇団四季で公演があったようです。
世界中で8千万人ほどの人が言語を変えて、マンマ・ミーアを見ているそうです。
このスペインバージョンはものすごく良い!
スペインでは「二ナ」という女性がメインで出ているのですが、
この彼女が数年前にスペイン中で大ヒットしていた「オペラシオン・トゥリンフォ」
という歌手のスター誕生番組の、歌の先生だった人で、
今では誰もが知っている人。この番組を終えて、
ミュージカルに専念しているのです。
ステージをリードするにはもってこいの人です。←私の勝手な意見。
マドリーでは、2004年11月から始まり、大好評で、
延長して2007年の7月までやってました。21回も見に行った人もいます。
それがバルセロナに移動して、今バルセロナで公演中。
今のところ7月13日までになってますが、延長の可能性も大ですね。

ABBAの曲を20曲以上組み入れたミュージカルで、
「ダンシング・クイーン」などポピュラーなものばかりで、
会場でみんなで歌って踊ってしまうような楽しいコミックのミュージカルです。
軽いノリで行けます。歌にあわせて内容を作ったというミュージカルです。
私はストーリーを調べていくこともなく、いきなり体当たりで見に行ったのですが、
100%内容が理解できて、楽しめました。
スペインにピッタリのミュージカルです。
もし近々スペインに来る予定の方は、
ぜひバルセロナに立ち寄って見ていってください。オススメです。
セビージャ〜バルセロ間は国内線の飛行機の格安チケットが
たくさん存在してます。

日本で公演された劇団四季のものを画像で軽く見ましたが、
スペインのものと、ちょっとカラーが違うように思えました。
バルセロナのあと、セビージャにも来ないかなあ・・・と期待してます。

あ、ミュージカルの話をしたりすると、耳の聞こえないウゴは、
こんな風に、ちょっとムッとします。
踊りは得意なんだけどなあ、ウゴ。



仕事の遅いこと遅いこと・・・。
(4.Junio,2008)  


日本は印鑑のシステムだったことを昨年母がセビージャに来たときに
再確認したところでした。
持ち物などの最終確認を母と電話でしているときに
「印鑑も持っていったほうがいい?」と聞かれ、
????
こちらはすべてサインでものごとが成り立っていて、
サインを入れた身分証明書というのを全員が所持しています。
この身分証明のカードは常備していなければならないもので、
国民全員、番号で登録されています。
人間に番号がついているわけです。
今の時代はその番号ひとつで、
役所ではその人のデーターがすべて出てきます。

私のような合法的に居住している外国人も同じく番号が存在しています。
所持しているカードには番号と、その人のサイン、そして顔写真がついてます。
定期的に更新しなければなりません。

在留外国人登録オフィスというのがスペイン広場の建物内にあります。
スペイン広場「プラサ・デ・エスパーニャ」は、
1929年(日本の昭和4年)にセビージャで行われた、
イベロアメリカ博覧会という、南米のスペイン語を話す国、アメリカ合衆国、
モロッコ、ブラジル、ポルトガルなどが参加した小ぶりな博覧会の、
メイン会場として使われた建物で、
現在もその建物をアンダルシア州政府の役所として使っているものです。
セビージャで一番美しい広場とされています。
レンガとタイルの造りでリーズナブルな庶民的なものなので、
親しみをおぼえます。

で、この役所、在留外国人事務局の仕事の遅いこと遅いこと・・・。
私の登録カードなんか昨年の1月末で期限切れたままです。
もちろん更新手続きしてますが、
手続き中という証明書を持たされていて、
その紙を期限の切れたカードと同時に持っていることで合法ということになります。
いつでもカードは期限が切れていて、更新手続き中という付属用紙。
出来上がってきたカードがすでに期限が切れていて、また更新・・・。
そんなことの繰り返しです。
途中で文字がひとつ抜けていたとか、間違えが出てきて、
振り出しに戻ったり、なかなかごゆっくりです。

どうせなら、と思って、カードに使う写真を、
自宅にあった、それなりにかわいく写っているものを持って行ってみました。
ちょっと前のものだけれど、別にわかりゃしないだろうと思ったのですが、
「3ヶ月以内のものいかダメ!」と言われてしまいました。
そんなに違いがわかってしまうのでしょうか?
10年くらい前のものだったのですが・・・。



 


親友のギタリスト兄弟。
(3.Junio,2008)  


私がスペインに到着したばかりで、右も左もわからず、
だまされてばかりいたころに、いつも助けてくれていた
フラメンコギターリスト兄弟がいて、
ずっと親友として付き合っています。

といっても今では必要なときに電話が来るのと、
たまに元気か?という挨拶の電話が1年に1回くらい。
一緒に食事に行くのも今では1年に1回あるかないか。
そんなでも私は、彼らは私の親友だと思っています。
きっとむこうもそう思っているはずです。

その証拠に、今回は頼まれごとをしました。
釣り用のアロンアルファーを手に入れてほしい、と。
フラメンコのギターリストの間では、
爪に釣り用のアロンアルファーを塗って補強するのが一般的なのだそうです。
「アロンアルファー、釣り用、緑の容器」と言われ、
仕事の関係で日本とこちらを行き来する私の友人に頼んでみました。
大型のスポーツ用品店でようやく見つけたそうで、
私の手元に届き、彼に渡しに行ってきました。

その場で早速塗ってました。
でもパッケージを見て「違うかも・・・」と言いはじめました。
「なんかこんなパッケージじゃなかったと思う」と。
「パッケージ、変わったりするよー」と私。

釣り用は、普通のものに比べ、伸びがあるのだそうです。

久しぶりに彼に会ったのですが、私の中で彼は17歳のままなのですが、
いつの間にか32歳になっていたのでした。
むこうも私の年齢を聞いて、大笑いしてました。
時が経つのが妙に早いと思いませんか?




 


チャコンさんへのプレゼント。
(2.Junio,2008)  


スペイン初の女性国防大臣カルメ・チャコンさん、
第一子ご生誕から2週間が経ちますが、産休をいかがお過ごしでしょうか?
国防大臣に任命された段階で、
すでに妊娠7ヶ月(日本式の計算だと8ヶ月)でしたが、
就任後すぐにアフガニスタンなどを訪問されたりして、
やはり肉体的にも精神的にも負担が多かったことと思います。
1ヶ月ほどの早産でしたが、母子ともに元気だと聞いてます。

代理にたったルバルカバ内相も頑張ってますので、
16週間の産休を充実されてよろしいかと思いますが、
スペインでは、父親が母親に代わって産休を取ることも可能なので、
近々復帰されるのでは?と期待してます。
スペイン中の女性の鏡として、
「働きながら出産可能!大臣の仕事と育児を兼業!」ということで、
少子化対策のひとつとして、
サパテロ首相が貴女に託したのかも知れませんね。

今日のセビージャ新聞に出生のデーターが出ていました。
スペインの家庭に平均1,38人の子供、というところ、
セビージャでは1,56人とスペインの平均を上回っているそうです。
アンダルシア州としても1,51人となっていて、
チャコンさん、貴女が出産したカタルーニャ州も1,48人と上回っています。
アフリカ大陸のスペイン領メリージャやセウタでは、2,20人、1,92人と
目だって高い数字が見られます。
モロッコ・スペイン人が多いからでしょうか?

チャコンさん、貴女に今日撮ったセビージャの泰山木(タイサンボク)の花を
プレゼントします。
花束にはできないような、大木の花を写真で受け取ってください。
花言葉は「威厳」、「前途洋々」です。貴女のようです。
息子さん「ミケル」くん(ミゲルのカタルーニャ語)によろしく!



5月の最後の日に。
(1.Junio,2008)  


5月の最後の日、ぎりぎり31日の日曜日に、
クルス・デ・マジョ(5月の十字架)の子供たちに出会いました。
セマナサンタの真似事のような、子供たちの山車で、
カーネーションなどの生花で掲げた十字架を飾っています。
もともとは、この一番お花が綺麗に咲く5月に、
家の庭の十字架を花で美しく飾ったのが始まり、
と何かで読んだ記憶があります。

神輿の中に子供たちが入って、ゆっくり歩きながら進み、
外から指揮する子がいて、太鼓たたきながら歩く子、
先頭を偉そうに歩く子、お香を持つ子、
スタイルとしてはまさにセマナサンタの縮小版です。

子供たちは幼少時に、このような自作の神聖なるを作品を介して、
セマナサンタへの憧れを抱いていくようですが、
最近の子は、そういうものにあまり興味を持たなくなってきたようで、
この時期の名物、子供たちのクルス・デ・マジョが希少になってきました。
セマナサンタの将来、大丈夫なんでしょうか?ちょっと心配。



セマナサンタの神輿担ぎや、その楽団は、
皆で集まって一年中練習を続けるものなので、
それらに時間を費やせる人たちが集まる必要があるわけです。
逆に、奥さんの手前、夜遅くまでいつも飲み歩いていられるために、
口実欲しさに神輿担ぎを毎年やっている知り合いもいます。
また、最近年をとってきて疲れ気味だからということで、
歩くルートを減らすために、
セマナサンタの歩く行程が短い教会に登録しなおした知り合いもいます。

そんな中、持っていたお香が消えかけてしまった子が、地面にしゃがみこんで、
スプーンを取り出して自力でお香をどうにかしようとしている姿に
ちょっと感動しました。親に言われて歩かされているのではないんだ
という確証できたような気がしたので。
子供たち、サッカーもいいけど、こういうのも大切かも。







 

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