「CHURROS」

(31 Diciembre,2008)   

「トースト&コーヒー」というスペイン人の朝食パターン。
トーストに塗るものがバターだったり、オリーブオイルだったり、
バリエーションがあり、コーヒーもミルク入りだったりブラックだったり
パターンはいくつかあるものの、トーストとコーヒーというものは
ほぼ全員一致です。紅茶というひとも稀。

そんな中、たまには違う朝食を・・・ということで登場する
チュロス&チョコレート。
日本でチュロスと呼ばれ、ディズニーランドあたりでも存在しているようですが、
ちょっとスタイルも違うようです。
チュロスは「チューロス」と言い、スペイン語で書けば「CHURROS」です。
チュ〜と長く引っ張り、ロは巻き舌。ちなみにSは発音されず・・・。



休日の朝、お父さんたちが散歩かねてご近所に買いに来る家庭もあります。
街角にチューロ屋さんがあり、午前中のみ店を出してるところも多いです。
熱した油の中に、生地を流します。
生地は水道の蛇口のようなところから出され、
油の中で、蚊取り線香のようなスタイルで渦巻きで作られます。
油の中で大きな蚊取り線香のスタイルをしたチューロが浮き、
数十秒後にひっくり返され、A面とB面と焼かれたことになります。
日本人なら長い菜箸で、片手でひょんとひっくり返せますが、
ここはお箸の国ではないので、
小太鼓をたたく時の木製バチのようなものを左右の手に持って、
ひっくり返します。
できあがった大型蚊取り線香スタイルをしたチューロは、
はさみで切られます。出来上がり!
アツアツで食べないと美味しさが薄れます。





一緒に飲むドロドロのチョコレートが必要です。
マグカップに入った液体状のドロドロチョコレートに、
チューロを浸して食べます。
チューロとチョコレート(チョコラテ)はセットです。
チューロのみを扱う街角の店では、隣のバル(経営は完全に別)が、
チョコレート屋さんの代わりになったりするので、
袋に詰めてもらったチューロを隣のバルに持ち込んで、チョコレートを頼み、
そこで持ち込んだチューロをおもむろにテーブルに出し、

セビージャの街に一軒、特別に美味しい!
と私が思うチューロ&チョコレートの店があります。
1904年から店で、特別なことは何もしていないようですが、
味、香り、油の乗り加減、すべてが違います。



チューロ&チョコラテは、朝食だけでなく、
午後のおやつとしても親しまれてます。
そして、1月1日のカウントダウンが終わった早朝に、
チューロ&チョコレートを食べると言う習慣がセビージャにあります。




「ソパ・デ・アホ」

(30 Diciembre,2008)   

雨が続いてます。振ったり止んだりですが、雨模様です。
そして、寒い。
こんな寒い日には、にんにくスープ「ソパ・デ・アホ」。
「アホのスープ」です。
アにアクセントですから。このアホはスペイン語です。
ここアンダルシアよりももっと北に行くと、
このソパ・デ・アホの本場ですが、
ここアンダルシア、セビージャでも冬のスープとして親しまれてます。
マドリードや北部に行くと、このソパ・デ・アホにチョリソが入っていたり、
パプリカがたっぷり入っていて、赤い色をしているものが多いですが、
ここアンダルシアのソパ・デ・アホには、
白い色したマイルドな味のものも多いです。
熱々スープの中に、卵を落としています。
このソパ・デ・アホ、いろいろなスタイルがありますが、
ベースとして、にんにくスープの中に、
パン切れが入っていて、卵が落としてあれば、合格かも。
いろいろなスタイルがあります。
一番チープなものは、お湯を注ぐだけのインスタント。
あまりお勧めできませんが、話のタネに、お土産ものには
安くていいかもしれませんね。
ちなみに、インスタントスープ、スペインではコーンスープって見ないですね。
その代わりにアスパラガススープってのがポピュラーにあります。



アホのスープで思い出したのですが、
こんな話があります。
日本語を勉強している試験で、
「うってかわって」を使って例文を作るのに、
「彼は、注射をうってかわってしまった。」と答えました。
日本語って、素敵!





世界で一番美味しいといわれているコーヒー

(29 Diciembre,2008)   


先日の日本滞在で、ひとつだけ次回に残してきたことがあります。
日本に存在する世界一高級なコーヒーを、
世界一高い値段で飲むということを、滞在中に決心したのですが、
滞在後半、風邪を引いて、鼻が詰まってしまっていたので、
一杯6千円もするコーヒーを、そんな無駄に飲めないので、
次回の日本行きまでとっておこう!ということでセビージャに戻ってきました。
なのでまだ飲んでません。

スペインでコーヒー関係に勤めるスペイン人が、
「日本人が世界の最高のコーヒーを全部買い占めてる!」と言い、
それを聞いたスペイン人が、日本に行けば最高のコーヒーが飲める!
と思い込んでいるのでした。
????
ドトール行ってみましたが、別に。。。
喫茶店に行っても、別に。。。。
日本とコーヒーなんて・・・と思いきや、
ありました!
世界で一番美味しいといわれているコーヒーが日本に。
六本木のホテルのラウンジのコーヒー。
一杯5500円+税金10%で、6千円のコーヒー!
どうしたら一杯が6千円になっちゃうの???と詮索すれば、
東南アジアに存在する、ネコみたいな動物の糞から抽出するコーヒー豆
を使用しているそうです。
コーヒー豆を食べたその動物が糞をし、コーヒー豆は消化されず、
発酵状態で糞に混じって出てきて、そこからピックアップするらしいです。
そのコーヒーが世界一らしく、それらを日本が買い占めてるということです。

コーヒーに6千円も使うということに、かなりためらいはありますが、
一生に一回くらいなら飲んでもいいか、と思えるようになり、
スペインに戻る前に飲みに行こうと決めたのですが、
体調を崩し、断念。
次回まで存在していればいいですが、
日本でも、厳しい輸入チェックに引っかかった、
農薬がたくさん使われているモカコーヒーが、
日本い入ってこられなくなっているため、
日本の市場からモカコーヒーが消えつつある・・・
というニュースを見ました。
このコーヒーが、次回の私の日本行きまで健在だったらいいのですが・・・。
出なければ、バリ島まで飲みに行かねば!

スペインのコーヒーは、美味しいです。
特に銘柄にこだわることなく、何のコーヒーを飲んでいるのか、
たぶん誰も知りません。
「僕が入れるコーヒーは最高だから、うちにおいで!」
と言ってくるので、「何のコーヒー?」と聞くと、
「うちのは、メルカドーナ!」って言われてしまいました。
メルカドーナって、安いスーパーの名前です。
スペインのコーヒーは、
ブラジルよりもコロンビアよりも、
一番の輸入先、ベトナムでした。意外!
たぶん、スペイン人、誰も知らないはずです。
そして、スペイン内のコーヒーの飲まれかたは、
自宅でと、外(バルやカフェテリアなど)でとの比は、半々です。
バルでは、今、1杯のカフェ、1,2ユーロくらいが相場ですかね。
日本円で200円くらいでしょうか。
写真のカフェ・デ・インディアという日本のドトールみたいなコーヒーショップ
のカフェ、1,2ユーロです。



年末年始のセビージャ

(28 Diciembre,2008)   


年末年始というのは、いつも天気が微妙で、
毎年我が家は12月31日に日の入りを大西洋の海に、
1月1日は日の出を地中海に見に行くという行事を行っているので、
それをよく知ってます。
というのは、1月1日の日の出が見られるのが50%以下だからです。
曇り、または雨、と言うのが比較的多く、
2000年の日の出は最高に美しかったですが、その後は数年曇り続き。
12月31日に、海に太陽が沈みはじめるのが、毎年夕方6時15分。
翌日の元旦の日の出、地中海の海に太陽が頭を出すのが8時半。
昔の人、暦作った人、すごいなあ、って思います。
365日で24時間でうまくサイクル作ってて・・・。
何年たったって、1月1日の日の出の時刻は毎年同じなんですから。


霧のセビージャ。

残念ながら、スペイン気象庁の予報によりますと、
年末年始は50%の確立で雨です。
ということは、雨が降らなくても曇りでしょうから、太陽は見られないでしょう。残念。

神様もそれを知ってか、私には今回の年末年始は、仕事が入ってます。
このご時世、貴重なお仕事を断るなんてことはできませんので、
今回は日の入りも、日の出も出かけられないな・・・と残念に思っていたところなので、
心置きなく?仕事します。
そういえば、10年以上前までは、年末年始と言えば、
日本からゴルフバックを抱えた男性人たちとそのご婦人たちが、
お正月休暇をアンダルシアでゴルフ!と、たくさんやってきたものですが、
最近では滅多に見かけなくなりました。

冬の時期は午前中は霧というのも多いです。
この時期、フィエスタ騒ぎの街では、夜になるとガラス割ったり、物壊したり、
意味なく(私に言わせれば)暴れてる若者が発生します。
自宅前に停めてあった私の車の運転手側のサイドミラーも外されて持っていかれてしまいました。
安い何でも屋さんなどに頼めば、翌日以内に直してくれますが、
この人たちがまた、夜中に同じ種類の車からミラーを盗んでくるだけですから、
私としては、多少金額が高くついても、きちんと本来の店から買うか、と。
でもこの店が、クリスマス休みで、閉まり続けてるんです。
しばらくミラーなしで乗り続けてます。
案外怖いです。体を振り返って後方を見るので。駐車が一番つらいですね。

今日、郊外のディスカウント・ショッピングセンターに行ってきました。
半端ものや、売れ残りなどが半額以下などで売られているのですが、
新しい顔を発見!
ベッカム人形の山積み。70%オフ。もと値が19ユーロの70%オフなので、
日本円にして千円くらいになりますが、それでも今となっては誰も買う様子なく。
レアルマドリーのユニホームを着たベッカムです。
一緒にロナルドも売ってました。手に取る人すらいません。かわいそうに・・・。
しかも、変な顔!
ベッカム、ベッカム、ベッカム、ベッカム、ベッカム、ロナルド、くらいの割合で、
山積みの箱の名前を見ると、5対1くらいでほとんどがべッカムです。



その隣では、赤い下着が売られてました。
ここスペインでは、人からプレゼントされた赤い下着(パンツ)を履いて
年越しをするといい年が迎えられると言われがあるので、
この時期になると赤いパンツが盛んに売られます。
もうじき新年ですね。
ソニアジョーンズから、高瀬さんのカレンダーが出されたようで、
なかなか気になるところです。高瀬さんのアンダルシア風景写真、綺麗なんだろうな〜、
ここに住んでいても、欲しいなあと思います。



 



べレン

(27 Diciembre,2008)   

日本のクリスマスは終わってしまったことと思いますが、
こちらはまだまだクリスマスです。


このクリスマス時期には、街中にべレンが飾られます。
クリスマスの箱庭セットのようなものなのです。
人形は売ってるものを買ってきますが、
環境作りは各自で行います。
キリストの誕生風景を再現するものなので、
家畜小屋で生まれている風景を作り出すのが大変です。
模造紙やダンボールを使い、人形たちを置く台地を作り上げるんですね。
父のホセと聖母マリアが、誕生したキリストを左右から見守り、後ろにロバと牛。
これがベースです。たまにロバじゃなくて馬が置かれているときがありますが、
ロバです。馬じゃありません。
これが基本セットベースです。
お雛様で例えれば、お雛様、お内裏様、3人官女、5人囃子、って感じでしょうか?
さらにそこから、農場風景なので、ピースを増やして、
羊や鶏を飾ったり、農夫を働かせたり、水が流れてたり・・・、
限りなく広げることが可能です。
毎年少しずつピースを増やすことを楽しみにしている家庭もあります。



さて、このシステム、どこから来たかとさかのぼりますと・・・、
まず初期のキリスト誕生の像として、
2世紀あたりのものがイタリアのあるカタコンベ(初期キリスト教徒の迫害避難所)で、
発見されてます。
それは、聖母マリアがキリストを抱え、預言者イザヤが星を指差しているものですが。



もっと先1223年に、これもまたイタリアですが、アッシジの聖フランシスコが、
実際の人間と、生きているロバと牛を使い、キリストの誕生の風景を再現した
デモンストレーションのようなことをやってます。
これがべレンのルーツの発祥にたどり着きそうです。



その後1289年にフィレンツェ(またイタリアですが)で、白い大理石で
キリスト誕生の様子が作られてます。今ローマにそれが残ってますが。




だんだんキリスト誕生人形セットはポピュラーになっていき、
スペインに入ってきたのは15世紀のようです。
残っているものでは現在マドリードに16世紀の、
赤珊瑚、銀、ブロンズを使って作ったものが存在してます。



18世紀のスペイン王のカルロス3世は、
ナポリの王でもあったので、息子のカルロス4世に、
クリスマスの人形セットをプレゼントするために、
イタリアからスペインに持ち込み、ポピュラーにするきっかけになったようです。
もともと教会などで置いていたものを、
貴族たちが自宅に置くようになり、
19世紀あたりから、スペインの庶民の各家庭でそれらを持つようになった
という流れのようです。



イタリアから流れてきたこのべレンは、他のヨーロッパ、
ドイツ、フランス、オーストリアだけでなく、
中南米にも渡っています。
スペインのそれは、多色多彩なのが特色です。
スペイン国内ではこの時期に、各家庭、ホテルのロビー、
店の一角など、いろいろな所でべレンを見ることができます。




お久しぶりです、白色犬3匹トリオ。
ウゴです。トポです。エドゥーです。

(26 Diciembre,2008)   


よくカフェテリアで会う女性がいます。
その彼女は必ずいつも2匹の小さな犬を連れてます。
2匹とも、うちのトポ(4kg)よりも小さいくらいなので、
きっと2〜3kgくらいしかないはずです。2匹とも女の子。
「レイナ」と「テルマ」という名前です。レとテ、両方とも頭にアクセントです。
でないとテルマなんか、日本語の「だるま」みたいなアクセントで呼ぶと、
かわいくなくなってしまいます。注意。



この2匹のうちのテルマのほうは、一見ダックスフンドに見えますが、雑種。
昨年救助された犬だそうで、道端で発見されたときには、
傷だらけで、乱暴された痕がみられたそうです。
なので人間をものすごく怖がり、人が話しかけると
飼い主に震えながら飛び込みます。ハエや虫を見ても震えてます。

飼い主の女性が編んだ毛糸の服を着てます。
ちょうど私のバッグの中に、
フィルトでできたお花のバッチがいくつも入っていたので、
レイナとテルマにプレゼントしてあげることにしました。
その場で首後ろに2匹おそろいで付けてあげました。
このバッチは、よく店の店頭に置かれていたりするもので、
発展途上国の子供たちへの募金ということで、
レジに官の貯金箱が置かれていて、
その代わりに自由にフィルトのお手製バッチを持っていっていいというものです。
大きなことはしてあげられないので、小さなことをこつこつと・・・。
ということで、この手の募金を私はよくします。
で、こんな風にちょっとしたときにその辺の子や犬に付けてあげたりするんです。
自分のズボンに縫い付けたりもします。
漂白剤をたらしてしまって染みになってしまったところを隠すと同時にワンポイントです。


 


我が家の3匹は全員男の子なので、お花のバッチというわけにはいきません。
最近ご無沙汰続きの我が家のさすらい3兄弟は、今日現在、こんなかんじです。



ウゴは、写真では部屋の暖かさが伝わりませんが、
ビニールハウスの温室のような暖かさです。
ウゴは全身スキンへッド状態なので、冬は凍えてます。
「♪雪やこんこん・・・犬は喜び庭駆け回り〜♪」ってあれ21世紀の犬も同じなのでしょうか?
我が家の3匹は、「♪犬もこたつで丸くなる〜♪」って感じです。



トポは驚きです。催眠学習でしょうか?本を枕に寝てます。
しかもタイトルを見てビックリ!「疲れない体を作る『和』の身体作法」!
疲れてるんですね。3匹一緒に散歩してるので、
歩調が大変だろうなあ、と、いつも思っていましたが。やっぱり・・・。
トポはウゴの10分の1の大きさですから。



本は開いて読むものだと言うことを知らないようです。
頭に置いて眠るもの?
エドゥーもトポの本が気になるようで、
こっそりと忍び寄り、本を取ろうとしている様子を見てしまいました。
目撃されたのを知り、あきらめたようですが。

「トポ」はスペイン語でモグラのことです。
最初公園に白いモグラが出た!と思ったトポの救世主、
発見者の我が夫が名づけました。


FELIZ NAVIDAD !
(25 Diciembre,2008)   


メリー・クリスマス!
スペイン語で FELIZ NAVIDAD ! フェリス・ナビダー!

海老を剥いて手がかゆくなってます。
スーパーの魚介類売り場では、いつになく海老や蟹が並んでます。

クリスマスに企業間などで行きかうセスタ・デ・ナビダーは、
大きな箱や籠にクリスマス時期に食べる食料をたくさん詰めて、
年末のプレゼントとして出回ります。
生ハムもすっぽり1本入るほどの大きなものです。
トゥロンのお菓子や、ホワイトアスパラガスの水煮の瓶詰めや、
ワイン、チーズ、チョコレート、
この時期に料理せず、買い物に行かずに過ごせるための
合理的なプレゼント?と思います。
まあこういうのは社長さん同士などでやり合う高級お歳暮のようなものなので、
私のような庶民はけっして自宅に受け取ることなどなく、
ただ売り場のものを眺めるのみですが。
存在としては、日本のおせち料理に似てますか?
正月をキッチンに立つことなくゆっくり過ごすための食べ物として。
スペインのこの時期のセスタ、これを見ると私はいつも「舌切りスズメ」の話を思い出します。



デパートのクリスマス飾り付け、今年ようやく変わりました。
ここ5年くらい、ずっと同じ飾りつけが続いていたので。。。。
昔は、デパートの外壁のクリスマスの飾りって、
「今年はどんな感じだろう?」と楽しみにしていたものです。
が、ある年、「えっ?去年と同じ?・・・」となり、
今年もか・・・、今年もか・・・、と、ここ数年間使い回しが続いてたのでした。
どうせ今年も同じに違いない・・・と期待せずにいたところ、
今年は突然変わりました〜。これが10年位前に使ったものだったかは、もう覚えてませんが。


 

クリスマスイヴの夜、デパートは通常夜10時に閉店のところ、8時に閉店。
郊外のショッピングセンターなんて、午後3時に閉めてました。
年中無休をうたう店も例外的に閉まるのがこの夜。
タブラオも同じく。レストランやバルも閉めます。マクドナルドもですよ!
ホテルのレストランでさえ、早く閉めてしまいます。
家族が集まり、一年で一番重要な12月24日の夕食。
どんな仕事も放棄して、家庭に戻って食事をするのです。
外国人のツーリストのことなど考えてません。
中華料理に行けば食にありつけるか、という感じですね。

家族が集まり、聖しこの夜・・・状態で、
移民の外国人たちが一番寂しくなるこの晩。
いつも信号に立ってポケットティッシュを売る黒人たちは、
いつものように同じくティッシュを売り続けてます。
マッチ売りの少女を思い出させます。
サンタさんの帽子をかぶって頑張ってるので、1ユーロあげました。


 



秋から冬にかけての「セルド・イベリコ」
(24 Diciembre,2008)   


イベリア半島の黒豚たち「セルド・イベリコ」は、
秋から冬にかけて、「モンタネーラ」と呼ばれる、育成のラストスパート時期となります。
放牧して落ちてるどんぐりを食べまくる時期です。
イベリコ豚はどんぐりしか食べない!なんてたまに言う人がいますが、それは違います。
モンタネーラの時期になるまでは、飼料で育ってますし、
どんぐりの時期も、同時に地中のトリュフも鼻で掘って食べます。
鼻を痛めないように、鼻に器具をつけられます。
草も食べます。そのようにして栄養のバランスをとっているそうです。
ご丁寧に、上手に口の中でどんぐりの皮をむいて、中の柔らかい部分のみを食べるので、
人間のように手を使うことなく、皮を吐き出すのですから、すごいです!





体重100kgあたりでモンタネーラに入り、数ヶ月で150kg以上にしてしまうのですから、
どんぐりと草とトリュフは、お相撲さんの「ちゃんこ鍋」以上のパワーがあるのでしょうか???
どんぐりの香りと脂がのった黒豚の最高の肉、
これを栗でもできないか?と、黒豚のエキスパートが試していました。
「今、実験している!」なんて言ってたのが数年前だったので、
今回、彼らに会ったときに「そういえば、栗で育ててる豚、どうなりました?」と聞いたところ、
笑いながら「失敗〜!」と。
豚が太らなかったそうです。水気ばかりでダメ!と。
「えっ?!もしかしてダイエットにいいかも?!」なんて言うと、
「人間にも同様なのか、わからないけどねー。」と。
そして彼らは、栗を乾燥させて今再度トライ中。また数年後に結果を聞かねば・・・。



補足、豚は半野生(飼われているけれど野生のまま管理している状態)のため、
写真を撮るために近づいたって集団で逃げていくだけです。
ちょっと撮影用に管理人技で近づいてます。



秋冬は、木々の緑が散って、枯れたイメージがあるかと思いますが、
アンダルシアは違います。オリーブやどんぐりは葉が落ちないですし、
全く降ることのなかった雨が突然始まるため、
荒野が突然真緑になり、草が茂り、日本の新緑っぽいイメージになります。
草原が緑の絨毯のように始まるのがこの時期です。
オリーブの木やどんぐりの木の下に、グリーンの葉の絨毯が広がります。
そして、街角に焼き栗の露天が出ます。
日本の石焼き芋のようなものです。
街は冬でも、野原の冬は春を思わせる絵です。







センター街にて
(23 Diciembre,2008)   


クリスマス前なので、さぞかしセンター街も賑わっているものかと思いきや、
人はウジョウジョいるものの、店の中は意外と閑散としている模様。
いつでもレジに長蛇の列があるサラだって、レジに一人も並んでいなくて、
店の中もガラガラ。
日本で何時間も入場に並ぶと聞いたH&Mも、日本では入場整理をする警備員が7人もいた!
と報告を聞いていますが、ここセビージャでは、見てください。
どこからでも自由に何度だって入れます。
やっぱりクリシスですかねえ。バーゲンの日付が繰り上げられたのもよくわかります。
バーゲンの文字「REBAJA」レバッハを使わずに、それぞれ値引きセールやっているようです。



その近くに、新しい銅像があるのに気づきました。
どう見てもフラメンコの踊り手なので、ちょっと近づいて見てみました。
「カルメン?」と思わせる古っぽい感じなので、顔も見たことないし、
髪型も衣装の袖の感じも、ぜんぜん今風ではない。
だ、誰だ・・・!
と銅像の文字を見ました。
PASTORA IMPERIO という名前が刻まれてます。
あれっ?この名前、なんか聞いたことあるけれど・・・。でもこの女性、知らないなあ〜。
と思いながら写真だけ撮っておきました。
帰宅してから検索すると、そう、よく耳にする歌のタイトルです、この名前。
今は亡き歌姫のロシオ・フラドもよく歌ってたし、
素人の中でも、スペイン歌謡「コプラ」の世界のなかで歌われる代表的な一曲として
よく取り上げられる歌、そのタイトルが「PASTORA IMPERIO」。
彼女のことを歌ったものだったのですね。
で、このパストーラ・インペリオ(そもそも名前が昔のアーチスト!とすぐにバレてしまいます。)
なんで銅像になるほどの人なのか?と思えば、
どうも、初のブラッソを高く上げて踊るようになった人で、
バタ・デ・コーラで踊る先駆者だったようです。



銅像には2006年2月と書いてあるのですが、
2006年にここセンター街にはなかったです。
どこかから持ってきたんでしょうね。
アルバ公爵夫人からセビージャの街に贈呈と書いてあるので、
ここに移動されてきたのかな?と。



そう、このセンター街を歩いていて、面白い靴屋さんを発見!
その名が「URANKA」。売らんか〜!売らんで〜!売りまっか〜!って感じでしょうか?
漢字で書いてあるわけではないのですが。。。。




キノコ狩り
(22 Diciembre,2008)   


郊外でキノコ狩り!
こんなに人々は自由に山に入ってキノコを採って食べるとは知りませんでした。
スペインの北部のほうでは、一人あたりの制限が出されたりしてます。
でないと、無制限に持っていくようです。「一人2kgまで」という新聞の記事を見ました。
しかも、胞子を落とすように、ビニールは禁止され、籠のみ可。




私のような素人はやっぱりエスコートしてくれるマエストロ(師匠)のもと、
一つ一つ、指示を受けながらのキノコ狩り。
秋になって雨が降り、キノコが大発生!というわけです。
ひとつひとつ、師匠が鑑定してくれます。
驚いたことに、「あっ、これ、毒キノコ。これひとつで大人一人、十分死ぬ!」なんて、
平然と言うんです。
危ないじゃないの!!と思うのですが、周りの人たちは「へえ〜っ」と聞くのみ。



鑑定を受けて、安全なキノコたちを、その場で調理して食べるのが楽しいんです。
車の中に積んできた、ビールやパン、生ハム、
キャンピング用のガスボンベを出して、バーべキュー。



一人女の子が、マンモスきのこを採ってきました。
傘のような大きさ。
それにしてもスペイン人たちは、きのこ慣れしていて、探すのも上手。
すごく野性的なパワーを感じます。
やっぱりこういうところから、あのスタミナが出てくるのか・・・と思いながら。。。。



 


一番右の、白く細長いのが、その毒キノコ!であります。こわぁ〜っ。


クリシスへの経済対策
(21 Diciembre,2008)   


毎年のクリスマスの飾り付けには、その年の流行はここ最近見られまして、
ここ数年では、家の外に、
小さなサンタさんが窓から入り込もうとしているビニール製の人形を飾るのが流行っているのですが、
今年は新しい動きがあります。
キリストの誕生!ということで、赤地の布製キリスト風呂敷ポスターを飾る家庭が激増。
どういうことかと思えば、スペインにも存在する100円均一の店にあたる、ディスカウントショップで
売り出されているということです。


 

今年は、スペインも「クリシス」←英語のクライシス(日本では「不況」という言葉で言われてますか?)
このクリシスのため、政府の対策として、
毎年1月7日から始まる冬のバーゲンを、今年に限って、1月2日から開始するということです。
どういうことかと言いますと、
この国は、クリスマスのプレゼントは1月6日に渡されます。
この日のために、早々と人々はプレゼントを購入し、
ラッピングし、隠し持ち、1月6日に渡すのですが、
その日が終わって、翌日の1月7日から、国を挙げての冬のバーゲンが始まるというわけです。
が、このクリシスのため、国民の購買力が激低しているため、
1月2日の新年早々からバーゲンにすれば、クリスマスプレゼントをバーゲンで購入することができる、
という例外的な政府の対策です。
果たして1月2日以降、6日までのこのこの4日間、街がどのくらいパニックになるのか見ものです。
パニックになるくらい、購買力が増えるものなのでしょうか。
ちなみに、セビージャの観光モニュメント、ヒラルダの塔を含む大聖堂の、
この12月の観光入場者数は、いつもの12月に比べると、50%以下の入りだということです。
やっぱり世界的な「クリシス」なのですね。不況。この不景気のことを
スペインではひとこと「クリシス」と呼ばれてます。今年の流行語大賞のようなものです。





愛しい「COMIDA DE EMPRESA」
(20 Diciembre,2008)   


日本でも、年末になると「忘年会」という名で職場の仲間たちと食事しますが、
スペインにもあります。「COMIDA DE EMPRESA」と言いまして、
直訳すると「会社の食事会」ですが、これは12月に行われ、
まさに日本の忘年会です。

ソニア・ジョーンズのセビージャの工房のメンバーの忘年会、
私も含め、女5人。
女が3人寄れば姦しい!ですが、5人も女が集まればパワーアップして、
2乗したくらいになります。

姦×2のメンバー紹介!
まず、デザイナーのマリナ。
先日日本に行ってきたばかり。
今日の出陣に、メークアップ・アーチストとして、
仲間たちに化粧を開始。


 

パキは、5年前にだんな様が他界し、未亡人。
実の父を先月亡くし、長期の介護生活が終了したばかり。
悲しさと安堵が混じって複雑な心境の年末。
はじけたい!と密かに思っている様子。

パキの娘、ロシオ。
セビージャ大学の薬学部に席を置きながらも、
2足のわらじを履くデザイナーの助手。
薬剤師の資格を取得しても、フラメンコ衣装製作の世界に
生涯携わると周囲が100%確信している女性。
彼氏もいなく、単調な生活の毎日にちょっと刺激がほしい!とお出かけを楽しみにしている状態。

ペピ。
だんな様が、ものすごく嫉妬深く、決して彼女が外に一人で出ることが許されず、
いつでもだんな様が同伴。
唯一、長年のご近所の友人パキとのみ、信頼感から外出が許されるということで、
今日はパキが一緒だし、羽を伸ばそうと意気込んでる様子。
成人した2児の母。

そして私は、こんな平々凡々なセビージャ女性たちの、
浮かれて楽しそうにしている小さな幸せを見ながら、
一緒にその空間にいられて幸せを感じているのであります。

おっ、今年は5人だ!去年は7人で2台の車で出かけたのに、
今年は1台で全員乗れる!
とうことで、通常昼3時までの工房は、本日特別1時間繰り上げ。
2時にて終了。そこからメークアップをはじめ、
いざ出陣!
こちらの女性は、お化粧をしない人が多く、お化粧をすると旦那さんが、
「化粧なんかして、どこに男を引っ掛けに行くんだ!」なんて嫌がられたりするケースをよく見ます。
日本では、お化粧をしないで接客することが失礼にあたったりすることもあるというのに。。
スペイン人、お化粧しなくても十分に濃いですからね、感覚が違うんでしょうね。
最近の若い世代では、普通にお化粧する女性が増えましたが、
今でも仕事で一緒になった女性が突然化粧して現れ、
「今日はどうしたの?」と聞くと、
「だんなのほうが朝早く出て行って、今日は夜遅くに帰ってくるから、バレないから。
お願いだから夫には言わないでよ〜!」なんていう会話が成立してます。

郊外のレストランへ出かけました。
昼3時半からの昼食。
大企業ではないので、食事はごくシンプルに、
ただ笑って笑って、喋って、食べて。



まず、小さなパンにサルモレホ(ガスパチョをもっと濃厚にしたかんじのもの)を塗って
生ハムを置いたオードブル。
一緒に、闘牛の尻尾を煮込んだシチューのコロッケも。
このコロッケにはパプリカのソースが付いてきました。ちょっとすっぱいかんじ。



そして小ぶりのジャガイモが皮ごと焼かれて出てきて、塩を振っただけの状態。
その料理名は「しわしわジャガイモ」。
粉ふきイモと比べると、皮がついていることの違いで、
かなりワイルドな美味しさで味わえます。
日本人なら、シンプルに塩だけで十分ですが、
スペイン人はさらに濃厚なソースで攻めます。
ソースといえば、モホピコン。
面白い名前ですが、こういう名前です。



オリーブオイルたっぷりの中に、擂ったニンニク、香辛料などがたっぷり入った、
ギドギドのソースです。
このソースは、焼いた肉のソースとしてスペイン内では独占権を持った(ようなもの)?ソースです。
焼肉ソースといえば、モホピコン。これに限ります。
自宅で作ったりします。



一人前の肉の量をどうぞご確認下さい。
これが、普通です。

一年に一回のこの食事会、平凡に暮らす女性たちの小さな幸せです。



怒りつながり
(19 Diciembre,2008)   


たぶん人生で一番の長電話というのをしてしまったと思います。
この年齢にして・・・。
携帯電話で12時間!しかも電話の相手(友人♀)は金欠ということで、
こちらからかけなおしてあげてるので、電話代は私持ち。

夕方6時くらいに私の携帯電話が鳴りました。
私の住むここセビージャとは車で3時間ほど離れた街に住んでる友人からでした。
しばらくぶりなので話しはじめると、なんだか????という感じで。
実は・・・と始まって、身の上相談になっていきました。
友人夫婦、その家族、みな知り合いなので話は早いのですが、
私の娘と同じくらいの年齢の子供がいるので、
よく育児の話などで電話しあう仲でした。

「夫が子供を連れて実家に帰ってしまったまま戻ってこない日々が続いてる・・・」と友人。
裁判沙汰になってると言い始めたのです。
夫にあたるAは、それはそれはマザコン!
マザコンという言葉はこの国には存在せず、
どちらかというと、それが当たり前っぽく、お母さんにべったりというのは多い話です。
ただこのAのケースは異常で、30歳も半ばを超えてるというのに、
しかも結婚しているのに、お母さんが一日何回もAに電話してきて、
「ちゃんと食べてるのか?何食べたか?」とか聞いてくるんです。
それは私の友人も我慢していたところ、
友人とAが結婚して、子供が生まれてから、ことは狂ってきたようです。
孫がかわいくて仕方ない・・・・。孫を育てたい・・・・。
孫を離したくない・・・・。
これがエスカレートして、
孫を毎日見に来るようになり、実家に連れて帰るようになり、
実の母(私の友人)に戻したくない・・・という日々が続き、
毎日孫と別れるのに、半ベソかくようになり、
とうとう、実の息子をうまく言いくるめて、ほとんど誘拐状態です、孫を自分のもとに
囲ってしまいました。

ここで情けないのがAです。
お父さん、お母さんのもとでは何もいえなくなってしまうA。
どうしてしまったA・・・。
母を悲しませたくない、というA,
妻を悲しませても、母親を悲しませたくないというのか。

警察、弁護士を使って友人は動き出してますが、
実の父親にあたるAが子供と一緒にいる限り、
母の元に強制的に取り戻すことができないのだそうです。
つまり、父親にあたるAが、一緒に子供といる限り合法だということです。

Aは友人に子供の声を聞かせてあげようと携帯電話で友人に電話してきます。
すると後方で「誰に電話してるのか!切れ!」とAの父。
「あ、ごめん、もう電話切らなくちゃ」とA。
情けないったらありゃしません。
父は愛する妻(Aの母)のために、いくらお金をかけてでも子供の親権を
買い取る!(←こういう言い方をしているそうです)と言い切ってるそうです。
これがまた、ちまたでも有名な、ちょっとした金持ちの家庭で・・・。

Aの、友人に対する愛情はある!けど、両親を悲しませることができない・・・。
「じゃあ、妻を悲しませてもいいのかあぁぁぁぁー!ばか者ー!」と言いたいのですが。

突然、孫を誘拐されたように手元から奪われた友人は、
電話で12時間もノンストップで私に言ってくるのでした。
裁判といっても、クリスマスが挟まるので長引くことになりそうです。
同じ年齢の幼い子供を持つ母の気持ちとして、
彼女の苦しみを黙って見ていられません。
私は多分、法廷でいくつもの証言をすることになると思います。
友人が、ごく普通の一母であり、育児も普通に行っていたことなどを証言しなければ・・・。
そして、結婚前からAを知っている私としては、
いかにその母が子離れできず、Aも母親依存症であるかも言わなければ!

で、こらがまたAという男は、こころ優しいいい奴でもあるんです。
でなければ結婚も成立していなかったでしょうし。。。。
まあ、よその夫婦間のことは他人がとやかく言うことでもないでしょうが。

漫画やドラマのような話ですが、事実です。
狂った事実がすぐ目の前にあります。
この手の話、実はそんなにまれでもない、といいますか、
周りで嘘でしょ???!!!というような話、よく聞きます。


 


今日の写真は、狂ってる・・・ということから、
真冬のバラ、と、
デパートのクリスマスイベント広場の嘘でしょ???と思わせる、
キティと白雪姫を。
スペイン一番の大型デパートの広場ですからね。違法じゃないの?
サンリオとディズニー、きっと怒るでしょう。






いろんな警察
(18 Diciembre,2008)   


町の中心のショッピング街に出るには、
今では車で簡単に乗り付けることができなくなり、
最近は、車を停めて路面電車に乗って出かけるようになりました。

それが今日、路面電車がストライキで動いていなかったんです。
こうなると、違うルートで街に接近しなければならないので、
駐車したのに、また車に戻り、
別の道からセンター街に車で乗り入れようと試みたもの、
どこの道にも警察が立っていて、
一切一般車をセンター街に入れないようにしています。
クリスマスの買い物ラッシュ渋滞を避けるためです。
が、もうセンター街を取り囲むように、
警察に入れてもらえなくて、右往左往の車でさらにもっと渋滞。


 

ショッピングセンターの周りや、商店街の付近には、
このクリスマスの買い物客が増える時期に警察が立ちます。
まじめに交通整理をしている警察もいれば、
二人並んでおしゃべりしているのもいますが。
この警察は地方警察。
スペインには警察3種類ありまして、パトカーも3種類あります。
ちょうど今日、3種類のパトカーが同じところに停まっていたので、
写真を撮ってみました。
3種とは、@国内の転勤もある国家警察、
Aフランコの時代に作られた保安警察は軍隊の性質を持ち、街道や空港を主に管理し、
B地方警察はその街の警察で、土地ごとにパトカーのデザインも違います。



この3つ目の地方警察は、今年2008年にセミヌードカレンダーというものを発売したという、
なんと斬新な警察官たち。
セビージャの警察だけでなく、全国各地、複数の土地の警官たちが、
セミヌードカレンダーというものを出してます。土地ごとに警察の名で。
上半身が裸だったり、後姿のお尻が出てたり、いろいろとあります。
大体日本円の1200円くらいで売られ、
そのお金はガン協会に寄付されたりしてるようですが。
2009年も作ってるようです。いったいどういう人たちが、どこに飾っているのか
まったく想像がつきませんが。
そういえば、バルで見たこともあったような・・・。

どんなものか想像つかない!見てみたい!というかたのために、
メーキングフィルムがこちら↓
http://jp.youtube.com/watch?v=ZXkArACejJE

セビージャの警察の作品はこちら↓
http://www.20minutos.es/galeria/1697/0/0/calendario/policias/sevilla/

本当は、一番キョーレツなのがpintoというマドリードの郊外の街の警察のものなのですが、
ほとんどポルノの世界なので、もし見てみたいかたは、
policia calendario pinto で検索できると思います。
鼻血出ないように気をつけてください。
なお、これらは決して私の趣味でも、ソニアジョーンズの趣味でもありませんので。(笑)
また明日。




5年ぶりに日本へ参上
(17 Diciembre,2008)   


セビージャ通信、ほぼ毎日更新!と、うたっているにもかかわらず、
一ヶ月ほど休んでしまいました。
今日からまた復活します。
言い訳がましく、その間何をしていたかと言いますと、
先月はここセビージャで、来年のための日本のテレビの撮影の仕事で
朝から晩まで動いてました。
そして今月になって、5年ぶりに日本へ参上したのでした。

その5年前の帰国というのは妹の結婚式がディズニー・シーであったので、
春先のゴールデンウイーク中で、ここでも仕事が忙しい最中、
妹の結婚式のために1週間ちょっとの滞在のみで帰国したので、
日本をほとんど見てません。
さらにその5年前(今から10年前)にも一時帰国してますが、
そのときは日本でスペイン文化交流週間があって、
スペインの文化人たちと日本へ行ってます。
ほとんど私のプライベートの時間もありませんでした。
文化人ですからビジネスマンではありません。英語を話しません。
これはつらいです。
最高の接待ということなのでしょうか、
スペイン人たちはホテル・オークラに宿泊を用意されていましたが、
ホテルの従業員にスペイン語を話す人は当時ゼロでした。
一人もいないのです。
こうなると付きっきりの状態で・・・。
「真珠を採りに海に行きたい!」と言い出すスペイン人。
日本の海に行けば真珠が転がってるとでも思ってる様子でした。
不思議にも、ホテルの地下の売店はオール真珠やさん。
日本って真珠の国だったのだ・・・と再確認。
当時のメンバーには、今は亡きノーベル文学賞作家の
カミノ・ホセ・セラ氏もいました。彼は日本のタクシーのドアが
自動で開閉するのを何よりも驚いてました。

ま、これらは10年前のスペイン人たちの話なのですが、
そんなこんなで私も生粋の日本人でありながら、ほとんど外国人状態。
ほぼ10年ぶりの日本でした。
今回も同行したスペイン人たちがいまして、
ソニアジョーンズのデザイナー来日!ということで、
セビージャから一緒に行ったのでした。

成田からが、驚きの連続です。
セビージャからマドリードへ新幹線。
飛行機でも可能ですが、冬のセビージャの朝は霧でフライトの遅れが多いので、
新幹線を選びました。
マドリードからパリ、パリから成田、と、時間にして24時間の旅でした。
飛行機で成田に乗り入れたほとんどの乗客が日本人。
今までセビージャに住んでいても、いつでも無所属の感覚だったのが、
日本人の中に混じって「あ、私はここの所属だ〜!」と親近感を覚えたのもつかの間、
空港に到着すると、皆快速の歩調で空港内を歩くので、
私たちは気づくと空港内の廊下にポツンと残され、
最後に歩いてくるパイロットたちにも「ありがとうございました」と会釈されながら
追い抜かされ、このスピードについていけないかも・・・と察したのでした。
成田から電車に乗ると、「線路の近くに家がある〜!」とスペイン人に言われ、
「スペインは日本の面積の1,3 倍あるけど、人口は日本の3分の1だからねえ、
日本は土地がないのだよ!」と説明。
地下鉄に乗れば、和服の女性の姿が。
「着物を着てどこに行くんだ!」と聞かれてしまったのでした。
和服は祭り衣装とは違うのだけれど、フェリア衣装と同じ感覚で思われていたのでした。

滞在中は、どこに入っても、トイレにカメラを持っていくスペイン人。
ウォシュレットの写真、コレクション状態です。
カメラのビデオで撮ってきたものを見せられて、
トイレの蓋が自動で開閉する状態を爆笑しながら見せてくれるのでした。

帰国間際になって、ウォシュレットをセビージャの自宅に付けたい!と言い出し、
これは困難であるということを過去にも聞いたことがあるので、
スペインに出回っていない理由があるはずだから・・・と言うと、
「なぜだ!」と引き下がる様子なし。
結局、ヨーロッパの硬水国は石灰分も多く、
細い管を詰まらせるので向いていないということもわかり、
断念してもらうと、
帰国してから再度、「だったらビデは使えなくてもいいから、
お尻が暖まるのだけ使えばいい!自宅に取り付けるー!」と
張り切ってます。
次回のデザイナー来日の際は、ウォシュレット購入!になりそうです。
自動的に取り付作業の通訳、私じゃないか!うっ、気が重い。。。

私が日本で撮った写真は、ほとんどないのですが、
和服の女性が持っていたバックが、マントンの生地だったので撮らせてもらいました。

あと、スペインにはない、都会の夜景を見たビルの中に飾られていた
りんごのクリスマスツリー。
セビージャに戻ってからすぐに見た、ショッピングセンターの、
水玉座蒲団のクリスマスツリーと一緒に送ります。



今回の日本滞在で、一番感じた日本の文化は、
帰国の飛行機の食事に出てきたお稲荷さんとガリの境目に敷かれていた
緑のプラスチックの葉っぱ。ギザギザしたやつ。
経費削減とともに、何でも食べられるもので代用されている時代に、
お寿司などに使われる緑色のあの偽者葉っぱが今も使われていること、
すごくうれしく、懐かしく思いました。
「やあ、君、元気だったか!」ってかんじで。
レタスで代用されてしまう時代が来ないことを祈りつつ。。。。

ということで、またセビージャに戻ってきているので、
ほぼ毎日で、更新して行きます。

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