石を投げりゃ、フェルナンドさんに当たります。
(31.Mayo,2008)  


5月30日はサン・フェルナンドの日でセビージャは祭日。
先日の5月22日、聖体祭もセビージャは祭日でした。
聖体祭の日にちは毎年違いますが、
サン・フェルナンドは5月30日の不動な日付です。
「サン」は「聖」です。
セビージャを1248年にイスラム教からキリスト教に戻した王様です。
フェルナンド3世といいます。
セビージャの守護聖人で、毎年この5月30日には、
午前中、セビージャのカテドラル(大聖堂)に眠っている
フェルナンド3世のミイラの顔が一般公開で拝めるようになってます。
(気の利いた言葉じゃなくてすみません。)
カテドラルの周りに長蛇の列ができるので、
私はもういいや、って感じですが。

セビージャの祭日なので、よその土地は普通の日です。
そこで、スペインの祝祭日についてですが、
日本のように全国的に祝祭日が同じというものも
スペインは年間で10日あります(日本のほうが多い)。
他に自治州の休みと、市町村の休みとあります。
確かこれが2日ずつのはず。
たとえば2月28日は「アンダルシアの日」。
それと聖週間の木曜日がアンダルシアの祭日。
セビージャの休みは5月30日「サン・フェルナンド」と、
今年は5月22日だった「コルプス」。← 6月上旬にあたることが多い。

セビージャには「フェルナンド」という男性が多いです。
自分の土地の守護聖人の名前を付けるんですね。
我が家はお隣さんがフェルナンドです。右も左も。
片方は学校の先生でもうそろそろ引退するご年配。
逆のお隣さんのフェルナンドは学校に通う子供。

これがコルドバに行くと「ラファエル」だらけになります。
コルドバの守護聖人は聖ラファエルです。



 




エドゥー元気になって良かったね。
(30.Mayo,2008)  


今日はどんよりした曇りで、夕方は小雨もちらついて、
セーターを着ている人を何人も見ました。
いつもの5月ならもっと真夏のような暑さなので、
先日エドゥーは、恒例の行事「バリカンで丸刈り」を実行したばかりでした。
突然天然セーターを脱がされて、裸になって寒くて、
エドゥー、風邪引いてしまいました。今年はまだちょっと早かったかも。
鼻たらして、のどが腫れて、吐いて、元気なくて、熱があって、
呼んでもチラッと目がこちらを見るだけで、
丸まって寝続けていたので、数日前に救急で病院に連れて行ったばかりです。

大型の公園に、犬を自由に放して遊ばせていい一角があります。
たくさん集まってくる犬たちが一緒に遊ぶスペースです。
今日は天気が悪くて、ウゴ、エドゥー、トポ以外には、
白いブルテリエという種の「ドラゴ」しか来ていませんでした。
ブルテリエにしては足が長すぎると思うのですが。

エドゥーは、この公園では「ドン・フアン」と呼ばれていて、
とにかく女の子の犬なら見ためは問わず、誰にでも挨拶に行き、
付きまとうのです。女犬(メス犬)は全部手をつけようとします。
エドゥーは名づけのときに「エドゥカード」(お育ちのよろしい、お行儀のよろしい)
という言葉の略で、エドゥーに命名したのに。
丸刈りになって、まるで違う姿になっても、
その女の子たちを全速力で追いかける姿を見て、
「おっ、ドンフアン・エドゥーが来た」と見破られてしまいました。



今日はお天気が悪くて公園にドラゴしかいなかったので、
男の子でもいいか、とドラゴと遊ぶことにしたようです。
挨拶から始まり、「一杯飲もうぜ」と水溜りに行って、飲み始めたと思えば、
二人肩を組んでそのままどっぷりつかりはじめ、温泉状態。ドロドロ。。。
社交ダンスみたいなのを踊っちゃって。

さあ走ろう!という段階でトポ合流。
走るとき以外はいつでも地面の木の実を食べ続けているのがトポの特色。
そして親分ウゴは、ひとり戦場ごっご。
普段の友達たちが誰もいなくても、
それなりに自分の楽しみ方を探せる賢い子たちです。
明日もエドゥーは病院の予約が入っているというのに、
もう連れて行くのはやめます。エドゥー元気!太鼓判押します。






だから、セビージャ好きなのよ。
(29.Mayo,2008)  


今日はなかなか充実感の感じられた日でした。
ソニアジョーンズの衣装を作る工房で働くペピーが、
セビージャ市役所の設ける格地区のカルチャーセンターで
タンゴの踊りを学んで1年生、その発表会を見に行ってきました。
タンゴといってもフラメンコのタンゴではなくて、社交ダンスのタンゴです。
旦那さんと、娘さんのタマラも一緒に通っていて、
ペピーは旦那さんと組んでタンゴを踊ると言うので見に行ってきました。
日本でもよくある発表会のようなものです。



9月から5月まで1回1時間半の授業が週に2回(夕方)、
これがカリキュラムです。
授業料18ユーロ(3000円くらい)です。全部で。1年間で18ユーロ!
これなら経済的に気軽に通えます。
ペピーのタンゴの前に、子供たちのフラメンコ、大人のセビジャーナス、
ベリーダンス、エアロビなどもありました。



先生も一緒に出てくるので、びっくり!もありました。
あるタブラオでいつもオペラ・カルメンの寸劇でドン・ホセ役で踊っている
久米宏さんそっくりな踊り手が、セビジャーナスの先生として
ステージに出ているではありませんか!
タブラオで働くアーチストたちは、こんな風に副業を持っているんですね。



セビージャ市長さんも途中から来て客席に座ってました。
仕事なのかプライベートなのか知りませんが、
ステージの人に向かって手を振っていたので、
知り合いか家族かが出ていたのでしょう。
こんなところで目の前に市長を見る(会う)なんて。。。




ここで、日本の発表会と違うところは
1、会場にバルが必ずある。飲んで食べて自由にしながら見る。
   ビアガーデン化している。
2、公園に仮説のタブラオを作って会場を設けるので、犬も一緒に連れて
   見ている。
3、入場料なし。
4、あまり深く考えていないので、ステージの背景が真っ赤なのに衣装も真っ赤にしたりしている。見えない。
5、男性が踊りを習っているのが多い。夫婦でカップルとしてステージに立つ。
6、振りを多少間違えても構わずに楽しく踊ることができる。
7、5月中旬から9月までは夏場で海に行くので、授業なし。



まだまだ探せばたくさん出てきそうですが、
全体的に、皆楽しんで踊っているので、見ているほうも楽しめます。
振り付けなんか、右だって左だって構わないんですよね。身体が踊っちゃう!
それがセビージャの人の素敵なところです。




気を揉ませる、鳥のプレゼント。
(28.Mayo,2008)  


友達とお茶してました。植物の話になって、
「そういえばグラナダのおばさんが、綺麗だから!ってことで
家の外壁を一面覆わせていた葉っぱがマリファナで、捕まってたよね」
という過去のニュースの話になりました。
「そんなに綺麗な葉っぱなのかねえ」
ということで、自宅に帰ってから画像検索してみました。

な、なんと・・・・、うちに最近巻きつきはじめた葉っぱに似てる!!!
えっ!うちにマリファナの木が住み着いた???どうしよう!!!
とドキドキしながら。
しかも早すぎる成長振りで、もう手の届かないようなところまで伸びていて、
どうせ雑草だろうと思ったのですが、緑の色具合といい、葉の形といい、
なんかかわいかったので、仲間に入れてあげようかと、
抜かずにそのままにしてあげておいたものでした。
それが、まさか・・・?

マリファナということは大麻で、この言葉を聞くと驚きますが、
ここスペインでは、吸ってもいいけれど売ってはいけないというルールです。
もともとタバコも吸わない私には遠い話ですが、
街では案外タバコ感覚で「ハシシ」の形で存在してます。
ということは闇で売られているということですね。
グラナダのおばさんじゃないですが、
もし私も自宅で大麻を栽培していたら大変なことになってしまうので、
ほとんど丸々1日かけて調べたところ、
大麻の葉は手のひらを広げたみたいな5枚葉にプラス
付け根のところに小さめの葉が2枚あって、どの画像を見ても合計7枚葉。
うちに生息し始めた葉は5枚葉。
とりあえず大丈夫かも・・・。
いったい、うちに住み着き始めたあなたは誰?
ということで、とことん検索しました。

どうも大麻の葉によく間違えられるそっくりさんの「洋麻」というものが
候補にあがってきました。同じ5枚で、成長が急速!というのが
同じです。葉もそっくりだし。
この洋麻は「ケナフ」と言って、2000年あたりから、
環境問題でテーマにされてる将来有望な選手で、
紙になる植物で、パルプの代替として起用され始めているものだそうです。
もしこのケナフだったら、秋に大きな薄黄色の
ハイビスカスのような花を咲かせるようです。

うちのはケナフかと確信しつつあった中、
ふと、セビージャのアルカサール(王宮)を入ってすぐに出てくる木、
学名「コリシア」、通称「酔っ払いの木」、日本で「トックリキワタ」と呼ばれている
大きな木の葉もこれと同じことに気づきました。こちらの秋(南米の春)に
ピンク色の花を咲かせる木です。

「オランダヅル」というのもそっくりの葉で、
これは秋に美しい紫色になるようです。

いったい我が家に住み着きはじめたあなたは誰なのでしょう。
秋ごろになればきっと正体がわかることと思います。
ご近所さんには見ないものなので、
鳥のプレゼントだ!と、嬉しく受け止めてます。
外の水道の蛇口が壊れてていつもチョロチョロ水が出ていて、
鳥たちが水を飲みに来ていたので、そのお礼なのかもしれません。
それか私が大切にしていたオリーブの盆栽の実を全部食べたお返しか。



「フアン・カルロス1世」のお言葉。
(27.Mayo,2008)  


街でこんなTシャツが売られているのを見つけました。
「POR QUE NO TE CALLAS?」
スペイン語は文の頭に?の逆さマークを付けます。
文字化けするのを恐れてここでは書きませんね。
「君ちょっと黙ったら?!」ってことです。
この文句は昨年の流行語大賞です。
しかもスペイン国王「フアン・カルロス1世」のお言葉。
チリで行われた首脳会談で、
スペインのサパテロ首相が、ベネズエラのウゴ・チャべス大統領に
前首相のアスナール氏について批判されているところ、
国王のこの一言が入ったのでした。

この言葉がその後スペイン中で流行し、
携帯電話の着メロとして出回りました。
Tシャツにもなってるんですね。



“海”は好きなのに、海のものは苦手だったりします。
(26.Mayo,2008)  


セビージャには海がない。セビージャ人は「ある!」と言う。
「マタラスカーニャ、ロタ、チピオナ・・・」と色々挙げてみせるけど、
全部お隣さんの県。そこはセビージャの植民地みたいな状態で、
セビージャ人ばかりが集まる海岸。
セビージャからは車で1時間〜1時間半も走れば、
地中海にも大西洋にも出ることができる。
これらの海岸には磯の香りと言うものがなく、美しい砂浜のビーチで、
海に入っても、海草が足に巻きついたりすることもなく、
海岸にそれらが黒く乗り上げていることもない。
高い波や海草がないと、やっぱり演歌は似合わない。

ということで、人々は海草の存在を知りません。
のり巻きを作っても「カーボン紙だ」と言ってはがしてしまいます。
デパートの食料品売り場にワカメが並ぶようになたのはまだ最近。
でも使い方もよくわからないので買う人を見たことがありません。
その辺のスーパーでは売られていません。
最近、ガリシア(スペインの北の海)産の海草を売り出していて、
それらが全国チェーンのデパートの食料品売り場に並ぶようになりました。
ワカメ、海草サラダ、などが売られています。

ひとつ珍しいものを見つけました。
「海のスパゲティー」と書いてあり、黒いスパゲティーのようなものです。
生の状態に塩がまぶされていて、
賞味期限は2009年の3月までとなってました。
なんだこれは?????
日本によくある「海の幸のスパゲティー」ではありません。
スパゲティーそのものが海のものなのです。
商品名がそうで、本物は何からできている???と思い、
パッケージの裏を見てもHimanthalia Elongataという学名を持つ
「海のスパゲティー」というもの。
海草の名がそうらしいです。とりあえず購入してみました。
日本の昆布のような香りがします。
使い方というのがパッケージに書いてありました。
「衣を付けてフライに」
「スクランブルエッグやコロッケに」
「ご飯やパスタの具に」
となってます。どれもいまいち。

調べてみたところ、「フランスやスペインの北の海で取れる海草で、
細長くパスタのようなそのままの状態で海に生息、
アミノ酸、ミネラル、ビタミンが豊富で、吸湿性が高く、
水中や干潮で大気にさらされている時も常に一定の水分を保つ」
となっていて、世界で知られる大手の化粧品会社のクリームの成分に
この海草が入ってました。

日本には無い西洋の海草です。
何か調理のいい方法を編み出さねば。。。



 




子供の世界、新しい発見。
(25.Mayo,2008)  


うちの娘はまだ8ヶ月半の赤ちゃんなので、
近所の子供たちは私を通じてわが娘と遊ぼうとします。
なので近所の子供たちがすごく友好的に私に話しかけてくれます。
塗りなおして昨日と違う色のマニキュアを見せてくれます。
小学校レベルでもマニキュア塗って学校に行っても構わないみたいですね。
「日本の子供たちは学校にマニキュア塗っていくの禁止なんだよ」と言うと、
「なんで?」と聞かれました。

厳しい規則はあまり存在していないかと思われます。
髪型なんか自由だし、髪の色だって黒、茶、金色と存在していて、
髪質も直毛もクリクリの天然パーマもいろいろと存在する国だから、
染めてるだとか、パーマだとか、一切お構いなしです。
女の子は生まれたらピアスをあけてしまうので、
女の子のピアスは普通です。
我が娘も生まれて2日目に、出生した病院であけてます。
ピアスをつけていないと「男の子?」と間違えられてしまうので。

ランドセルも存在していないので、
リュックで通ったり、カートの付いたバックを引っ張りながらの
スチュワーデススタイルで学校に行ったりしてます。
そんな自由気ままに許されているのに、
全体的に別に問題があるようにも見えません。
規制がないと、逆らおうというのもないように見受けられます。
学校にアクセサリーも付けて行っちゃうんですね。
自分で新しく作ったブレスレットというのを見せてくれました。
これがすごく私は気に入りました。
やっぱり子供の魅力です。
自分で作ったボタンのブレスレット。
いろいろなカラーボタンを糸でつなげただけの簡単なもの。
これを思いついて、それが似合うのが子供なんですよね。
こういう感性を大切にしてあげたいなあ、と思いました。

8ケ月半の我が娘、ウゴ、エドゥー、トポの3匹をいつも喜んで見てますが、
新しく購入した掃除機を、新しく来た犬だと間違えてました。
犬と掃除機が似ているだなんて、
大人にはとうてい思いつかないものなので、ドキッとさせられるのでした。
ついつい自分のものさしで全てを図ってしまうので、
子供たちを見て、話を聞いていると、
新しい発見があってなかなか楽しいです。



 




ドンキホーテのメモリアル、ロシナンテ。
(24.Mayo,2008)  


昨日の聖体祭の日に、スペインの国王フアン・カルロス1世が
セビージャに来て、闘牛場の前に新しく誕生した銅像の除幕式を行いました。
銅像は、国王の母親にあたるドーニャ・マリア・デ・ラス・メルセデス
「コンデサ・デ・バルセロナ」の騎馬像。

彼女は幼少をセビージャで過ごしてます。
その後イタリアに家族で亡命していて、ローマでフアン(夫であり現国王の父)
と、舞踏会で知り合い、お互いに一目ぼれ状態で恋愛してます。
で、現国王はイタリアで生まれてるんです。
このドーニャ・マリア(現国王の母)は、4人の子をもうけましたが、
次女は目が見えない状態で生まれ、
次男は15歳で他界するという、厳しい人生を歩んでいます。
15歳で他界した原因というのが、現在の国王が遊んで引いた銃の引き金が
命中して・・・という悲惨な事実。。。。
そして、夫のフアンは正式に国王となることなく終わっているので、
(間にフランコの時代が入るので)、
ドーニャ・マリアは、王妃になることなく終わったおかた。
長くなるので彼女の紹介はこの辺にしておきます。

闘牛好きな彼女の人生の後年は、いつもセビージャの闘牛場の特別席に
車椅子でいらしてました。
私たちが知っている彼女の姿は車椅子で、
かろうじて上半身を支えることができているような後年の姿です。
200年に亡くなってます。
銅像は若かりし日のお姿。

で、ここで豪語したいのが、
この銅像、あんまりじゃないですかー?!
馬に乗っているのは現国王の母です。わかりました。
で、この馬は何ですか?
最初見たとき、ドンキホーテの愛馬、痩せこけた「ロシナンテ」かと思いました。
遊園地のメリーゴーランドの馬にも見えます。いや、それ以下かも。
アニメの絵じゃないんですから・・・。
しかも、なんか、銅像大きすぎるんじゃありませんか?
小さく設計したのを拡大コピーでもしたかのように、間延びしてます。
私が監督だったら、即作り直し!ですが。
もう二度と撤去できないでしょうし、作り直すわけにもいかず、
あのまま行くんですね。まずいでしょー、これじゃ。どうするんですか?!
私は、これを「同時にドンキホーテのメモリアル、ロシナンテに乗ってます」
と人々に紹介していくことになるかと思います。

注>勝手な私の意見です。でも街中の人々も通る人が皆、否定的な意見です。








聖体祭からローズマリー、そして闘牛場の銅像へと続く。
(23.Mayo,2008)  


本日、聖体祭でセビージャは祭日でした。
スペイン語では「コルプス・クリスティ」という日で、
これはスペイン語「クエルポ・デ・キリスト」(キリストの体)のラテン語です。
この日は、セマナサンタから数えるので、毎年日にちが変わります。
今年はセマナサンタが早めだったので、
このコルプスも早めにやってきました。
セマナサンタの日付が流動的なんです。新年のあとの満月から数えて・・・・
と、ちょっとややこしい日付の出し方ですが。

まあ、本日は朝から人々はカテドラル(大聖堂)近辺にお出かけでした。
聖体祭の山車がカテドラルの周辺を歩くからです。
キリストの体として扱うパン(薄いウエハースみたいなもの)が
聖体顕示台に載せられ、
セビージャの守護聖人たちや子供のキリスト像などを供に歩きます。
年に一度、キリストさまが街を通って清めた、という感覚で扱われてますが、
本来のこの祭日の姿は、
今、現実に目に見えるキリストの身体としてのパン、
キリストの血としてのワイン、を家族で集まって食事をしながら再確認する、
というもののようです。
普段から何かにかこつけて、いつでも家族が集まって食事してますけど。
ご近所さんたちを見る限り、毎週のように親戚が集まって食事してます。
誰かの誕生日だとか、記念日だとか・・・。



山車が大聖堂に戻るときには、足元に敷き詰められたローズマリーの香りが
まるで大聖堂に香水を振りかけたかのような、強い香りで人々の心を洗います。
大聖堂の25個の鐘が精一杯鳴ります。鳥たちも驚いて飛びまくってます。
山車の最後が大聖堂に入ると、
軍隊たちの楽団が行進しながら大聖堂を通り過ぎます。

これらの毎年恒例のコルプスの一連の行事が終わると、
人々は帰宅の路につきますが、地面に撒かれたローズマリーの葉を拾い、
一握り持ち帰ります。
帰宅のバスの中、ローズマリーを握る人たちでいっぱいでした。
その名前は、ローズ(露)+マリー(海)で「海のしずく」からきているそうです。
水色っぽい薄紫のしずくのような花が咲くかららしいです。

ローズマリーはスペイン語では「ロメロ」と言います。
ロメロという名字の人が多い中、
人々にセビージャで「ロメロといえば誰?」と聞けば、
まずほぼ100%「クーロ・ロメロ」というセビージャの闘牛士を答えることでしょう。
数年前に引退した闘牛士でご健在ですが、
既に闘牛場前に銅像が建っている人です。
この闘牛場の銅像の話、また明日します。
本日闘牛場の銅像、ちょっと大変なことになりました。
夕方車で間の前を通ったのですが、間近で確認してきます!
報告します。大変大変。。。。









アンダルシア・パワー、恐るべし。
(22.Mayo,2008)  


最近我が家の犬たち、ウゴ、エドゥー、トポと夫が、
散歩に隣村の松林まで行ってきて、松ぼっくりをもって帰ってきます。
すごく大きくて、長さが15cmもあります。
日本の文庫本くらいの大きさです。
「自然の力でこんなに大きくなって、しかも均整がとれて素晴らしい!
ポジティブなエネルギーを持っていて、何よりのお守りだ!」
と夫が枕元に置いてお守りにしてます。
「落ちたんだから、まあ、受験のお守りにはならないんじゃん?」
と心で思いながら、茶々入れるのはやめておきました。

松林の香りというのが、この国では芳香剤や防虫剤などで使われる香りの
一番売れ行き高い香りで、
家を掃除するときにモップ拭きの水に入れる香り付け用の液体も、
一番人気は松の香りです。色は緑色。

松の実も食べます。
一般的に料理にレーズンみたいな感覚で使います。
ケーキやクッキーにも使います。
たぶん、ケーキの上に乗っかっているもので一番ポピュラーなのが
ピニョネス(松の実、複数形で使います)です。
日本は上に乗っかってるのはイチゴ(一個)がポピュラーかと思いますが。
どうでしょうか?

ある日本人が訊きました。
「こんなに松がたくさんあるんだから、マツタケたくさんあるんじゃないの?」と。
たしか、マツタケは赤松になるもので、こちらの松の種類とはちょっと違います。
なので、毒キノコみたいなものはたくさんあります。
モロッコ産のマツタケというのがあるみたいです。
でも香りが日本のには適わないようです。



 




有名になると、経歴変わったりします。
(21,Mayo,2008)  


今日の新聞で、世界に向けての日本の観光親善大使がキティちゃんになった、
という記事を見ました。
こちらでもここ数年で急激にキティちゃんグッズが増えました。
下着やカジュアルシャツなどの絵としてよく見かけます。
数年前までは、キティちゃんの存在を知っている人も少なくて、
「カティー」なんてスペイン語名で呼んでる人をよく見かけました。
日本育ちの私としては、キティちゃんにはちょっと詳しいです
なんせ私の幼い頃に誕生したブランドですからね。
初めて妹の手を引いて、自分のお小遣いを持って入った店が
サンリオショップでした。

スペイン人がスペイン人のためにキティちゃんを語った
スペイン語記事を読むと、ちょっと異議あり!です。
「1974年11月1日、ロンドンの郊外生まれ」と書いてあります。
11月1日という誕生日とキャラクター誕生の1974年って、
別個に考えないと、キティちゃん今33歳ということになってしまいます。
そして、「親しみを込めて人々に KITTY-SAN と呼ばれている」
と書いてありました。
もし33歳ならそういうことにもなるでしょうが「キティちゃん」の間違いかと
思われます。
私は「キティーちゃん」と伸ばして呼びますが、日本にいる私の母は
昔から「キッティーちゃん」と呼びます。
で、ミッキーマウスのことは「ミッキーさん」と言います。
いつも「ウィッキーさん」を思い出させます。

「キティちゃんは親善大使なのに、口がないのでしゃべることができない」
と書いてありました。
やっぱり口がないと、おすまししているみたいで、
スマイルが足りないのに親善大使が勤まるのでしょうか?

今この時代に「ピンポンパン」があったら、
私なら親善大使に是非「カータン」を推薦したいところですが。
河童、これ、日本のものですよね…
このセビージャ生活で、河童には何度も苦労させられました。
お寿司を食べに行って、かっぱ巻き、この説明をスペイン人にするのに、
スペイン人の中に河童の存在がないので、
どんなに苦労したことでしょう。絵を描くにも????ってことになって。。。
そういえば、かっぱのカータン、絵が上手だったし。。。。
みんなが書いたどんなものでも絵にしてくれました。
カータン、どこに行ってしまったのー?。。。懐かしいなあ、逢いたいよー。
キティーちゃん、カータンみたいに何かできますか?期待してます。

セビージャにはこんなキャラもあります。
フラメンコのミニーちゃん人形(手の指くらいのサイズ)は
お土産やさんで売ってます。闘牛士のミッキーと一緒に。
ちなみに裏にディズニーのロゴが入ってます。
メイド・イン・ジャーマニーになってます。
プーさんやミッキーを名乗るそっくりさんも。






「おにぎり」の番組。
(20,Mayo,2008)  


ここ数日、雲がたくさんの中の晴れ、と言う天候が続いています。
今日午後6時ちょうどの空です。

この写真を撮ったあとは、夕方の私のファボリート(お気に入り)の
テレビ番組を見てました。
ちょっと話が違いますが、先日私の知り合いの日本語を勉強中の
スペイン人が、この「お気に入り」と「おにぎり」を間違えて使っていました。
案外微笑ましくウケてしまいました。

この私のファボリートは「アンダルシア・ディレクト」と言う番組で、
直訳すると「アンダルシア・ダイレクト」。
その名の通り生放送でアンダルシア8県各土地の小さな話題から
大きなニュースまで取り扱う番組です。
同じ時間帯に他局で「エスパーニャ・ディレクト」というのもやってます。
これはスペイン全体を対象にしたものなので、
アンダルシア・ディレクトの内容がつまらないときに、
こちらにサーフィンします。

家賃も払わずに住み続けている人が、家の鍵を勝手に変えてしまって、
大家さんが家をのっとられてしまって何年・・・・ってもの。
この類はしょっちゅう見るので、申し訳ないですけどちょっと見飽きました。

今日、取り上げられていた内容のひとつに、
フラメンコのパロ(曲目)を学ぼう!ということで、
パルマを学ぶためのDVDを作成した作者が、
トマーレス(セビージャの郊外の町)から生中継されていました。
(トマーレスに住んでるようですね?ご自宅からのようでしたが。)
このDVDの撮影に14時間ぶっ通しでパルマ叩き続けたのだそうです。
そのDVDが紹介されていたのですが、いろいろな言語に訳されていて、
日本語もあったのでした。画面がテレビで流れてましたが、
きちんと日本語で映ってました。
www.flamencopalmas.com
だそうです。
ホームページは、スペイン語か英語のみでした。




経済的合理主義の波がスペインにも。
(19,Mayo,2008)  


美味しい店って重要です。
美味しくてしかも安いというのはさらに重要です。
美味しくてすごく安いのに、見栄えが悪いというのはどうでしょう?

コーヒーとケーキで1,70ユーロでした。日本円にして約250円ちょっと?
詳細は、コーヒー70セント、ケーキ1ユーロでした。
日本と比較するとどんな感じかよくわかりませんが、
こちらのバルでの値段としては破格!
ですが、ケーキの見栄えが悪すぎ・・・・。
味はすごく美味しいです。しかもホイップクリーム付。
このホイップクリームのかけかた、もっとどうにかできないのでしょうか???
傷んでいるわけでもないし安いので、文句は言いませんが、
出されたときには驚きました。
こちらでは家庭用も業務用も、ホイップクリームは
ムースの缶で売られてます。
ちょうど整髪用のムースと同じです。
出口の先が、日本のマヨネーズの先みたいな形になっているので、
ムースで出すと綺麗な模様が書きやすいようになっています。
にもかかわらず、このバルのクリームのかけ方はひどい!

コーヒーも、日本のラーメン屋さんあたりで
飲み水を出すときに使うガラスのコップにコーヒーを入れて出す、
昔からのスペインバルコーヒーのスタイルを続けているところも
最近は少なくなってしまいました。

選挙前になるとテレビで、一般人をスタジオに呼んで、
首相に直接質問できる番組というのが組まれます。
かつて、スペインの代表サパテロ氏に、
ある人が質問しました。
「今、この国ではコーヒーが一杯いくらかご存知ですか?」と。
「70セントくらいでしょ。」と答えました。
翌日、国中で「ちょっとー、見た?昨日のサパテロ、
コーヒー70セントっだってさ。ペセタの時代は終わったっつーのに!」
とせめられてました。
首相はその辺のバルでコーヒー飲んで自分のポケットの小銭で払う
なんてしないんでしょうね。
でも、サパテロさん!貴方の飲むコーヒーのバル、
セビージャにありましたよ、70セントのコーヒー(日本円で110円くらいかな)。




店員さんの言葉、どういたしまして。
(18,Mayo,2008)  

スーパーマーケットで、
フラメンコ柄の掘り出し物サンダルを購入しました。
食料品などと同じフロアに靴が売ってるのもすごい話ですが、
こちらのスーパーでは普通です。
元の値段が日本円で5000円くらいだったのが、9,98ユーロ。
日本円で1600円くらいです。
イタリア製と裏に書いてあります。革です。
セール品なので文句は言えませんが、
普段からこの国では売り場の商品はひどいもんです。
このサンダルも誰かの足の指の跡が白くくっきり残ってましたが、
ティッシュを出して軽く拭いてみると,
なんとかいけそうだったので、買いました。

街では、服を買おうとしても、売り物が汚れていたりするのは普通です。
店員に言っても「家で洗えば落ちる」と言います。
ボタンがとれていることを指摘すると、その辺からボタンを持ってきます。
自分で付けろ、ってことです。
そういうことでディスカウントをしてもらおうと試みても難しいです。
文句あるなら買わなければいいじゃん!って言い分です。
ま、これが全員ということではないのですが、ごく普通に見られる光景です。

故・三波春夫さんがスペインに来なかったからか、
「お客様は神様です」という言葉は存在していません。
カトリックの国なので、「お客様が神様???!!!なに言ってるんだ!」
なんて大変なことになってしまいます。
なので、店で物を購入してもなぜか、
買ったほうが「グラシアス」(ありがとう)と言い、
「デ・ナダ」(どういたしまして)と店員が言います。

サンダルですが、こちらではサンダルを履くときに
誰もストッキングを履きません。
男性も素足で靴を履いてます。
真夏45℃のセビージャで日本人がサンダルにストッキングを履いているのを
見たセビージャ人が
「あの人、寒いの?」と聞いてきました。
日よけの白い手袋も同様。ダブルパンチ!ってかんじです。





ニャメがにょきにょきと。
(17,Mayo,2008)  

こっちに住んでいる日本人の知り合いが、
自宅で3年がかりで作った山芋をくれました。
とろろにしていただいたのですが、
土の中で3年も育ててきたというのに、あっという間に食べられて
終わってしまうというのが残念なので、
どうも捨てきれず、端っこを水につけてキッチンに置いておきました。
再生できないかなーと思って。
特に期待もしていなかったのですが、
数日前にふと気づくと、芽を出してきたんです。
で、あれよあれよという間に芽というかつるが伸びてきて、
気味悪いくらい高速で伸びてるんです。
見ていると、動いているのがわかるんです。揺れながらの。
動きがこの目で確認できるんですよ!
時計と反対周りに頭を回しながら伸びているんです。
明日、鉢植えに変えて棒を立て、育ててみようかと思ってます。
3年後くらいに食べるために。

こちらには、もちろん山芋ありません。
ためしに辞書で探してみました。
「ニャメ」というらしいです。聞いたこともありませんでした。
存在していないのに言葉があるので、
南米のほうに存在しているのかも知れませんね。
しかし、ニャメという聞きなれない言葉ですが、
そもそもニャ二ィニュニェニョで始まるスペイン語単語って、
よく考えたらひとつも思い浮かばなくて・・・・。
スペイン語のABCのアルファベットには、
Nの次にエニェというNの上に〜がついたものが存在してます。
エスパーニャのニャがそうです。
スペイン語にはそれがあるので、パソコンなどのキーボードには
右端のLの文字の右隣に、そのエニェのキーがあります。
ここに私はその文字を打って書けるのですが、
おそらく文字化けになってっしまうので、避けます。

たしかに辞書ではエニェから始まる言葉が少なく、
Nのあとのエニェの項目は、
辞書では1ページも占めてません。
そしてすぐに次のOになってしまってます。



遠くから見守るのみ。
(16,Mayo,2008)  

昨日と言い、今日と言い、どんよりとした曇り天気が続いています。
今日は珍しく、車の渋滞というのにはまりました。
普段、交通量が多いことがあっても、
まず停滞することはほとんどないのですが、
わずかな時間ですが、サイドブレーキを引くような渋滞に遭遇しました。

渋滞にはまっていた場所は、
郊外からセビージャに入ってくる時に通る、川を渡る橋。
運転中に携帯電話で話してはいけないというルールはありますが、
カメラで写真を撮ってはいけないとは聞いたことないので、
橋に差し掛かる手前で1枚、フロントガラス越しに前方の写真を撮ってみました。

さりげなく撮った写真ですが、日本では見慣れないものがしっかりと写ってます。

その1、この道路標識、追い越し禁止のマークです。
その2、車の頭の上に「L」の字のマークの看板をつけて走っているのは
教習所の練習車です。
こちらの教習所は筆記の授業の敷地のみで、
技術のほうはいきなり路上から始まります。
なので信じられない動きをしてくれます。遠くから見守るのみ。

橋の真ん中で再び停まったので、2枚目を撮ってみました。
窓を開けて、川の写真を撮ってみました。
この川は「グアダル・キビール」という名で、
アラビア語で「大河」を表す言葉からきているそうです。
名のごとく大きな川で、スペインで2番目に長い川です。
アンダルシアを流れてます。
全長が657kmもあり、日本で一番長い信濃川でも367qなので、
信濃川の2倍近くもある大河です。
コロンブスもマゼランもセビージャのこの川を出発して出かけてます。

このグアダルキビールは、
スペイン唯一の水路交通(蛇行)可能な緩やかな川で、
大型船も海からあがってきますし、世界的なボート競技などにも使われます。



 




時と手間と心労は、金なりです
(15,Mayo,2008)  

ここ数年で、かなりセビージャの街が近代化しました。
道の両脇が駐車場というのは変わりませんが、
数年前までは、そこに駐車場管理の人がいて、
小銭を渡していましたが、
これが今ではほとんど機械化され、市役所管轄の駐車場となってます。
「ソナ・アスール」と言って地面が青いラインになっている「青地帯」駐車場。
この青いラインを地面に見ると、有料駐車場ということで、
近くに設置されている料金支払機に使用したい時間分の料金を払います。
が、マックス2時間までというのがほとんど。
営業時間は朝9時からお昼ごはん時間の14時まで。
そして午後は17時から20時まで。この空白のシエスタの時間は無料。
夜も無料で停め放題。土曜の午後、日曜日と祝日も無料。
金額は1時間が日本円で100円くらいです。
ということで、ちょっと用事とか買い物とかで出かける人が払うような目的で
存在してます。センター街やオフィス街は、その青地帯がほとんどです。
支払ったレシートを車のフロントガラスの内側に見えるように置いておいて、
それをチェックしまわる職業の人が存在してます。

この機械、お札が使えません。
小銭を用意しなくてはいけません。
で、おつりが出てこない機械です。
本日、この青地帯駐車場に車を停めました。
小銭がなかったので、近くの店に両替に行っている数分の間に罰金の
切符を切られました。
それをやった係りの人がまだ私の車のところにいたので、
「ちょっとー!今小銭チェンジにそこの店に行ってただけなのに!やめてよ!」
と言う私。私よりも半分くらいの年齢の若いおねえちゃんだったので、
ちょっとなれなれしく言ってみましたが、
「あー、大丈夫。クレームあげて罰金却下の申請すれば」
とすんなり言うし。機械で打ち込んでいるので、
その場で自動的に市役所にデーターが流れ、
自宅に書留で罰金が届くシステムです。
確かにその却下申請の手続き方法も過去にやったので知ってるし、
罰金を切った時間(係員が持ち歩いている機械で打ち込むので時間も入っている)と、
私が機械にお金を支払った領収書の時間を照らし合わせて、
「小銭を両替に行って、機械に払いに行っている間に罰金切られた」と、
却下の申請をすれば免れるのですが、
その手続きをするのが厄介なんだ!ということが、一番重要なことなのに。
理解してもらえないのが辛いところ。
「時は金なり」といって「金返せー」と言いたいところです。

皆、理由を付けて却下申請をするため、
罰金50ユーロ(日本円で1万円弱)という高い金額の罰金は、
自宅に届くときには「今すぐ払うとディスカウントで35ユーロ!」と、
値引きを大きく示して送られてきます。
こういう面倒で無駄な多種の書類手続きを、生活の中でいつもやってます。



 




馬まで木を触ってるの、見逃しません!
(14,Mayo,2008)

13日の火曜日が無事終わりました。ホッ。
日本では「13日の金曜日」というのが知られているかと思いますが、
英語圏の国やドイツ、フランス辺りでは13日の金曜日を不吉な日としますが、
スペインでは「13日の火曜日」なんです。

ちなみにイタリアでは17日の金曜日だそうですが。
スペインの場合は、キリスト教での13という縁起の悪い数字と、
火曜日という、別個に縁起の悪いもの同士がくっついたようで、
火曜日というスペイン語「マルテス」の語源、「マルテ」にさかのぼり、
この「マルテ」と言う言葉は、火星という意味ですし、
ローマ神話のマルスの神のことも表します。
このマルスの神が軍事の神で、人を死に追いやるということから、
ネガティブ扱いのようです。
スペイン語で3月のことを「マルソ」と言いますが、
このマルスの神が3月の神なので、そこから来ている言葉でしょう、きっと。

でもこんな細かいことは誰も気にせず、
単に13日の火曜日は不吉な日として人々に嫌がられてます。
その対策というか、防備というか、縁起をかつぐというか、
不吉なことが起こらない願掛けに、スペインでは木を触ります。
木でできたものでいいんです。
「木を触ろう!」と言葉にして木製のものを触る姿をよく見かけます。

13日の火曜日だから、ということではないと思いますが、
美しすぎたジャカランダ、一気に散ってます。。。。
散る姿も美しいですが。。。。
街が紫色の絨毯になってます。






あんぱんとアマポーラの関係にたどり着きます。
(13,Mayo,2008)

その昔、アグネス・チャンさんの、
「♪おっかのうーえ、ひっなげしーの、はーなでー♪」
って歌がありました。
ひなげし、英語で「ポピー」。スペイン語は「アマポーラ」です。
このアマポーラで、アグネス・チャンさん、
「♪うっらなうーの、あっのひとーのこーころー♪」って花占いだそうですが、
確かアマポーラは花びら4枚くらいしかないと思います。
やっぱり花占いは、マーガレットとかコスモスとかの方が良いのでは?

話が逸れてきそうですが、

このアマポーラは、今の時期、草原を真っ赤な絨毯に染めてくれます。
が、ただの雑草で、畑では麦よりも背丈を高くして、
全部太陽を独り占めするので農家の人には嫌われてます。
世界的にもアマポーラは、モネの絵でも知られてますし、
モネの国、フランス語では「コクリコ」と言います。
フランスの国旗の赤はコクリコの色を表していると聞いてます。
日本では与謝野晶子が歌集で
「嗚呼皐月 仏蘭西(フランス)の野は 火の色す 君もコクリコ 我もコクリコ」
と詠ってます。

虞美人草(ぐびじんそう)とも言われるようですが。
ちなみに夏目漱石の小説「虞美人草」は、タイトルを付けるときに
目の前にその花があったことからたまたまその名になったようなので、
小説の内容とは関係ないようです。
たった一つの「アマポーラ」の花をめぐって、次から次と、
世界中の話題で出てきます。

でもやっぱり一番知られているのは、あの「アマポーラ」の歌ではないでしょうか。
原曲はスペイン語ですが、いろいろなジャンルで歌われてます。
三大テノールも歌ってます。これは最高に素晴らしいです。
是非試聴してみてください。
なんと沢田研二さんも日本語で歌ってるではありまんか!
1984年第35回NHK紅白歌合戦で日本語バージョン「アマポーラ」を
歌ってる映像をYou Tubeで見ました。
無言。。。。これは特にオススメはしません。
最後に血みたいなのを噴いてましたがw)w)。よくわかりません。
私としては沢田研二さんの中では「おまえにチェックイン」の歌が一番好きです。
知ってます?かわいい歌です。サビの部分が特に。

ちょっと話が変わってきてしまったので、軌道を戻し、
なんと日本では、あの「あんぱん!」の上についてるゴマと思われるものは、
実はゴマではなくて、ポピーの種だということ、ご存知でしたか?
スペインにはもちろんあんぱんありません。
なのでどうしてもあんぱんが食べたくなった時には、
チョコレートの入った栗のペーストというのがジャムのように売っているのですが、
それをパンに付けて食べると、あんぱんの代わりにそれっぽく頂けます。






これらヒマワリには罪はありません。
(12,Mayo,2008)

4月25日のことでした。
キッチン仕事をしながらテレビのニュースを見ていると、
いきなり「今存在しているヒマワリ油は一切使用しないように!」
と政府の呼びかけ。              
テレビの画面は店頭に並ぶヒマワリ油が次々と投げ捨てられる映像。
何が起きたのかよくわからないまま、
一般人は家中のヒマワリ油を捨てました。
と同時に、あんなふうに油を捨てていいの??・・・って思いましたが。
ごみの分別されてませんし。。。。
政府も「ウクライナ製のヒマワリ油が汚染されている。
詳しいことは後ほど・・・」とのことだったので、
街中で勝手な噂が飛び交い、
「チェルノブイリの被爆ヒマワリだ」とか、言われてもいました。
が、その二日後、安全な会社名のリストが政府によって発表され、
リストに入っていない何百もの会社が怒る状態に。

とにかく国がパニクってました。
要はウクライナ製のヒマワリ油に鉱物油による汚染が確認され、
ヨーロッパに輸出されているため、あわててスペインもストップかけたものの、
国が調べたところ、
「一般消費者の手元にその汚染が届くことはないので安心していい」とのこと。
ほとんどが食品に使われていなく、
使われているものも差し止めに間に合っているので心配ないとのこと。
「4月25日以前の製造品は避けるように」と警告しました。
いったいどういうこと????って思いますよね。
安全だけど、避けるようにということは、安全じゃない?
わかりません。
ということで、街ではオリーブ油がここぞとばかりに目だって売り出されてます。

ところで鉱物油、ミネラルオイルが何なのか調べてみました。
ミネラルオイルなんて、ミネラルウオーターみたいに聞こえて、
そんな悪いものでもなさそうな聞こえですが・・・・。
「アスファルトの原料になる」とか、
「ミシン油」とか出てきました。

全体的に、ひまわりの花は、まだあと少しかかりそうですが、
一番咲きのひまわり畑を今日、撮影しました。


 




加藤さんが作りましたブーフーウーの家。
(11,Mayo,2008)


どこに住んでいるの?という会話になって、
「4つのオッパイ!」ガッハハハーと笑うおじさんがいました。
なにそれ??と思っていたら、
「DOS HERMANAS」(二姉妹)というセビージャの村に住んでいる人でした。

このドス・エルマーナスには安くておいしくてお洒落なバルがたくさんあります。
セビージャよりもこの村のほうが案外いいものが隠れてます。
で、わが娘の誕生日というか、10日生まれなので、
誕生日という1年間も待っていられず、
毎月10日の昼にドス・エルマーナスの光のたくさん射す、
安くておいしいお洒落なバルに食事に行きます。

その通り道にいつも気になる会社があって、
「カトーサン」という会社。私には「加藤さん」としか読めない。。。
マラガでプチホテルを経営している友人「加藤さん」に教えてあげたいのに、
何の会社だかわからず、いつも横を車で通ってました。
今日も行きがけに「カトーさん」を横目に。
帰り道、突然「カトーさん」の正体が!
工事現場の看板が「カトーさん」。建設会社でした。
この日記を書く前に、一番でマラガの加藤さんに写真付のメールをしました。

それにしても、この辺りの家の作り方はすごい!
ブーフーウーの家みたい?素人の作品じゃないかと思わせるような。
ただレンガを積み上げているだけです。
で、壁を塗るだけなので。
地震がないので大丈夫なんでしょうが。。。。


 




一ユーロの価値ありですか。
(10,Mayo,2008)

外のバルにいると、
小銭をもらうために次々と人がテーブルをまわってきます。
何もせずにただ「お金ください・・・」と手を出してくる人もいれば、
カーネーションの花を一輪売ろうとしたり、
コピーしたCDやDVDを売りに来たり、いろいろと。
中でもちょっと小銭をあげてもいいかな、と思わせるのが、
昔からのスタイルの、ギターを持って歌いに来る人。
案外まじめにタブラオで働けるんじゃないの?ってレベルで
ギターを弾きながら歌います。
やっぱり単発の芸なので、明るく短く、
ルンバとかセビジャーナスってのが多いですが、
あとがダントツでカマロンの歌。
カマロンの刺青してる人、
カマロンの金のペンダントヘッド(かなり大きいカマロンの顔)のネックレスを
首からぶら下げている人たちの層がそういうギターを持って歌いに来る人に
多いです。なので年齢的に40代前後、カマロンがいた時代に
現役で崇拝してた人たち。

店の前で一曲歌い終わると、
ギターの上にお金を置いてください!ということで
ギターをお皿代わりに差し出しながらテーブルをまわります。
私のいたテーブルにも来ました。
無視したり断ったりする人がほとんどですが、
本人もそういうのに慣れてるのでしつこくしません。
お金でなくてタバコを1本あげる人もいます。
1ユーロあげるから写真撮らせてくれる?
と言うと、2枚撮っていいから2ユーロは?3枚3ユーロ!・・・・
とふざけ始めてきました。
1枚でいい!ということで、写真です。
あげる金額として、1ユーロは相場を越えたかなりの大金です。
もらったほうも「おお!1ユーロだ!」と喜んでました。




手をかけてるのか、かけてないのか。
(9,Mayo,2008)


この時期になると、家の外観のペンキ塗りというのをしなければなりません。
景観をすごく大切にする土地柄、
各家庭の外壁は常にきれいに塗られている状態です。
ペンキ屋さんに頼んでしまう人もいますが、
自分で塗ってしまう人がほとんどです。
毎年きれいに塗り替えるところもあれば、
数年に一回でがんばっているところも。
長い棒のロールが街中で売られていて、
ペンキもどこでも売ってます。
暑さしのぎのために白い壁がほとんどです。

そんな中、壁を塗りなおさずに、
朽ちたまま上手にデコレーションしているいい感じの家をみつけました。
これだったら塗りなおさないでも素敵だ!と誰もが認めるでしょう。

そろそろ我が家の壁、塗らないと・・・。窓の鉄柵も・・・。大変だあ〜。




ふむふむ、セビジャーナス衣装とは異なるのね。
(8,Mayo,2008)

フェリアが終わって、セビージャは落ち着いていると思っていたら
それは違います。
現在、ロシオの巡礼真っ最中。
ここ数日、ロシオに向かって出かけるエルマンダー(信徒団体)の
出発ののろしがなり続けてます。
これはセビージャから85kmくらい(だと思う)西に向かった村、
アルモンテのロシオまで、
自分たちのロシオ像を運んで歩いていく巡礼ですが、
ただ歩くのではなく、トラクターや荷車を花などで飾って、
飲んで食べて歌って踊って・・・という共同生活をしながら
歩いて行くものです。週末に現地にいなければならないので。
フェリアよりもかなり濃度が濃いです。
この衣装が、フェリアのセビジャーナス衣装と似ているようで、
また別ものです。
歩きやすいスタイルで、丈も短か目。
馬に乗ったりもするので、機能性を重視した活動的スタイル。
フリルも少なく作業着っぽい感覚です。
汗と泥にまみれるので着替えは7〜8着も用意していく人もいます。
男性はコルドバ帽子をかぶり、上着の丈が短く、乗馬スタイルが一般的です。
男性も女性もロシオのペンダントを首からかけてます。
靴は皮のカンペーラ風ブーツ(田舎ブーツ)。

うちの隣の家のラケル(4歳の男の子アルバロと
15ヶ月の女の子クラウディアのお母さん)も、クラウディアちゃんを
近所に住む両親に預け、アルバロくんを連れてロシオに出発しました。
彼女、フェリアにもかなり気合入れてたし、すごいなあ。
昨日の新聞で、ロシオの巡礼に行く人たちは、
一人あたり約1500ユーロ(日本円で25万円くらい)、
かけているというデーター記事を見た気がします。
流し読みして捨ててしまったのですが、インパクトあったので覚えてます。

追記:ロシオ像が何かわからない人もいるかと思いますが、マリア様です。








一服の清涼剤、どうぞ。
(7,Mayo,2008)

スペイン人ってトイレを出るときに手を洗わないのが普通。
まず洗わない。

確かに手が特に汚れたということでもなければ
目に見えて汚れているわけではないのだけれど、
日本人は子供の頃から、
トイレの後には必ず手を洗うような習慣づけされているので、
手を洗わないと気持ち悪い。
目に見えないバイ菌の説明なども学校であった記憶がある。
トイレの個室から出たスペイン人とトイレの前で会ってしまった。
ベビーカーの娘の顔をなでる・・・・。
「キャー!やめてー!」と言えず、ぐっと我慢。
男性は?と思い夫(日本人)に聞いてみたら、やっぱり同じ。
男性のほうがもっと気持ち悪いらしい。

「こっちなんかトイレから出たスペイン人とトイレの前で会っちゃて、
握手するんだから、嫌な気分だよー。」と夫。
男性どうしの挨拶は握手。
女性どうしの挨拶は、頬と頬を合わせる。
いつも頬をあわせるときに、他人のファンデーションがくっついて嫌だなあ
と思っていたけれど、握手よりましか、と。

写真は、あるホテルの公共のトイレです。
生花で飾られてます。あまり水道を使う人がいないので、
比較的いつもきれいです。


天から笑いの落し物。
(6,Mayo,2008)

危機一髪で助かったのですが、
目の前の足元に「どすん」と大きな音を立てて、
大きなオレンジの実が街路樹から落ちました。

あと数十センチずれてたら頭上に・・・。
まあオレンジの実が1〜2m上から頭上に落とされても、
時期を過ぎて熟しきったオレンジで、かなりやわらかいですし、
命に別条はないと思いますが、
頭の上で割れて、髪がオレンジでぐちゃぐちゃになることでしょう。
でもこのオレンジ、大きな音をたてて落ちたわりには、
割れることなくきれいな姿を保ったまま。
夫とベビーカーの娘と一緒のときだったので、
もし娘の頭上に落ちたら大変!
市役所の植えている街路樹なので市役所を訴えたりできるけれど、
もし、これが夫や私の頭上に命中してたら、
かなりお腹をかかえて笑えてたかも。(事情が変わると対応も変わる・・・)
もし夫の頭上に落ちたなら、
次回から何かのときに「そんなことしたら、
今度はオレンジじゃなくてもっとすごいもの降ってきても知らないよー」
なんて一生使えたのに。

で、ハリセンの感覚でかなりイケたんだけどなあ。。。。
でもこういう日本の笑いのノリがスペイン人にはないので、
スペイン人だったら真剣な顔で「大丈夫か」と聞いてきたり、
まあ軽いノリでも「トマジャ〜」って掛け声かけちゃったりくらいでしょう。
私は自分で転んで一人で笑ってしまうことがたまにあります。
でも周りのスペイン人は深刻な顔して心配してくれるんですよね。
ここ、笑って欲しいんですけど・・・ってのがよくあります。




良い子は真似しちゃいけません。
(5,Mayo,2008)

日本も含め世界中の多くの国が、
母の日を5月第2週の日曜日にしていますが、
スペインでは5月第1週の日曜日です。
ということで、日本より一足先に母の日でした。
お花をプレゼントしたり、
贈り物をしたり、一緒に食事したり。
街角のいたるところに、この日はジプシーのお花屋さんが出ます。
いつでもスペインの花といえば、
母の日に限らずカーネーションです。
フェリアの時にも耳の脇に赤いカーネーションの花を一輪飾ったり、
闘牛場で、ファンが闘牛士に一輪投げたり、
いつでもちょっとした時に登場します。
お葬式の花輪も基本的に大量のカーネーションの花で作られます。
実はスペインの国家の花がカーネーションです。

私の知り合いのジプシーで、
貧しいジプシーサーカス一家に生まれ、8才のときに
パジョ(ジプシーじゃない人)に養子として引き取られた人がいます。
子供の頃、お腹を空かせて、いつもカーネーションを食べていたそうで、
今でもカーネーションの花を丸ごと食べてみせます。
カーネーションはジプシーによく似合います。
(ジプシーはフラメンコの巨匠です。
フラメンコの世界では決してさげすんだ見方はされません。
なのでここであえてジプシーという言葉を使いました。

スペイン語では「ヒターノ」といいます。
これはエジプトに仕えていた奴隷が西洋に入ってきたときに、
エジプト「スペイン語でエヒプト」から来た人ということで、
「エヒプターノ」の言葉から派生していったと聞いてます。)


 



世の中ってそんなもん
(4,Mayo,2008)

エドゥーの散髪に見習い、私も美容院へ行って来ました。
もちろんエドゥーとは別の店ですが。
一緒には行きませんが、夫も私と同じ美容院に行ってます。
それぞれ担当の美容師を違えてますが、
店長はその辺りのことも含めて、固定客のことは全部把握してます。
昨年私が娘を出産した日には、
この美容院から病室に花束が届きました。
ユニセックスの店なので、男性もこの美容院を利用してます。

さすがに男性は比較的若い人ばかりですが、
女性は年齢層とわず。
特に店内で場所が男女分かれていることもなく、
シャンプーもカットもブローも男女同じなのですが、
いつも私のほうが夫よりも料金が2倍以上(3倍近く)。
私の髪が長いから、ロング用の値段かとずっと思い込んでいたのですが、
昨年ショートにして、今では夫よりも私のほう短いくらいなのに、
ショートから毛先を整えるだけでも、やっぱり私のほうがダントツ高い。
なぜ????という疑問が生じ、店に聞くと、
男性と女性の料金が違う、と。
「どうぞ私を男と思って扱ってください」と言いたいところ。
男性のほうが頻繁に訪れるからか、
床屋さん(安い)に対しての対抗心なのか知りませんが、
どうも納得いきません。
店の人が言うには、
「世の中ってそんなもんよ。
車の保険だって女性と男性と料金違うんだから。」と。
あまり説得力のない説明だなあ、と思いながら聞いておきました。

街のジャカランダの花が満開です。
車の窓から、赤信号待ちの時に撮ってみました。




イメチェン、やりすぎました。
(3,Mayo,2008)

毎年恒例の行事の季節になりました。
エドゥーの散髪。

冬の天然セーターをもう脱がないと、
街は皆、夏の格好だというのに。。。
ということで、この時期にはいつもエドゥーは丸刈りになります。
一回の夏に数回は丸刈りにするのに、
冬はいつもあっという間に羊なみ。
毛で3倍くらいに膨れ上がっていたのですが、
実は大きさはトポと、大した差がありません。
最近、クリスマスツリーのように、
身体の毛にいろいろなものをぶら下げて、
隠し持っていたのに、もう秘密もありません。

街中の犬も、この時期には皆丸刈りにされるので、
公園で放されていると、
散髪したての日は知らない新しい犬状態になってます。
飼い主で、いつものあの犬だ・・・とわかります。



(いつもの仲良し、くっつきお二人が…)


(お前は、だ、誰だ!?と、後ずさり…。身元確認まで二時間半かかったとさ)



郷土料理、ここでもお国柄が見られます。
(2,Mayo,2008)

スペイン中にチェーン店で「LIZARRAN ・リサラン」という
ピンチョスの店があります。セビージャにも数軒あります。
今どんどん海外にも進出している人気の店です。
自分で目で見て、気楽に好きなものを選んで取って、
食べたピンチョスの楊枝の数だけ払って会計します。
ちょっと日本の回転寿司のノリです。

一口サイズのパンに具が乗っていて、
楊枝は2種類。太いのと細いの。値段が違います。
冷えたショーケースの中には随時、
トルティージャ(スペイン風オムレツ)、ケソ(チーズ)、
ハモン、ポテトサラダ、タコ、たら、サーモン、赤ピーマンの肉詰め、
などなど・・・・、いろいろなピンチョスが並び、
お皿を持って取りに行きます。
出来立ての温かい、揚げものや焼き肉などを乗せたピンチョスは、
店員がそのつどトレイを持って店内の客席をまわって歩きます。
日本人がピンチョスと言うので、私もピンチョスと書きましたが、
ピンチョの複数がピンチョスです。
一口サイズのパンの上に一口サイズの具が乗って、
楊枝で刺して留めたもの。

小さな楊枝の本数を数えての会計なので、
さりげなく隠したりして会計を少なくごまかせたりできそうなのですが、
このリサランという店は、スペインのバルセロナにオフィスを持つ店なので、
気質がまじめという土地柄、
アンダルシアでは信用し難いような、こういう自己申請型会計
がOKになっているのでしょう。
このピンチョスは、もとはスペインのグルメ地方バスク料理の
おつまみスタイル代表選手。
北部、カンタブリア地方やナバラ地方でも一般的です。




マントン、使えます。
(1,Mayo,2008)


マネキンがマントンを着てました。
フレコを首で結んでます。
背中もそれなりに。
ちょっとドレスっぽく使えるかな、と思い、写真を撮りました。
この着方は、店のおばさんが今日あみ出した技だそうです。
できたてのホヤホヤ。

マントンを衣装にするには、生地のように使ってしまって
マントンにはさみを入れてしまうと
この辺り(地元)では、かなり周りに責められます。
過去に、マントンにはさみを入れて衣装にしようとしたら、
ほとんど殺人者扱い(冗談で)。
結局やめることに。。。。

マントンはセビージャ女性の間では家宝です。
母が娘に、娘がそのまた娘に・・・。
ということで、どんなマントンでも使わなくてもとっておけ!とのことです。
マントンは1枚1枚お手製で、オールシルクの1点もの。
確かに時代とともに少しずつデザインのタッチも変わってきています。
こちらでは女性の正装にも盛装にも使います。
ちょっと寒くなったときに肩に羽織ることができ、ジャケット代わりに。
で、普通は細長くたたんで腕にかけてアクセントに持ちます。
ピアノにかけたり、テーブルのガラスの下に敷いたりするのも
お洒落です。



いう

SONIA JOHNES「セビージャ通信」に掲載の記事・写 真の無断転載を禁じます。
すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。